Middle04 螺旋の研究者





G M 次のシーンからは、毎度恒例情報収集の時間です。『弦月中央病院』、『中村永子』、『榊家』について各自判
    定してください。『榊家』については、京也のOPで基子から情報屋を送ると言われてるから自動的に京也に判
    定してもらうことになります。
京 也 はいはい。
史 明 『中村永子』かな。
苺 花 わたしは『弦月中央病院』で。
G M 了解。それではまず、史明のシーンからになります。
史 明 まず侵蝕率を上げます(ころころ)6。64になりましたー、しょっぱなからやる気満々だよ。じゃあシナリオ
    情報技能の<情報:MB>で判定しようかな。
G M どうぞー。
史 明 もうすでにダイスボーナス付いちゃったー(ころころ)9!
G M それでは史明は普段情報収集をする時に話をする社長さんの部下で、結構有名な研究者の人と話が出来たことに
    しよう。
研究者 『……弊社の社長からの申し出ですし、MB計画に興味が無いわけでもありませんので……。何か聞きたい事が
    ありましたらどうぞおっしゃってください、矢作社長』
史 明 「あんがとです。まずは、弦月中央病院ってご存知?」
研究者 『はい、存じております』
史 明 「そこにね、今年から赴任してきた人なんだけど、『中村永子』って言う医師を知ってる?」
研究者 (声が強張る)『今、中村永子がそこにいるのですか?』
史 明 「うん、いるね」
研究者 『中村永子は、元々関東方面にあるFH傘下の病院に所属していたはずです。夫と死別した後、どこかの病院に
    移ったと聞いていましたがまさか弦月市の病院にいるとは……』
史 明 「え。つい最近なの? 旦那が死んだっていうのは」
研究者 『噂ではそのようです。彼女は大学時代から精神と遺伝子の関連性について研究をしていて、それに目をつけた
    FHがスカウトしたそうです』
史 明 「ふーん。それだったら関東方面に居た方がいいはずなのに、なんでこんな辺鄙なところに来たのかしら」
研究者 『矢作社長がMB計画に興味をもたれているということは、MBに関する事件が弦月市で起こっていると推測い
    たします』
史 明 「うん、まあ。そうじゃないかな?」と少し言葉を濁しておく。
研究者 『中村永子は腕のいい精神科医であり、遺伝子学者でもあります。“遺伝の本質は情報である”と昔から主張し
    ており、“遺伝子に精神的な影響を加えることによって、その遺伝子の中に含まれていて今最も必要な情報・能
    力だけを引き出した存在を作ることは出来ないか”という研究をしておりました』
G M 簡単に説明すると、遺伝子の中にある無数の情報の中から『ここだけ伸ばしたい!』という部分に精神的な影響
    を与えて、その部分を特化させた優秀な遺伝子を作り上げる。その優秀な遺伝子のみを持った超人的な人間を作
    ろうとしていた、というのが彼女の研究。例えば、凄く記憶力のある人とか、凄く体力のある人とか。
研究者 『そういう研究をしていた彼女が、MB計画に興味を持たないわけがありません。それを利用して、自身の研究
    を更なる高みに持っていきたいと思っているのではないでしょうか』
史 明 「そうか、普通そう思うよね。……ごめん、これは全然関係ないかもしれないんだけど、旦那さんは何で亡くな
    ったの?」
研究者 『申し訳ありません。そこまでは私の方では存じておりません』
史 明 「だよねー。じゃあその旦那さんも、同じ様な研究者だったのかな?」
研究者 『そうらしいと、噂で聞いた事がありますが。ちょっとそこまでは……』
史 明 「ん。まあそこはいいや。で? 最初、中村永子にすごく食いついていたのが気になるんだけど」
研究者 『……彼女が精神科医として優秀なのは、患者のコンプレックスを当人に秘められた能力を引き出して補わせる
    ことが出来るからです。でもそれは彼女にとっては実験の成果でしかない。彼女の名声に惹かれて訪れた一般の
    人間を実験体として使っているに過ぎない。これが、私が彼女を嫌悪する理由です』
京 也 同意なしで実験してるわけか。
史 明 「それはまずいよねえ、好感持てないなあ」
研究者 『ええ。もしそちらにいるのであれば、きっと何かを起こすはずです』
史 明 「間違いなさそうだよね。……うん、わかった。アリガトウゴザイマス」
研究者 『それではこれで失礼します(電話を切る)』
史 明 受話器を置いて、深い溜息をつく。すごく嫌そうに。
G M 了解、それでは史明のシーンを終了します。





 
 
 
 
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