Opening02 鍛冶屋と弓手





G M では次、オリガのオープニング行きます。
オリガ はいはい。
G M 回想から始まります。ちょっと昔、君がまだ故郷に居た頃、君の家の近くに居を構えた鍛冶屋が一人おりました。
オリガ いきなり鍛冶屋かい! この時代に!(笑)
G M うん、いきなり。
オリガ 近所では「変わった人が住み着いたわねぇ」とヒソヒソやられてたに違いない(笑)。
G M そうそう、そんな感じ。
オリガ その頃にはもう両親がいなくて、傭兵としての訓練を受けている感じにしようかな。
G M なるほど。では暫く工房に篭っていた鍛冶屋の男――君も名前だけは知っていた、千剣・スーヴェンドルフは、町外れで
	訓練を続けていた君に、「ああ、お前かぁ」と呟いて、持っていたとても上質な弓を、ぽんと渡しました。
オリガ 武器なのは見て解るよね? ひょいっと受け取ってから「…………なんで?」って聞くけど。
千 剣 頭をがしがし掻きながら、「そいつが、お前のこと気に入ったって。だいじょーぶだ、変な呪いとかは封じてるから」
オリガ 「……だから、何故?」
千 剣 「ああん? いいじゃねーかよ、タダで貰えるってんだから、貰っとけぇ?」
オリガ 「じゃあ、そうする」
千 剣 「おお」
オリガ 「で、これはどうやって使うの?」ぐにゃぐにゃもぎり(笑)。
千 剣 「コラァ! それ弓! 弓だから!!」
オリガ 「弓? 弓って何?」
千 剣 「……時代って流れるんだなぁ……! エルフが弓知らないってありかぁ!?」凄いショック受けてる(笑)。
オリガ うん、普段は拳銃とか使ってた。魔器に特化したデータだから、銃とかも上手く当らなくて、なんでかなー、おっかしい
	なー? と思ってた(一同笑)。
千 剣 「とにかく! それはお前に『合う』ものだから、ちゃんと使っとけ!」
G M というお達しを受けて、君は弓使いになったわけです。そうするともう、的に当る当る(笑)。
オリガ 当る当る! やっほい! って心の中で思っとく(笑)。でも銃に持ち代えると全然当らない。
G M まぁそんな縁で、君と千剣はそれなりに親しい間柄になりました。弓の使い方を習ったりね。
オリガ 当らないと「当らなかったじゃない」と弓に(笑)。
千 剣 「武器のせいにすんな! 腕磨け!」(笑)
G M で、彼の工房に顔を出すようになったある日。珍しく彼が、剣を打つ仕事をしていました。かーんかーん。
オリガ 「何をやってるの?」
千 剣 「ん? あー、ちょっと閃いてなー」がんがん、かきん。「よぉっし!」と釜から剣を引き抜いた瞬間、水につけてもい
	ないのに、じゅわアッ!! と水蒸気が巻き上がりました。
オリガ 剣から? 千剣が作った、新しい剣なのね。
G M そうそう。本来剣は打ち終わった後、研がなければいけないんだけど、何故かその剣は既に、銀色の綺麗な刀身を見せ、
	しかもその表面に水滴すら浮べていました。まるで剣自体から冷気が放たれているかのよう。君に知識は無いかもしれ
	ませんが、日本刀です。
オリガ 曲刀、としか解らないわね。「インド人にでも渡すの?」(笑)
千 剣 「なんでだよ!」と言いつつ、既にこしらえていたらしい鞘にちん、と収めます。
オリガ 「仕事?」
千 剣 「んーにゃ。ちょっとした趣味」と満足げにその刀を見ています。
オリガ 「じゃあ、また誰かに渡すの?」
千 剣 「ああ。……こいつが、振るわれてもいいってご主人様を、見つけりゃいいんだがなぁ」と独り言のように呟きます。
オリガ うん。
G M そこで回想は終ります。目を覚ました君は、日本に滞在する時の塒にいる事に気付きます。
オリガ 丁度鳴った目覚ましを、じりり、ぴっ、て止める(笑)。なんであんな事思い出したんだろ、と思いつつ。
G M そうしながら君がテレビを点けると、『白夜町での殺人事件、新たなる犠牲者が!』というテロップが目に入ります。
	これで犠牲者は三人目、とか。
オリガ じゃあ、結構前から起こってる事件なのかな?
G M ここ一ヶ月で急に騒がしくなった感じですね。
オリガ え、白夜町ってそんなことが頻繁に起きるの?
G M いや、そこまで危険な町では無かったです、少なくとも今までは。
オリガ 「……物騒な町だとは思っていたけど、こういうこともあるのね」朝ごはんでも食べながらそのニュースを見てる。
G M ニュースでは、「犯人はかなり巨大な武器、刀のようなものを持っているようだ」と解説されています。傷口から解る
	のは、心臓を一突き云々、とか。
オリガ 「……刀? 刀ねぇ……」夢をちらっと思い返す。「嫌なタイミングであんな夢を見たけれど、そんな偶然があるわけ
	が…………ないとも言えない(一同笑)。あの師匠のことだから」
湖 雪 信用ねえええええ!(笑)
G M そういったところで、オープニング終了します。オリガのSAは、「師匠の手がかりを探す」です。
オリガ はーい。結局、何で私に弓をくれたかっていう理由は解らないまま千剣はいなくなったのね。
G M そうそう。本人的には「もう説明したじゃん! ゆったじゃん!」って感じなんだけど(笑)。
オリガ ワケ解んないし!(笑)
湖 雪 しかもその弓を手元に置いてから命を狙われはじめて(笑)。
オリガ 傭兵の仕事もまともに出来やしない! 弓、ぱーんって地面に叩きつけてる。魔器だから壊れないし、便利(一同笑)。
 朗  ストレス解消にもってこい(笑)。






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