Opening03 聖域でのお茶会





G M では、ギュンター行くよー。君は、白夜町に何故だか立っている教会……誰もが「何でここにあんの!?」と疑問を持つ筈
	なのに誰も気にしない、そんな不思議な教会に居を構えているわけですが。
ギュンター 飲みに行くのに便利だからね(一同笑)。
G M 理由そんだけー!?(笑)まぁ、日々悠々自適に過ごし、あくせく働くのなんて無縁の生活を送っています。
ギュンター うん、そんな感じ。
G M そして、秘書をやっている君の従者が、客が来た事を礼で示します。
ギュンター 飲んでいたコーヒーを置いて……奥の部屋で寛いでるんだろうけど、ここから外を見るのは可能ですか?(笑)
G M なるほど。では君のかけていたテーブルが僅かに揺らぎ、前庭の様子が映し出されてしまおう。そこには仰々しいでかい車が
	止まり、御付に傅かれて一人の女の子が降りてきます。君も知っている、吸血鬼のペルソナネットワークにおける白夜町の管
	理者、ラセリア・デルコンティエです。齢1500年ぐらいの吸血鬼で、日傘を差せば日光も平気だし、教会にも悠々と入ってこ
	られます。
オリガ おお、すげぇ。
G M そして彼女は、優雅に教会のノッカーをこんこん、と叩くわけだ。
ギュンター 視線を転じて、テーブルに声をかけよう。「そのまま、入っておいで」すると扉が音もなく開くわけです。
G M おおー、いいね。ラセリアは見ている君の視線に気付いているようで、優雅にお辞儀をしてから中に入ってきます。秘書がそ
	れに合わせてこの部屋のドアを開け、客人が現れました。
ラセリア 「ごきげんよう、ギュンター」
ギュンター 彼女とはしょっちゅう会ってるんですか?
G M んー、しょっちゅう、でもないなぁ。ラセリアが事情のあるときに会いにくる感じで、仕事の依頼かな〜、というのは予想が
	つきます。親しい知人、ぐらいの間柄です。
ギュンター ふむふむ。
ラセリア 「貴方にひとつ、お願いしたい事がございますの」
ギュンター (ふ、と笑って)「相変わらず、単刀直入な子だね。まずは、そこのソファにお座り」
G M ラセリアは素直に従い、秘書が完璧なタイミングでお茶を差し出します。
ラセリア 「あら、ありがとう」差し出されたお茶を一口飲んでから、徐に語り出します。「私達の同胞である男が、秩序を忘れ、悪
	戯に人間界を脅かしていますの。ですが、私達としても、同胞を疑うのは非常に心苦しいですわ。ですから貴方に、少々お力
	をお貸し願いたいの」
ギュンター 「君がこちらに来た時点で、既に目星はついているんだろう? 私がやる理由が、何処にあるのかな?」
ラセリア (にっこり笑って)「私達であるからこそ、動かないのですわ」
G M 吸血鬼の本質が非常に怠惰であることを君は知っているので、「立ってるものは魔王の長男でも使え」と彼女が思っているこ
	とに君は気付けます(一同笑)。
ギュンター 小さく笑って、「だが私が、ただで動くわけもないと、君は知っているだろう?」
ラセリア 「そうですわね」ちょっと考える仕草をしてから、「ああ、そうですわ。あの男が最近手に入れたという、美しい杯を貴方
	に差し上げましょう」
ギュンター 杯かぁ……。中の人がちょっと欲しいと悩んでる(一同笑)。
ラセリア 「最近貴方も、この街を騒がしている血生臭い事件をご存知でしょう?」
G M オリガのOPで言った連続殺人事件は、「吸血鬼殺人事件」とも巷で言われています。しかし本物の吸血鬼ならば、食事の際
	に人に知られるような無様な真似はしません。この事件は、吸血鬼達にとっても迷惑なんです。
ギュンター てことは事件は、ただの切り裂き魔みたいなものじゃないんですね。
G M うん、君なら知ってるかな。心臓を一突きにして殺されている筈なのに、現場に飛び散った血痕+体内に残っている血液を考
