Ending01 伝言
G M では最初に、律さんのエンディングにしましょう。
律 ん? あたし?
G M はい、律さんは無事に薬を確保し、「本物か偽物かわかんねけど」という感じで分析に回しました。
その結果を今日は聞きに来た、ということで。
律 またベランダで煙草チャージして、部屋に戻る。かくかくしかじか。
美 墨 「ご苦労だった。あの薬は本物だ」
律 「…Σトランスだったってこと?」
美 墨 「ああ」
律 「じゃあ……FHが持ってったの、なんだったんだろ?」
美 墨 「さぁな。偽物かもしれないし、どちらも本物という場合もある。あいつのやる事なんて解らない」
ほんのちょっとですが、拗ねたように見えます。
未 晴 まんざらでもないってこと?(笑)
律 …秋波さんは、いない?
G M ? いるけど?
律 いやぁ、伝言を伝えていいもんかなー、と(笑)。
一 同 ああ〜(笑)。
G M じゃあ何かブロックサインをくれ。席を外させるから(笑)。
律 うーん、と悩んでから、「言って良いのか悪いのかわかんないんだけど…秋波席外してくんない?」(一同笑)
秋 波 「なんなのよそれは!!」
美 墨 「わかった。春香、隣の部屋にいろ」
秋 波 「えええええええ!!?」(がーん)
律 「黙ってたらまずいことだったら、後で伝えるから」
美 墨 「そういうことだ。行け」
秋 波 「わ、わかりました……(しょぼーん)」ばたん(一同笑)。
美 墨 「で、何なんだ? どうせ、あいつからの伝言だろう?」
律 「そうそう。んーとね、「君は本当に檻の中が好きナンダネ、君が望むのならいつでも連れ出して
アゲルノニ」って言ってた」
美 墨 「ふぅん? 相変わらずな奴」無表情なままです。
律 「………愛?」(一同笑)
美 墨 「?」
律 「愛なの? あれは?」
美 墨 「???」良く解ってないみたいだね。
律 「だから、“エリル・フレア・ラー”は美墨のことが好きなの? それっぽかったけど」
美 墨 「………あいつの感情を、一般と同じに考えない方がいいぞ」
律 「んー。そうなの?」
美 墨 「あいつにとって、この世界のものは全部遊び相手だ。それ以上の感情は無い」
律 「じゃあ美墨は、“エリル・フレア・ラー”のことが好きなの?」
美 墨 「嫌いだ」(きっぱり)
律 「嫌いなんだ」
美 墨 「ああ、嫌いだ」
律 「多分、嫌いだって言っても堪えないんだろうねぇ」
美 墨 「だから嫌いだ」
律 「なるほど。秋波に嫌いだって言ったら思い切り堪えるだろうけどねー」
美 墨 「そうだろうな。可哀相だから言わないぞ?」(一同笑)
律 「大丈夫大丈夫、ヘイゼル主役だから打たれ強いって」煙草に火ぃつける(笑)。
秋 波 「何の話かしらっ!!?」(ばたーん)
未 晴 ヘイゼルに反応した(笑)。
律 「あ、ヘイゼル来た」
秋 波 「ヘイゼルって呼ばないでっ!」
美 墨 「どうしたヘイゼル」
秋 波 「呼ばないでください支部長ううう!!」
G M そして、満足げに煙草を吸っている律が秋波に起こられたりするんですが、美墨が窓の外を見ると、
木の枝に止まったカラスがいます。
「クワァ」
窓ガラスを挟んで、カラスが一声鳴く。
それをまっすぐ、片目で見据えて美墨は小さく呟く。
「―――真っ平御免だ」
外に聞こえたかどうかも怪しいのに、カラスはもう一度クワァ、と鳴いて、飛び去っていった。
秋波は窓を背にしていた為気付けず、律は気付いていたが――あたしが口を出すことじゃないか、と何も言わなかった。
⇒Ending02