Middle05 砂上の楼閣




G M この街で一番高級なホテルへやって来ました。ホテル自体は普通に営業してますし、人間の客もいます。いかにも半魔です、
	と見えるのは恐らくアンプルールの下僕でしょう。スイートルーム直通のエレベーターの前にさり気なく陣取ってますね。
ギュンター 行っていい、よね?
一 同 うん。
G M 近づくと、「ここより先はスイートルームになっております」と止められるけど。
ギュンター やんわりと目で止めて、「ラセリア・デルコンティエの依頼でこちらに来たんだがね?」何か問題でも? という意味
	を込めて。
G M では、下僕の顔がさっと青褪めます。「た、大変失礼致しました!」ざっと道を開けてくれます。では皆さん、でかいエレ
	ベーターに乗って、スイートルームの階層まで昇ります。直通で部屋に通じているドアが開くと、沢山の従者達が既に緊張
	した面持ちで並んでいます。その豪奢な部屋の真ん中、ソファに金髪の男が一人、優雅に腰掛けています。お客が来たから
	と言って、立ち上がるような真似はしません。
ギュンター じゃあ負けずに座る(一同爆笑)。
オリガ 優雅対決だ!(笑)
湖 雪 優雅にされたから優雅にし返してやる!(笑)
 朗  その様子を遠目から見てうわぁ、って顔になってる。
アンプルール(以下アンプ) 「これはこれは。珍しいお客様だ」
オリガ はいはい、部屋の下僕達の中に朗が描いた絵のヒトはいる?
G M いないね。
 朗  いない、ギリリ(悔)って顔してる。
湖 雪 じゃあ、刀は?
G M も、無いねぇ。
 朗  また狩りに行ってるのかな?
オリガ とりあえず、後ろは気にしておこう。いきなり斬りかかられるかもしれないし。
ギュンター 「そうでもないだろう? どうせ、予想はしていたんだろう」
アンプ 「ええ、まぁ」苦笑、というよりは嘲りの笑いを見せる。
湖 雪 嘲られた! 嘲り返せ!(一同笑)
ギュンター ギュンターにとってはかなり格下の相手だろうしなぁ。あまり気にもかけずに「まぁ、そういうことだから、
	君を処分させて貰うよ」(さらり)
G M 早ぇよ!(笑)
 朗  「早ァ!!」(笑)
オリガ 「まぁ、フレデリックの言う事だからねぇ」するするする、と弓を取り出す(笑)。
アンプ 「まぁまぁ、その物騒なものを仕舞いたまえ」
オリガ じゃあ、するするする、と戻す(一同笑)。
G M 素直だな!(笑)
アンプ 「正直なところ、私も参っているのだよ、あの剣には」
ギュンター 「ほう? それは如何いうことかな?」
アンプ 「戯れに血を与えたら、好き放題に動き回ってしまい、正直迷惑しているのだよ。どうでしょう、あの剣を壊して
	頂けるのなら、今回の事件は解決に結びつくかと」
ギュンター 「ふむ、そう言われてもね。あの剣がどうこうなったとしても、君が処分されるのはもう変わらないだろうし。
	あれも処分するから心配することは無いよ」(一同笑)
アンプ 「ふうむ……困ったものだ。少々あの方は短気に過ぎる。貴族ならば、もっと優雅に余裕をもってと、申し上げる
	べきかと思ったのだが」
ギュンター 「それは君の口から直接言うべきだったね」
 朗  「でも言ったらそのヒトさくっとやられるんじゃね?」(一同笑)
ギュンター 「それはそれで、私の仕事が減って悪くはないんだがね」
アンプ 「困りましたねぇ……」
ギュンター 「何がだい?」
アンプ 「いえ、これ以上貴方方がこちらに滞在するようでしたら、人間の警察を呼ばなければならない」
湖 雪 (ぼそ)ヴォイド。(一同笑)
G M 効かないから!(笑)
ギュンター うーん、じゃあここでちょっと失笑。「何を言っているんだい。君のような輩が、こんな分不相応なホテルの
	スイートに陣取っている方が、余程ホテルの人間に失礼だろう? 寧ろ私が変わりに警察を呼んで、君をここから
	追い出してあげようか?」
アンプ 「いやいや、私はちゃんと人としての身分を持ち、その上でこの部屋を「お借りして」いる。君達の方が、無法な
	る侵入者と映るのではないかね?」
ギュンター 「その割には、君の部下達は快くここまで通してくれたがね。つまり私達は賓客というわけだ。それなりのも
	てなしを、私は要求したいんだがね」
アンプ 「……ふうむ、困ったものだ。またか」
G M そう言いながら、アンプルールが部屋に備え付けてあるテレビのスイッチを点けると、今まさにニュースで「連続
	殺人事件、五人目の犠牲者が!」と見出しが出ているね。
湖 雪 どうしよう……。
 朗  「昨日の今日で、またかよ〜」呆れたように。
ギュンター やっぱり頭を潰した方が早くない?
オリガ でも、アンプルールを殺したからといって、剣が止まるわけじゃないんだよね?
 朗  それに、吸血鬼が刀を振るってるとしても、村雨丸自体がアーティファクトだったら止まらないし……。
アンプ 「そうだとも。たとえ私がここで死んでも、あの剣は止まらない。どうするね?」
オリガ 「止めて欲しい、のよね?」
アンプ 「勿論だとも」
オリガ 「じゃあ貴方が、頑張ってあの剣を捕まえて下さる?(一同笑)それぐらいの努力はした方が、貴方の母上様にも
	心象良くなると思うけど。頑張れる時は頑張らないと」
アンプ 「なるほど、仕方ありませんな。これ以上は、引き伸ばすのも無理ですか」とソファから立ち上がり、「村雨丸」
	と呼びます。
湖 雪 おおっ?
G M すると、突然彼の手元に、一振りの刀が現れる。握るだけで刀身からぶわりと水滴が飛び散り、冷気さえ感じられ
	ます。
アンプ 「やはりもう少し、お前の食事のマナーをしつけてから外に出すべきだったかね」
オリガ それが千剣の作った剣であるのは、間違いない?
G M そうですね。オリガも見たことのある、この世に二つと無いであろう凄みを持った刀です。
オリガ でもそれが解るのはオリガだけか。ねぇ湖雪、はにの時みたいにシンクロチェックしてみたら?
湖 雪 どうしよう、何で判定?
G M んー、じゃあ今回は魔力で。
湖 雪 (ころころ)10。
G M じゃあ、解るよ。あれはあの男の作った剣だと、間違いなく。何故ならその剣には――意志が宿っている。と、君
	は思う。
湖 雪 ああ、そうか……。千剣は殺したいのよ。でも千剣の作ったものを壊したいかというと、微妙なのよ。手がかりが
	欲しいだけだから。だから生け捕りにしたい!(一同笑)
オリガ まあ、シチュエーション的には倒しても話は聞けるんじゃない?(笑)今際の際に。
湖 雪 だから、アンプルールは倒して、村雨丸はゲットしたい!
アンプ 「まあ君達にも是非、この私の杯を味わってくれたまえ」と、刀を向けてきます。
G M では、クライマックスとしてバトルに入ります!




