Middle07 Secretary's vacation





G M 次、矢作のシーン。時間としては、学校も終わっている。
史 明 ラキアのことを調べたいから、三崎に訊きにいきたいんだけど?
G M では三崎の病室。三崎はだいぶ身体の調子も良くなっていますが、大事をとって完全回復まで
    は入院が続いているという状態です。体だけを起こして、君を迎えてくれるよ。
史 明 じゃあ引っ張ってきた椅子にどーんと座って、「まあ、答え難いだろうと思うけど」
三 崎 「どうぞ」
史 明 「ラキアのことについて、訊かせてもらいたい」
三 崎 「…例えば、どのようなことを? 私の知っていることは、全てお伝えしたかと思いますが」
史 明 うーん(もにょもにょ)。
三 崎 「何かあったのですか」
史 明 三崎口固そうだしなあ。この間のことも知っているだろうし、こんなことがあったんだよーと
    教えるよ。MB計画のこと、クリムゾンクローバーのこと、ラキアが持っているんじゃないだ
    ろうかアマランスのこと。
三 崎 史明がとつとつと話す言葉を聞き、「私も、史明さんの関わっていることについて病院内で出
    来うる限りの事は調べてみました。」
史 明 なんてこと?! 流石だ!(笑)
G M 有能ですから。
三 崎 「私がラキアに所属していた間にMB計画について何度か話を聞いたことがありますが、それ
    だけです。ラキアが手を出したという話は聞いたことがありません」
G M つまり、三崎がいたときにラキアはMB計画に関する情報を手に入れようとはしていなかった
    ってこと。『ラキアは昔から、MB計画を手に入れようとしていたわけではない』。
史 明 ほうほう。
三 崎 「ですが最近MB計画の話題は弦月市を中心に広がっていた、これは間違いないようです。も
    しラキアがMB計画の入手に繰り出したのならば、『弦月市で何かがあって、入手するために
    動き出した』のでしょう。又、どうやらFHも撤退したように見せかけてまだ動いている模様
    です」
史 明 「…だろうね」
三 崎 「FHは昔から、MB計画の入手のために暗躍していたようです。一度の失敗で手を引くよう
    な真似を、<プランナー>がするとは思えません」
史 明 まあ、あからさまに見えました(一同笑)。
三 崎 「何か?」
史 明 「あー。うん、まあ…動いてんじゃないかなー?」(笑)
三 崎 「弦月市市内にFHの管理下の病院や研究所も勿論あり、MB計画の研究者や関係者が集まっ
    ていると言う話も聞くことが出来ました。詳細は只今調査中です」
史 明 「ありがとう。そのまま続けていてもらいたい」
三 崎 「かしこまりました」
史 明 では話を急に変えて。「ところで、調子はどう?」
三 崎 「ご心配有り難うございます。一週間後には現場に戻ることは可能です」
史 明 「わかった。じゃあそれまで、こっちはのんびり待ってるよ」
三 崎 「ええ。必ず、待っていてください。…お気をつけて」
G M 史明がこれから何かしようとしていることは、三崎は気付いている。でも止めはしない。
史 明 「…わかったよ」
G M ではそれでシーンを終了します。





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