Ending01 若干の変革
G M それではエンディングフェイズ。変則的ですが幸哉からいきますよー。
幸 哉 はい。
G M では君が受けた仕事は、<首無し騎士>を消滅させたことによって無事終了しました。数日後、学校で携
帯が鳴ります。
幸 哉 取り出して、誰からかかってきたのか確認します。
G M 非通知です。
幸 哉 それで誰からかかってきたのか察しはつくので、話しても大丈夫そうな屋上に移動してからとります。
「もしもし」
G M 相手は予想通り、都築京香ですね。『もしもし。今回は大変お疲れ様でした、黒い狙撃手』
幸 哉 「はい」
都 築 『それで報酬の件ですが、如何なさいますか』
幸 哉 (暫くの沈黙の後)「僕がこのまま、FHに戻ったならどうなりますか」
都 築 『まず、今の学校からは移動し違う部署の配属になるでしょう。そこで又私の指示に従っていただきます』
幸 哉 「…それならば。僕は、この場所に残ることに決めました。<プランナー>都築京香、今までお世話にな
りました。もし又何か依頼がありましたら、これからはフリーのエージェントとしてお話を請け賜らせて
いただきます」
都 築 『わかりました。貴方がそれを望むのならば、私はそれを報酬として与えましょう。貴方を無事にFHか
ら脱退させることを誓いましょう。今までお疲れ様でした<黒い狙撃手>。それでは、さようなら』
G M そういい残し、通話は切れます。
切れた携帯の画面を数秒見つめて、閉じる。
自分の出した答えに、僅かな疑問を抱く。
答え自体はもう決めていた事で、差異は無い。
しかしそれを選択する為の理由が、以前とは若干異なっている。
解せない。が、無理に今答えを出す必要も無いだろう。
携帯を上着に戻して、幸哉は屋上から立ち去る。
黒い影はあっという間に、日常に埋没していった。
⇒Ending02