Middle07 下手な鉄砲は数を撃っても当らない
G M シーンプレイヤーは苺花ー。時間は放課後、携帯が着メロを鳴らします。基子の着信だね。
苺 花 はーい取りまーす! 「もしもし、トコちゃん?」
基 子 「苺花? 今大丈夫? …体育祭の準備は、進んでる?」
苺 花 「(ちょっと考えて)…ん〜、まぁまぁ、ね」(苦笑)
基 子 「何か、あった?」
苺 花 脅迫状の事は、言いかけるけど黙っておく。「ううん、滞りなく。トコちゃん、仕事は順調?」
基 子 「ん…うーん…(苦笑)。…やっぱりちょっと、体育祭には行けそうもない、かな」
苺 花 「あぁ、気にしないで! 絶対一位かっさらって行くから期待してて!」(笑)
基 子 「うん…楽しみにしてる。…最近何か、この間の仕事以外にもごたついていて…ちょっと聞いてくれる?」何だ
か愚痴りたい気分らしいよ。
苺 花 「うん、いいよっ」
基 子 「実は…最近この町に、見慣れないオーヴァードが複数人いるのが確認されているの」
苺 花 「見慣れない、オーヴァード…? どんな人、とかは解ってるの…かな?」
基 子 「…多分、ファルスハーツのエージェントだとは思うんだけど。実は一週間前、この辺りで事故があったらしい
の」
苺 花 「事故?」
基 子 「トラックとバンの交通事故なんだけどね。それを起こした車がファルスハーツのものだったらしくて、その時
に紛失した『レネゲイトクリスタル』を探しているとか何とか…」
苺 花 「…レネゲイドクリスタル、って?」ごめん、プレイヤーも知らない(笑)。
G M 基子は「ああ、ごめんね」と言って、レネゲイドクリスタルの説明をしてくれます。体に埋め込むと肉体に同化
して、レネゲイドウィルスの力を強力に引き出すことが出来る石です。
苺 花 デレレデッデレー、「インスタントオーヴァードー!」みたいな感じなの?(一同笑)
G M うん、まぁ近い(笑)。全員が全員使えるわけじゃないんだけど、研究資料としてFHで保管してたものみたい。
基 子 「運んでいたものは、失敗作だったらしくて、エフェクトの使用が出来ても、<ワーディング>や<リザレクト>
のような基本的な能力が使えないんだけど…それでもFHはやっきになって探していて、それを追うのがもう、
大変で大変で…」(ぐったり)
苺 花 「何か、わたしに手伝えることないかなぁ?」
基 子 「(はっとして)ああ、ごめん。苺花は気にしないで、体育祭の準備の方を頑張って?」
苺 花 そこまで聞いちゃったら、何か手がかりになるものをと思って…「あのね、トコちゃん? 今うちの学校の近く
に、不審者の目撃情報があってね?」
基 子 「(真面目な声になって)うん?」
苺 花 「わたし、放課後学校で、あったの。その不審者に」
基 子 「! 大丈夫なの? 怪我とかしなかった!?」
苺 花 「うん、それは大丈夫。でね、全力疾走で追いかけたのに、逃げられちゃって…」
基 子 「苺花から逃げ切る…どんな能力の持ち主なの?」
苺 花 「袋小路まで追い詰めたら、壁に手もつかずにジャンプして飛んでいったの!」
基 子 「かなり高い身体能力の持ち主ね。解った、こちらの方で調べてみる。もしかしたら、FHのエージェントかも
しれない。他に特徴は?」
苺 花 「見慣れない学校の学生服を着てる、同じ年ぐらいの男子生徒。こっちには藤倉も矢作もまこっちゃんもいるか
ら、何か気づいたらすぐ連絡するね?」
基 子 「解ったわ。こっちでも何か解ったらすぐ連絡するから。皆にも気をつけるように、伝えておいて。じゃあ、一
旦切るから」
苺 花 「任せといて! それじゃ、お仕事頑張ってね?」
基 子 「ありがとう」ぷつ。
真 琴 そこで登場します。いつのまにか現れて、音も立てずに教室のドアを開けてじっと苺花ちゃんの背中を見ている
(一同笑)。
苺 花 何気なく振り向いてびっくうう!ってなる(笑)。「ま、まこっちゃん!? いつからいたのっ!!?」
真 琴 「ふ……。話は全て聞かせてもらった」(にやり)
苺 花 「ええっ、電話なのに!?」(笑)
真 琴 職員室で聞いたことを苺花ちゃんに話します。かくかくしかじか。
