Middle11 花は東に、蝶は西に





G M それでは京也のシーンです。今回は苺花と史明、出なくてもいいけど?
苺 花 一緒にいるよ。一人にはならないでしょ。
G M では、京也の携帯が鳴る。ぷるるーぷるるー。
京 也 はいはい。取るぞ。
G M 基子から電話です。
京 也 やべえええええええ! こっちにかけんなよおおおおおっ!?(笑)
苺 花 じゃあ一緒にいるからディスプレイを覗き込んで「…でないの?(じっ)」
G M ぷるるーぷるるー。
京 也 「…もしもし」
苺 花 携帯にぴったりくっついてる。
史 明 その様子見てによによしてる。
基 子 『もしもし? 今どこ?!』
京 也 「矢作んとこだ。委員長と一緒にいる」
基 子 『苺花と矢作も一緒ね? 無事ね!?』
京 也 「落ち着け。どうした、何があった?」
基 子 『今緊急の情報がに入ったの。今日の夕方頃から、弦月中央病院が、緊急事態が起こったように慌しかったから
    こちらで警戒していたんだけど』
京 也 基 子 『たった今激しい爆発が起こったと連絡が入って。中でFHとの交戦が起こっていて、その相手がヴェノマール
    =デルピエロらしい』
京 也 うわあ。
基 子 『貴方達は今どういう状況にいるの?』
京 也 「あー。ええとだな」
苺 花 じゃあ藤倉が携帯を持っている手を引っ張って、「トコちゃん!?」
基 子 『苺花!? 大丈夫? 身体の調子は?!』
苺 花 「調子は悪いよ! トコちゃんがあたしに黙っていなくなってるんだもん!!」(半泣)
基 子 『えええええええっ!? …ご、ごめん…!』(一同爆笑)
史 明 トコちゃん分不足で病気に(笑)。
苺 花 「…戻ってきたら、ケーキ屋さんにつきあってくれるなら許す…」(ぐすぐす)
基 子 『ご、ごめんね苺花。必ず帰るから』
苺 花 「待ってるから。絶対絶対、絶対ね!」そう言ってから、かくかくしかじかで今まであったことを全部説明する。
基 子 『…わかったわ。貴方達が呼び出した場所まで坂本永子を誘導するようにやってみる。ヴェノマール=デルピエ
    ロは、そういう事情ならこちらから援護した方が良さそうね』
京 也 「そうだな、頼む」
基 子 『榊日向を安全な病院へ搬送する手続きもとっておきます』
苺 花 「ありがとう! じゃあ盛大に釣ってくる!」
基 子 『私もオーヴァード事件に巻き込まれた一般人を救うのはUGNの任務でしょうと、上層部にねじ込んで見せるわ』
京 也 うおお! やる気だ!!
史 明 「任せたー! 任せたシブチョー!!」
苺 花 「頼りにしてる!」
基 子 『…UGNから放逐されたとしても、私には、帰る場所があるから。だから、その場所に貴方達は必ずいてね』
史 明 「おうともさー!」
G M かすかに電話の向こうから『いてくださいねー』という影法師の声も。
京 也 あ、幽霊?(笑)
苺 花 トコちゃんの言葉に、本当は約束は出来ないんだけど。でもいろんな意味を込めて応える。「うん、待ってるから!」
G M そこで電話が切れる。
史 明 よし。じゃあ三崎に車を回させる!
G M 君達は決意を新たに、鳴鈴学園高等学校へと向かう。







 
 

 
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