刀を向け、殺気を隠さない吸血鬼の前に、真っ白な髪の華奢な少年が進み出る。

「忌々しいことに、この俺の体の内にある鎧は、役に立つだろう」

それは、かの男が。
少年を拾い、少年に名付け、少年と供に暮らし、そして少年を捨てた男が埋めたもの。
辺りの気温が急激に下がる。まるで霜が降りたように彼の足元も凍りつき、そこから幻影のように浮かび上がる、氷の巨大な鎧。
それはまるで顎のようにその身を開き、少年を中へと飲み込んだ。

「――指示をしろ、その通りに動く」

鎧の中で、少年は呟く。
この力すら憎んでいる筈なのに、どこか安堵したような顔のまま。




オリガ 絆チェック! 朗のエゴを絆に(ころころ)うおおー失敗したァ!(笑)
 朗  オリガに絆を(ころころ)成功! 「尊敬」で。
ギュンター 湖雪に(ころころ)よし、そんな鎧を見せられたから、「好奇心」で。
湖 雪 じゃあギュンターに……(ころころ)だめー。うーん……「不信感」で。
ギュンター ひどい!(笑)
G M やっぱシーン少なかったよなぁ、ごめんよう。だってアンプルール皆逃がしてくれないしー。
ギュンター 逃がす気無いよ?(笑)
オリガ えー、だから村雨丸を差し出せば1シーンは稼げた筈なのに(笑)。
G M だってアンプルール本当は村雨丸のこと大好きだもの! 差し出せないよ!(笑)
オリガ あ、そうなの? わかんねぇよ!(笑)





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