Middle01 「乳と蜜の流れる場所(CANAAN)」





G M それではこれからミドルに移ります。ここからは皆さん、自由に登場判定して構いません……あ、朗はちょっと待って(笑)。
 朗  拘束中〜。
G M では、湖雪のシーンから行きます。
湖 雪 はーい。
オリガ 待って、湖雪のシーンはカナンの中から始まるんだよね? その場面に、手がかり探しに既に店にいるって形にしたいので登
	場します。(ころころ)成功。
G M 構いません。では、湖雪がオープニングの続きで、はにに連れられて裏口から店に入ると、カウンターの裏に出ます。縦に長
	い、十人も入ったら満席になりそうな小さな店です。で、君を連れてきた璃空という男と、君にしがみついてにこにこしてい
	る女の子。そして、カウンターに座っている金髪の女性が一人、他に人はおりません。
オリガ 静かにお酒を飲んでいる。
G M そして、小さな女の子は君の手をぐいぐい引っ張って、カウンターのスツールに座らせようとするけど。
湖 雪 どうしたらいいかなぁ。じゃあ、店の中に入ったんなら、やんわりと振り払おう。用があるのは璃空だし。
女の子 「?」となるけど、スツールをぱしぱし叩いて、座るように促します。
湖 雪 それには応じず、立ったまま璃空に問いかける。「……千剣・スーヴェンドルフはここに来たか」
G M おお、いきなり名前を出すか。
オリガ 聞き耳(一同笑)。長い耳がぴこっと動く。また何か悪い事したんだあの人(笑)。
璃 空 面倒くさそうに眉を顰め、「……懐かしい名前を聞くもんだ」
G M 女の子の方は、ぱああああっ! と笑顔になって、また湖雪の手を握ってぶんぶん振るけど(笑)。
湖 雪 じゃあもう、振り払うのも面倒なのでそのままにしとく(笑)。
璃 空 「はに。落ち着け」(ぴしゃり)
は に はっ、となって、おずおずと手を離す。目に見えてしょんぼりとして、湖雪の隣の椅子に座ります。
湖 雪 「……質問の答えを得ていない」
璃 空 「ここ数年は、此処には来ていない。これで良いか?」
湖 雪 ちょっと落胆。「そうか。理解した。……この近辺に目撃情報があったから、絶対に此処に寄っていると判断したんだが」
オリガ じゃあ、口を挟もうかな。「そういえば、知ってる?」璃空に話しかける感じで言う。「最近起こってる殺人事件。あれって、
	何か妙な『刀』が関係してるらしいわよ」そう言って、もう一回お酒を口につける。千剣が刀鍛冶であることはこの子も知っ
	てるだろうから。
湖 雪 あー。「……刀?」と呟いてから、「そこの女。詳しく話を聞かせろ」
オリガ 「詳しくは知らないわ。私もニュースで知っただけだから。今この街では、妙な殺人事件が起こってる。ついこの間、3人目
	の犠牲者が出たわ。そしてその犠牲者を襲った犯人が、妙な刀を持っている――と噂されているのよ」
湖 雪 「……」
璃 空 「こっちでも話は聞いている。解決を望む依頼も来ている」と言いながら備え付けのテレビを点けよう。
テレビ:『百夜町を騒がす連続殺人事件に、ついに四人目の犠牲者が……!』
オリガ 「今朝三人目が出たばかりなのに、もう出たんだ」今までのペースを考えると、早いよね?
G M うん。目撃者の話では(朗を指しながら)、犯人は刀を持っていたと(一同笑)。死因は心臓の近くを刺された事によるショ
	ック死、だの何だのとニュースは流れて行きます。
オリガ 「一ヶ月で三人、だったのに。今回は随分と早いわね?」
璃 空 「そうだな」
オリガ 「犯人は、何か急ぐ理由でもあるのかしら?」
璃 空 「さぁな」と言いながら、湖雪の方を向きます。「坊主」
湖 雪 視線だけ向ける。
璃 空 「ここまで辿り着くってことは、お前も半魔なんだろう」
湖 雪 ちょっと考えて、「……半魔、と呼ばれるものに属するのかは、解らない。俺はただ、この呪いを解くために起動する、ただ
	の人形だから」
G M すると、隣に座っていたはにと呼ばれた少女が、心配そうな顔でじーっと君を見ています。
湖 雪 ……もう一回何かを感じ取れるか、判定してもいいですか?(笑)
オリガ 二回目だし、達成値上げて試してみても良いんじゃない?
