Master 新春特別企画・番犬のお仕事
キィ、と軽いブレーキの音を立てて、黒塗りのセダンが鳴鈴学園の裏門に止まる。
前後のドアが開いて下りてくるのは、黒服の男達。
「ここにあれを拾ったガキがいるんだな?」
「そうらしい。だがここにはあの<コンポーザー>をやったオーヴァードが潜伏しているらしいぞ」
「構うな。今回の任務はあれの奪還だ。さっさと済ませて撤収する」
「全く…輸送班の尻拭いとは、やる気が削がれるな」
そう言って歩き出した三人の男達は、前回の失敗―――正面から入り込もうとして世紀末覇者に指先一つでダウンさせられた――
―を踏まえ、裏口からこそこそと侵入しようとする。
そこに―――ざ、と立ちはだかる、黒いスーツの男が一人。
「ここから先に、お前達の進む道は用意されていない。お引取り願おう」
眼鏡をかけたその男は、隙のない視線を侵入者達に向ける。
「何者だ貴様! 我々の邪魔をするつもりか!」
「―――警告はした。それでも先に進むというのならば」
そして男は眼鏡を外す。主の日常を乱す者を、殲滅する為に。
「平穏という名の玉を傷つけ、神聖なる学び舎を汚す無礼―――その身を持って贖うが良い」
G M と、いうわけで、新 春 特 別 企 画ー!! はい拍手拍手〜!
一 同 わー!!(ぱちぱちぱちぱち)
G M 企画名・「 三 崎 の 恐 ろ し さ を 味 わ う が 良 い 」―――!!!
一 同 ぎゃ―――――!!(悲鳴笑)
苺 花 何をやりたいのかは解った、解ったけど〜!!(笑)
史 明 すいません本当ごめんなさい! あんなキャラ作っちゃってごめんなさいー!(笑)
G M はいこれ、この前皆に作ってもらった敵データ。矢作どうする? 三崎やりたい?
史 明 んー、寧ろ三崎にやられたい(笑)。
G M そ? じゃあ三崎のキャラシー貸して。真琴こっち(マスター側)おいで、三崎の戦いっぷりを見物しなさい。
真 琴 うん、でも皆はどうするの? そのデータは?
苺 花 この前GMに、唐突に「一人ずつデータ作ってくんない?」ってシート渡されて、作った子なのこれー!
G M はいそれじゃあ戦闘やるよー。イニシアティブ一番早いのは?
史 明 三崎(即答)。エンジェルハイロウっ子が16だけど。
G M 三崎は19(笑)。
京 也 うん、解ったー(涙)。
苺 花 <戦いの予感>とっとけば良かった〜!!(一同笑)だって何に使うかなんて解んなかったんだもん〜!
G M 侵食率は全員100にして、リザレクトは使えない状況にしよう。それじゃ行くよ。目標はダイスで決めよう
(ころっと)エージェント「天使」。
苺花→天使 にゅっ!!?(悲鳴)僕、何も使えないまま、終わる、よ…?
三 崎 うん(きっぱり)。マイナーで<完全獣化>、<鬼の一撃>だけ使って白兵攻撃。「天使」は自分のスピードに
は自信があったのだけど、目の前の男は君の予想を遥かに超えるスピードで動いた。
天 使 「早ッ!!」(笑)
三 崎 行くよー(ざららざららざらら)達成値21。回避して?
天 使 肉体1なんですけど!?(ころっと)…3。(一同笑)
三 崎 ダメージが(ころころ)15点。
天 使 …逝った。「母さん、俺、母さんの誕生日にはぐあああああっ!!」(一同笑)
G M エージェント「天使」は、立ちはだかった獣の拳の一撃で、何が起こったのかも解らないまま崩れ落ちた。
天 使 「母さん、俺、俺…」ぱたっ。もう終わったから私もそっち(マスタースクリーンの裏)行くー(笑)。
G M はい次、エージェント「雷」。
京也→雷 えーと、自分で使うのなんて考えずに作ったからなぁ…<ガンマウント>ってメジャーアクションだから、武
器取り出しておしまい、になると思うんですが!?(笑)
G M ん、じゃあ次(笑)。エージェント「人形」。
史明→人形 えーと、<さらなる波><疾風剣><オールレンジ>で白兵攻撃! 生みの親なんだから一矢は報いたい!
(ころころ)19!
三 崎 <見切り>で回避。(ざららざららざらら)ん、避けた(笑)。君の放った攻撃は、一歩横に歩かれるだけで避
けられた。
人 形 あっくそー本当悔しい――――っ!!(笑)
G M 悔しいだろぉ!!? 解るかこの気持ち!(笑)じゃ、次のターン。「人形」に攻撃。
人 形 よっしゃあじゃあ<異形の踊り>行きますよ!?(ころころ)…18。
三 崎 <浸透撃><獣の力><さらなる波><鬼の一撃>で攻撃。(ざららざららざらら)34の、ダメージが(ころ
ころころ)22点。
人 形 無理無理無理!(笑)チリになってるよ!
G M じゃ「雷」どうぞ。
雷 やれと?(笑)もう好きにしてって感じなんですが。逃げてもいいかなぁ?
苺 花 逃げるの? 速いよアイツ?(笑)
史 明 キュマーンの超エリートですから(笑)。逃げてもお前に未来はないぞ?
雷 ダヨネ。<シューティングシステム>で攻撃。(ころころ)22。
三 崎 (ざららざららざらら)うん、とんっと一歩で避けた。
苺 花 うわぁ、クリティカル値とか関係ない、10三つも出てる(笑)。
G M では、エージェント「雷」。信じたくないだろうけど、これが現実だ。慄く君の前にじりっ、じりっ、と近づい
てくる獣の姿が、君の見た最後の光景だった(一同笑)。
雷 あ〜〜〜〜〜〜。(断末魔)
三つの黒い塊が、処理車によって運ばれていく。
何事も無かったかのように、三崎はネクタイを直し、眼鏡をかけた。
ふ、と校舎を見上げ、
「後は、貴方達のする事です」
それだけ言うと、ゆっくりとだが迷いのない足取りでその場を去っていくのだった。
真 琴 カッコイイけど怖ぇ―――!!(笑)
史 明 自分で作っといてなんだけど、三崎本当キモいね(笑)。強すぎ。
G M 解ったでしょ? 今後、模擬戦やるときも「三崎使っていいスか?」とか言わないように(笑)。
史 明 あい、もう言わない。
苺 花 それを思い知らさせたくてやったのか?(笑)
G M いや、そんだけじゃなく、次回の布石も兼ねて。
⇒Climax