苺 花 こっちも情報交換しつつ…「南里先生に撃退される程弱いFHのヒトって…」(笑)
史 明 だって世紀末覇者ですから。指先一つでダウンですよ(笑)。
G M 南里先生のクリティカル値常に5だから(一同笑)。
京 也 強ぇ―――!!(笑)
G M チョーピュアブリードだから。ピュアピュア世紀末覇者(一同爆笑)。
史 明 世紀末覇者ひとりはプリピュア!!?(爆笑継続)
真 琴 「まぁこれで、二つの線が繋がったということですな。事故の状況を、もとさんに伝えておいて欲しい」
史 明 じゃあそこで出ていいですか? 事故の話も聞いたところで、三崎の真似をしようとして窓から登場(一同笑)。
「話は全然聞こえなかったからチョー聞きたい!」ちょっと失敗して中に入りきれずにぷるぷるしてる(一同
爆笑)。
苺 花 とりあえず、真琴と二人がかりで教室に引っ張り込む(笑)。「矢作、矢作!」
G M ちなみに下から支えてる三崎がいました(一同笑)。
史 明 「その事故を起こしたのって、ブラックドックのエフェクトじゃないかしら。俺は使えないけど、機械を操るこ
とが出来る能力があるんだ。それを使えば車を操って事故を起こす事も可能だと思うよ」
苺 花 成る程ー。
京 也 …え、ここで俺も出るべき?(一同笑)
史 明 ここは天井から「話は全然聞いてなかったー!」と!(笑)
京 也 やらねぇよ!!(笑)
苺 花 「でも、そんなことをしてまで、ただ何の被害もない事故を起こす理由がわかんないよ」
史 明 「多分だけど、まだ使いこなせてないってことじゃない? レネゲイドクリスタルを手に入れて、うっかり覚醒
しちゃったとしたら?」
苺 花 「そっか、トコちゃんのいってた石を使って出来たインスタントオーヴァードってことね!(笑)…でもそれっ
て、凄く危ないんじゃ…周りの人もだけど、その人自身が」
史 明 「うん、それが合わないと身体に何が起こるか解らないからね。いくないいくない」
苺 花 「体育祭のことも大事だけど、すぐにその人を探さなきゃ」
史 明 「それが誰か、ってことだよねぇ。この学校に僕ら以外のオーヴァードがいるなら…」
真 琴 「(挙手)待たれよ。私と苺花ちゃんが見たあの学ランは?」
史 明 「んー、その人は…どうなんだろう?」
苺 花 「…もしこの学校の中にオーヴァードがいるんなら、ちょっと乱暴だけど<ワーディング>をかけちゃえば」
史 明 「ああ! …今、いっとく?」(やる気)
真 琴 「やりますか」(やる気)
G M …でも、君らの力じゃ学校全体に<ワーディング>を張る事は出来ないよ?
苺 花 だから、人のいるところに行ってはざーっ、と張って、の繰り返し(一同笑)。
史 明 …と、いう作戦で。
G M そっか…じゃあ、そうやって<ワーディング>を張りまくって「あー、疲れた」になった時、苺花は思い出すこ
とがあるね。
基子(回想) 「苺花、普通の生活の中で、無闇にエフェクトや<ワーディング>を使っちゃ駄目よ? <ワーディング>
を張るということは、一般人の中に空白の時間を作る事なの。本当に必要な時に使わなきゃいけないものだからね」
苺 花 それをはっ、と思い出して、「矢作なんてことを!」(一同笑)
史 明 「ええええ俺!?」(笑)
苺 花 トコちゃんに怒られちゃうかなぁ…しょんぼり。でも何か今回、シナリオに合わせてなのか苺花がすっごい足り
ない子になってる(一同笑)。
G M まあ、その作戦でもオーヴァードは見つからないよ。そんなランダム要素の高い作戦で見つけられてたまるかぁ!
(一同笑)
苺 花 と、いうGMの叫びがどこかから聞こえたので止めよう(笑)。
史 明 「下手な鉄砲は数撃っても当らないね!」という結論に達したね。
苺 花 「そうだねぇ、下手だしねぇ…」でも他にどうすればいいんだろ。
真 琴 「では、先日の事故現場をもう一度調べてみるのは如何かと」
史 明 「うん、いってみよっか」
G M じゃあそこで一旦シーン切るよー。
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