G M ふむ、じゃあ難易度が+2されますがやってみる?
湖 雪 (ころころ)11。
G M じゃあ解るかな。さっきは気付かなかったけど、じっと見詰めてくる少女に君は、何故かシンパシーを感じた。これは多分、
	あの男の作ったものだ、と。
湖 雪 あー。
G M そこにもう一個あるけどな(オリガの背を指し)。
オリガ ノンノンノンノン(笑)。あるけどノンノンノンノン。袋に入れてあるし!
G M まぁ、魔器を持ち歩く時にはオリガだってカモフラージュしてるだろうしねぇ。気付かないでしょう。
湖 雪 「……お前も、犠牲者なのか」
は に 「???」きょとん、として首を傾げる。何を言われているのか解っていないようだ。
湖 雪 その様子を見て、璃空に対して聞こう。「これ(はにを指して)に、あいつが関わっているのか?」
G M そういう風に聞くか。じゃあ、璃空はちょっと目を逸らす。
璃 空 「……今のそいつを作り上げた奴、には間違いないな」
G M と言葉を濁すんだけど、はにの方は我が意を得たり! とばかりに満面の笑みで肯きます。
は に (にっこにっこ)
湖 雪 はにに、「なんで、お前は――……」と言いかけて、口を噤む。
G M では璃空は、目を逸らしたまま、カウンターの下から封筒を取り出し、湖雪に向かって投げかける。
璃 空 「うちは、半魔に対する仕事の斡旋も行っている。この事件を解決したら、お前の望む情報をやろう。それでどうだ?」
湖 雪 そうだなぁ。何かを知ってるのか、とは疑わない。「断る理由が無い」と言って封筒を手に取る。
璃 空 「オリガ、お前も行け」と唐突にオリガに対して話を振ります(笑)。
湖 雪 えっ、と隣を見る(笑)。
璃 空 「あいつに関しては、お前も知らない仲じゃないだろう」お前だけ逃がして堪るか(笑)。「報酬は払う」
オリガ 封筒を受け取りながら、「仕事だと言うのなら。受けるわ、私は傭兵だから。今は丁度スケジュールが開いてるし、構わない
	わよ」
璃 空 「任せた」それだけ言って、璃空はグラスを磨く作業に戻ります。
オリガ ペーパーナイフで封筒を綺麗に開けて、中身を見ます。
G M 中身は簡単な依頼書と、事件に関する資料。今までの事件が何処で起きて、どんな状況だったかというものが綴られています。
オリガ 黙って読んでる。
湖 雪 物言いたげに、そのオリガをじっと見てる(一同笑)。
G M じゃあその湖雪をはにもじっと見てる(笑)。
オリガ 一通り読み終わって、資料をしまう。(湖雪に)「じゃあ、犯人を捜しに行くんでしょう?」
湖 雪 こくりと肯く。
オリガ では、カナンの壁に立てかけていた大きな包みを肩に背負う。
湖 雪 ああ武器だな、と解った瞬間に、「――何の因果か、ここには集まっているのか」誰に問いかけるでもなく、呟いて歩く。
G M では、君がオリガの後について店を出ようとした時、服の裾がちょみちょみ、と引っ張られる。
湖 雪 ……はに?(笑)振り向くけど。
G M 両手で持てるぐらいの小さなホワイトボードを持って、すんごいにこにこしたはにがいるよ。で、君の視線を受けながら、ボ
	ードをくるりと引っくり返す。かな釘文字のひらがなで、こう書かれています。
は に 『ま た き て ね』
湖 雪 それを見て、ほんのちょっと笑う。でもすぐに真顔に戻って、店を出ます。
G M ではその後姿にはにがぶんぶんと手を振って、シーン終了。
G M 絆どうします?
湖 雪 どうしようかな、オリガの感情。
オリガ 湖雪に取ろう(ころころ)よしOK。「連帯感」で。
湖 雪 ん、こっちも「連帯感」にしよう。
G M おっけー。






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