	えると、どうやっても人間一人分の血液に満たない、という感じなんです。だから週刊誌で、吸血鬼事件! などと騒がれて
	いるわけです。
ラセリア 「その男が、あの事件に関わっていないのなら、それでも良し。もしあの男が我々を裏切っているのだとすれば――私達の
	高貴なる名の下に、貴方に制裁を加えていただきたいの」
ギュンター ふう、と溜息を吐いて――「杯、ねぇ……」とてもだるそうーに(笑)。君達もだるいんだろうけど私もだるいよー、と全
	身から発しながら(一同笑)。「まぁ……貸しにしておいて、あげよう」
ラセリア 「ええ、構いませんわ」(にこーっと笑う)
ギュンター 「その男の居所は、もう解っているのかい?」
ラセリア 「流石に私達の知っている住処からは、姿を消しているようですけども。この町から去るということは、有り得ないでしょ
	う。あれは、己の巣からは逃げ出せない、臆病な男だから」
ギュンター 「ほう、良く知っているのだね」
ラセリア (ちょっと不機嫌そうな顔になる)「あのような男でも、私の子供ですから」
ギュンター 「おやおや」(微笑む)
G M 実子というわけでなく、噛んで下僕にした男っていう意味ですが。その後始末も頼みたいんだよね、自分の下僕がヘマを起こ
	したと明るみに出たら、ペルソナネットワークの上での彼女の立場も悪くなるから。
ギュンター 「ラセリア・デルコンティエの血族ともあろうものが、情けないことだ」うーん。しかしなぁー、調べものかぁー、やり
	たくないなぁー(一同笑)。
G M なんかぶつぶつ言ってる!(笑)
ギュンター 「私も、忙しい身だからねぇ……」読みかけの本が大量に、これ見よがしにおいてある(笑)。
G M 嘘吐きぃー!(笑)
ギュンター 「まぁ、今も君達で探しているんだろう? 見つかり次第、教えてくれ。私もそれなりに探してみよう」見た目はわかり
	ます?
G M ラセリアが顔写真を渡してくれます。イメージ的には、ちょっと若い金髪のアー様(一同笑)。
ギュンター 顔は良い?(きりり)
G M ん〜〜、それ、なり(笑)。並みのオッサン。
ギュンター それなりか……。テンション上がんないかな?(一同笑)その男の面白いところといえば、ラセリアの血縁であるという
	事実しかないよーな男なんですね。ちょっとだけ出た興味が完全に失せたので(一同笑)、写真をちらと一瞥しただけで、懐
	に入れましょう。「後は何か、あるかい? 君も久しぶりにここまで来たんだ」楽しげに聖書を取り出して「聴いていくかい?」(一同笑)
ラセリア 余裕を持って、にっこり笑って返します。「素敵なお申し出ですけど、この後少々会合がございますので」ぺこりと頭を下
	げて、立ち上がります。「期待していますよ」もう受けてもらったも同然という感じです。「ああ、そうそう」
ギュンター 「うん?」
ラセリア 「あの男の持っている杯の事、教えていませんでしたわね」
ギュンター 「ああ、そうだったね」
ラセリア 「とても美しい輝きを放つ――この国の剣だそうですよ?」と、最後に悪戯っぽく、非常に年相応に見える顔で笑って、去
	っていきます。
ギュンター 「杯が……美しい、剣か」その言い回しに面白さを感じたので、僅かに目を細めてそのまま見送ります。
G M はい、ではオープニング終了。ギュンターにSA「連続殺人事件を解決する」をあげます。
ギュンター 解決するんだ(笑)。
G M いやいやいいですよー? 達成しなくても経験値が減るだけなんだからー(笑)。
オリガ じっちゃんの名にかけて!
G M ギュンターのじっちゃんって誰!? 父親魔王なのに!? じっちゃん=神!? あっ当ってる、神父だから!(一同笑)。





⇒Opening04