Middle05 親子ごっこ
G M FH側のシーンになります。皆さんは情報が入らないので途方に暮れたりしつつ、買い物をしたり
しつつ。
未 晴 ご飯作ったりしつつ。
正 男 「お米も5kgなんていわず、10kgぐらい」食卓に肉も並べるよ!
未 晴 (真っ赤になって)「こ、こんなにしていただいて…」
G M そうしているうちに夕食時になり、セルリーダーが帰ってきました。
正 男 挨拶します。
古 屋 「ああ、君が応援か」
律 タイガーの旦那か(笑)。
G M いや、その辺は言わない言わない(笑)。
正 男 「お世話になります、虎澤です」
古 屋 「俺がここのセルリーダー、古屋陽三郎だ。よろしく頼む。こんなうらぶれたところに来るとは、
君も災難だな」
正 男 「よろしくお願いします。いえ、普段来れるところではないので、却って新鮮でいいです。こうい
うこじんまりとしたセルも、中々楽しいものだと思います」悪い意味じゃなくね。
古 屋 「……海岸線の近くに、温泉街がある。仕事が終ったらそこで一汗流してくると良い」
律 優しくしないで!(笑)
G M なんで!? 好意だよ!?(笑)
正 男 「お心遣いありがとうございます」
G M で、三人でちゃぶ台囲んでご飯を食べるわけです。下のおばちゃんから漬物とかの差し入れもあり
ます。
未 晴 (ちょっと考えて)…ハンバーグです。肉は三割しか入ってません(一同笑)。あとはおからで嵩
増し。ご飯食べる時はパソコン降ろすんでしょ?(笑)
G M 降ろす降ろす。食べるたびによっこいしょ、って。
律 なんだそのほのぼの家族(笑)。
正 男 「良かったらお手伝いしますよ?」
未 晴 「いえいえ、おかまいなく!」てきぱきてきぱき、洗い物を片付けてます。
G M ではご飯は滞りなく終了します。
古 屋 「…何か情報は掴めたか?」(一同爆笑)
未 晴 うっ、と詰まります。
正 男 「ネットの掲示板に、そういう書き込みがあったというところまでは解りました。ですが私には、
ネット上のことは良く解らず…」
未 晴 「ごめんなさい…」(しょんぼり)
古 屋 「成る程」そう言って、ちゃぶ台の上に戻したパソコンに向かいます。カカカッ、と素早くキーを
叩き、目当ての場所を見つけ出します。先刻UGN面子が見つけたものと同じです。「ヴァイオレ
ット、ピプキン、カウスリップ…これがターゲットか」
G M 古屋から、今日の小林さんの事件の情報も提供されます。今日街に出て情報収集した結果です。
古 屋 「恐らく、“エリル・フレア・ラー”の従者に狙われたんだろう」
未 晴 「…協力を要請する、しないに関わらず、もう私たちよりも先にUGNが関わってしまった、とい
うことですね」
古 屋 「その可能性は高いな」
正 男 「より多くの情報を、向こうが持っていると思っても、いいんじゃないでしょうか」
G M 古屋は無言のまま荒れっぱなしのスレッドを見て行って…別のスレッドについ先刻書き込まれた、
新しいエル・アライラーの文章を見つけます。
未 晴 んっ!? 今!?
803 名前: 勇敢なるヘイゼル・ラーとその仲間たちへ。 投稿日:XXXX/XX/XX(土) 19:52:05
ヴァイオレットの友達は、夜を彷徨う小さなウサギ。
爪と牙とを大きくさせて、噛み敷く力を手に入れた。
怒ったウサギは気の向くままに、裏路地の草を食い尽くす。
その子の名前は、ピプキン。次の犠牲者、哀れなウサギ。
生贄のウサギをどれだけ救えるか、頑張ってくれたまえ!
――エル・アライラー
正 男 んぐぐぐ。書き込みを見て、ちょっと眉が寄ります。
未 晴 裏路地、ねぇ…。
正 男 同じような事を空港で、あの男に言われたので、セルリーダーに報告をします。「実は…」
古 屋 「……恐らくそいつは、“エリル・フレア・ラー”本人だ」
正 男 あれっ(一同笑)。合ってたんだ!
