Climax 花無心招蝶
G M はい。クライマックスフェイズに入ります。
京 也 5。思いっきり80前。79だ。
史 明 4。はっはー、66(笑)。
苺 花 1。合計75。
G M 皆シーン数は同じぐらいのはずだけどねえ。
史 明 何回でも死ねる!(笑)
苺 花 何回も死なないでー!(笑)
G M はいそれでは全員が集まったところで、史明の携帯に霧谷さんから電話が入ります。
史 明 「もしもしー?」
霧 谷 『もしもし。矢作君ですか。その後、経過はいかがですか?』
史 明 「まあ、色々知ったっちゃあ知ったかな。その辺りでは進展したかも」
霧 谷 『彼女が何をしようとしているのかも、わかりましたか?』
史 明 「…なんとなくはね」
霧 谷 「他のお二人もですか?」
京 也 雰囲気察して頷いておく。「まあ、大体はな」
史 明 「(軽く)うんだってー」
京 也 「端的すぎんだよ、お前わああああ!!(掴)」
史 明 「早く話し進めたいんだもーん!」
霧 谷 『(小さく笑い)彼女から、連絡が入りました。「全てを知ってなお引くつもりがないのなら、
今夜校庭で会いましょう」と伝えてくださいと言われました』
史 明 「…うん。校庭ね、わかった」
G M 霧谷さんはそれ以上は何も言わない。『よろしくお願いします』とだけ言って、電話は切れる。
史 明 じゃあ皆に全部伝えるよ。
京 也 「(頭をかきながら)全部ひっかぶるつもりかよ」
史 明 「でも行くことはいくでしょ?」
京 也 「そりゃあな。決まってんだろ」
苺 花 「うん、それじゃあ…今夜会いに行こう」
G M それでは時間は飛んで、夜。夜空には月と星がはっきり見えて、とても明るい。そんな夜空の
下、学校の校庭に君達3人はやってきた。そこで君達を待っていたのは、基子と卜部。
苺 花 「トコちゃん、ごめんね、わたし馬鹿で。…心配してくれて、本当にありがとう」
基 子 「…貴方を狙っているのは、この地に家を構えるラキアの関係者にして分家」
史 明 (思い当たって)ああー。
苺 花 ヴェノムさんがお世話になってるって言ってた家? あれだね。
基 子 「その家を殲滅したところで、本家が動くとは考えにくいと判明したの。だから、それが終わ
るまで、貴方達は静観していてくれればいい」
苺 花 「黙って見てて、じゃあトコちゃんはどうするの?」
基 子 「私はこれからその分家を殲滅に行かなければならない」
苺 花 基子の近くへ歩いていく。「わたしも大概馬鹿だけど、トコちゃんも本当に馬鹿だ。それを聞
いて、何で黙って待ってられるなんて思うかなあ?」(微笑む)
基 子 「…」
苺 花 「わたしも、行くよ」
基 子 「moon bondsのことを知ったのなら、貴方は尚更来てはいけない」
苺 花 「…」
基 子 「藤倉、矢作。苺花を止めなくていいの? これ以上戦えば、苺花は死んでしまうのと同じな
のよ? どうして、止めないの?」
史 明 「止めたところで、納得するとは思えないからね。それでどんなリスクがあるんだとしても、
彼女が納得してすることなら、僕は止めない」
京 也 「ほとんどコイツと同意見だ。あと(苺花を示し)コイツがそんなヤワな玉に見えんのか?」
基 子 「…苺花が強いのはわかってる。でも戦いを続ければ苺花と言う存在がなくなってしまうかも
しれないとわかっているのに、そんなところに」
一 同 ………。
基 子 「私の友達を行かせたいとは思わない」
基 子 「藤倉と矢作が苺花を信じている気持ちもわかる。私だって苺花を信じたい。でも、私は、苺
花が大切だから! 死なせたくないから! …苺花をこれ以上進ませるわけにはいかないの」
苺 花 「……始めに、トコちゃんに出会ったときに言ったよね。後悔しないなんて言い切れないし、
取り返しのつかないことになるかもしれないけど、黙ってみていて蚊帳の外で大人しくして、
そして明日からも同じようになんて、笑えない。トコちゃん一人を危険に曝してまで、安全な
ところになんていられない。――――後悔するかどうかは、自分が決める!」
基 子 「…私が今出来る最良の判断。UGNではなく、私個人の望み。…さようなら、苺花、矢作、
藤倉。友達でいてくれて、有り難う」(微笑む)
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