古 屋 「他に何か、言っていなかったか」
正 男 「そうですねぇ…」全然解らないけど、こういうことを伝えておけと言われましたよー、と。「あ
と、何故か私の事を、ダンディライアンって…」
古 屋 (瞑目して黙考)「………ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち。原典はそれか」さっきの秋波
さんと同じ説明をした後、「ダンディライアンは、主人公ヘイゼルの仲間で、毎夜エル・アライラ
ーの物語を仲間達に聞かせる語り部だ。つまり、ウサギ達にエル・アライラーの言葉を伝える役目
を持つ」
正 男 確かに、伝えてた気がする…。
古 屋 「あいつの考えそうな事だ」ちょっと不機嫌そうに言う。
未 晴 「お知り合い、なんですか?」
古 屋 「昔、少しな」とんとん、とちゃぶ台を指で叩きながら、いつも通り無表情のまま。
未 晴 じゃあ、意味も解らずちょっと苦しくなる。ああ、言ってくれないんだ、信用されてないんだな、
って思っちゃう。
G M 成る程。で、(正男に)さっきの話は全部伝えるんだよね?
正 男 はいはい。
古 屋 「……フリス、ね」
正 男 「フリスもその話に出てくるんですか?」
古 屋 「ああ。ウサギ達の神、太陽の神の名前だ。最終的に主人公ヘイゼルは、太陽の神に連れられて、
英雄の仲間入りをする。……大層な名前をつけてくれる」
未 晴 えっ? ていう感じで、見返す。
正 男 あ、リーダーが眇めてるのって、左目ですか?
G M うん、そう。
未 晴 ああ、それは未晴も知ってるよね。じゃあピンと来いよって話だよね!(自己ツッコミ)
正 男 じゃあ正男が、ピンときちゃってもいいのかな?
G M いいよ、PLが気付いたんなら気付けるよ(笑)。何か聞くのかい?
正 男 「もしかして、その…“エリル・フレア・ラー”が言っていた「フリス様」と位置づけたのは、貴
方ですか」
古 屋 「恐らく、な」パソコンのディスプレイを見たまま。エル・アライラーからのリドル(謎かけ)を
見て考え込んでいるようだけど、返事はする。
正 男 謎かけを見て、自分も首を傾げておく。「裏路地の草、ですか。その、ピプキン? 彼か彼女か解
りませんが、壊したいという願望を持っている」ですよね?
G M うん。
正 男 「ならば、自分の願いを叶えようと、表に出てくるかもしれません。そうなれば非常に危険だと思
うのですが」……場所が全く解りません!(一同笑)
未 晴 …任務を絶対成功させなきゃ、私はここに要る子じゃなきゃ、っていう気持ちでいっぱいになって、
「えっと、ここでこうしてても私に出来ることなんてないですし…騒ぎがないか、ちょっとひとっ
走り行って来ます!」立ち上がって部屋を出ようとするよ。
古 屋 「待て」鋭い声で制止します。
未 晴 びくっ。
古 屋 ディスプレイを見たまま「来い」と手招き。
未 晴 「あっ、はいっ」
古 屋 近づいてきたら、ぐいって引っ張って自分の横に座らせる。
未 晴 きゅん(笑)。されるがままにすとんと座ります。
古 屋 未晴の頭の上に手をぽんと置き、「先走るな。お前に出来ることは、山のように有る。まずは考えろ、
動くのはそれからだ」ちょっと優しい声で。
未 晴 ちょっと泣きそうになりながら、「……はい」
G M ではここで、二人とも知覚チェックをしてください。
正 男 (ころころ)技能足して10!
未 晴 (ころころ)…5(笑)。
律 未晴は嬉しくて盲目になっちゃったんだね!(笑)
G M 駄目じゃんそれ(笑)。
未 晴 んー、今は嬉しさより、情けないな、何も出来てないなって感じ。
G M では皆さん、地図に注目。この地図にある、巻草町っていう繁華街。
正 男 裏路地の草…。
知 …チンピラ狩りじゃね?
正 男 ああー。「ここは繁華街なんですよね? 裏路地の草、ということは…」
古 屋 (未晴の頭に手を置いたまま)「奴の言葉に散々踊らされるのも癪だが……場所をそれと仮定すれ
ば、ヴァイオレットと名乗る最初の犠牲者は、良くここで見かけられた聞く。ピプキンと繋がりが
ある可能性もある。調べて見る価値はある。巻草町へ向かってくれ」
未 晴 「はいっ」こくっと肯いてから、何か言おうとして、飲み込んで頭をぷるぷる振る。それから、髪
の毛が揺れるぐらい、いつものようにぴょこんと頭を下げる。
正 男 「解りました。行って来ます」バイオリンケースを抱えて立ち上がります。
古 屋 座ったままだけど、二人の方を向いて「頼んだぞ」と言います。
未 晴 じゃあまたママチャリで向かいましょう(一同笑)。「しっかり掴っててくださーい」
古 屋 怯えながらしがみついてます(笑)。
G M それではここでシーン終了〜。
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