Battle02 <首無し騎士>藤倉恒也
G M <鷹の翼>を使用して橋の上を超え、病院の前に辿り着いた京也。恰もそれを待っていたかのようにある
のは、一つの影。
京 也 ざっと、降りる。「悪ぃ、遅くなった」
恒 也 「遅いぞ、お前。何かあったのか」
京 也 「まあ色々な。…念のために聞いておくけど、お前の目的は俺か? 矢作の秘書か?」
恒 也 「(面倒くさそうに)なんでもいーよ。俺が生き残れる方法なら、何でもいい」
京 也 「そうか」
恒 也 「めんどくせーことは嫌いだ。俺は生き残るために、お前か、秘書を殺す。いーかそれで(肩を回し始め
る)」
京 也 「ああ、わかりやすくていい。一番わかりやすいから…獲物は俺にしとけ」まだエフェクトは使ったら駄
目?(笑)
G M <完全獣化>か?
京 也 いや、<破壊の爪>。
G M OK、じゃあこうしよう。
恒 也 「じゃあいきますか」
京 也 「おうよ!」
笑顔で、二人が拳を合わせる。
同時に、その腕が変じていく。
京也の腕は、黒い獣の腕に。
恒也の腕は、銀の獣の腕に。
たったひとつだけ、道を違えてしまった二人のその腕は、
それでもやはり、酷く似ていた。
G M 二人で手を突き合わせ、同時に<破壊の爪>を使用する。それで戦闘を開始する! イニシアティブは?
京 也 …9(せつなげ)。
G M 恒也は12です!(笑)参ります、恒也はヴァイタルアップ宣言!
苺 花 速さで負けた!!(笑)
恒 也 マイナーで<ハンティングスタイル>+<完全獣化>を使用。
G M 恒也の姿は、一つ首の赤い瞳をした銀色の狼。それ以外は京也と同じ姿だ。
恒 也 <鬼の一撃>使用(ころころころころ)49。
京 也 避けねえ。<竜鱗>で受けるぞ!
恒 也 ダメージは42点。
京 也 侵蝕率ボーナスを加えて30点受け止める! 12点貫かれても、倒れない!「そうだよな…お前も充分
切羽詰ってんだもんな。なら俺も、全力で行く!」マイナーで<完全獣化>、<鬼の一撃>+<渇きの主>
で攻撃(ころころ)41!
恒 也 こっちも避けない。受けるぞ。銀色の獣の腕が、京也の一撃を受ける。
京 也 ダメージは(ころころ)41点。
恒 也 8点通った。「そんなんで、倒せるとでも思ってんのか!?」
京 也 「生意気言ってんじゃねえ!」<渇きの主>で8点回復。侵蝕率は130超えたー(笑)。
G M たいへんだねーがんばってー(棒読み)。そんなにフェイズ数多くないはずなんだけどなあ。
京 也 ごめん、全て自分のダイス目(笑)。
恒 也 続いて攻撃。「大丈夫か? 足の方、へばってんぞ!」<鬼の一撃>で(ころころころ)45。
京 也 避けねえ。ダメージカモン。
恒 也 (ころころ)40点。
京 也 まだ生きてる!「てめえこそキレが足りねえんじゃねえのか!?」さっきと同じコンボで(ころころ)
37。
恒 也 当たりはするが、またこっちも受ける。
京 也 (ころころ)いまいちだなあ。33点。
恒 也 3点通った(笑)。
史 明 僕は応援に行ってあげられないよー(笑)。
京 也 わかってる! 頑張るー!
G M 京也の侵蝕率がどんどん上がっていき、獣と同化していきつつもそれに耐え人間であることをやめない様
を見て恒也が呟く。
恒 也 「お前、それでいいのかよ?」
京 也 「(しっかり見据えて)悪ぃな。お前が乗っている皿よりも逆の方が重くなっちまった」
恒 也 「…なら、一撃で倒してみやがれ!」<鬼の一撃>+<神獣撃>で攻撃!(どざららららあああ)66。
京 也 かわさない。
G M (ざららら)おーふ?! 凄い目でたよ。
史 明 え? 悪い目? 1いっぱいとか?
苺 花 いや、電卓叩いてる音が違う。ばばばばばって(苦笑)
恒 也 65点!
京 也 <竜鱗>も使わない、どうせ死ぬしな。
G M 銀色の爪が京也の腹を抉り取り、その状態でまるで時が止まったかのように辺りが沈黙する。
京 也 「…お前に残っているのは、生きることへの執着だけか」
恒 也 「それしか、俺には残されていない」
京 也 「そうか」元々持っていた、藤倉恒也のロイスをタイタスに昇華して生き返る。
京 也 「だったら俺は、お前を止めるしかねえよな」
京 也 タイタスを使いたいんだが、自分のダイス目が信用できない(笑)。
苺 花 京也、こんな疑い深い子になっちゃって(涙)。
京 也 (考え込んで)いや、でもここでいかなきゃやばい気もするし。もう一回だけ、自分のダイス目を信じて
みる!(笑)シナリオロイスの方の藤倉恒也をタイタスに変えクリティカルを更に−1、<鬼の一撃>+<渇きの
主>で攻撃!これでクリティカルは6以上!
一 同 うん!
京 也 (ざらららららっ)
苺 花 出てる出てる!
京 也 (更にざららららっ)…。
苺 花 …おっとー!?
史 明 出てないね(苦笑)。
京 也 …泣いてもいいかな。19。
G M 京也の爪が恒也に伸びた瞬間、<神獣撃>の影響で恒也の<完全獣化>が解除され、元の姿に戻った。京
也にはこの場面を見ることが、初めてではないことがわかる。
既視感。
それを感じて、京也はやっと理解した。そして、笑った。
「ああ、そうか。…やっぱりあの時、お前を殺したのは、俺だったんだな」
その瞬間、獣化している双頭の片方、瞳と口を封じていた赤い糸が、ぷつっ、と音を立てる。
瞳が開く。そこに見えるのは、あの時、自分がオーヴァードとして覚醒した時に見たセカイ。
獣化し暴走した京也の目の前に、恒也が立っている。
僅かな躊躇いもなく、京也が振りかざした手が恒也の体を抉る。
それなのに、恒也はそれに対し恨むような顔は全くせず、あまつさえ微笑んでさえいた。
「馬鹿か、お前。…落ち着けよ。お前には、俺の代わりに生きてもらわなきゃならねえんだから」
伸びる恒也の血に濡れた手が、京也の首の片一方に触れる。
すると、その血が糸となり、その首の目と口を塞いでいった。
こんな胸糞悪い記憶、無くてもいい。
でも絶対に自分を、忘れないで欲しい。
相反する願いが、その封印を施したのだ。
信じない理由は無かった。
それほどまでに彼らはずっと、一緒に居たのだから――
京 也 ああ…。
G M 途切れていた記憶。それが今、京也の中に戻ってきた。
恒 也 「馬鹿か、お前。…これで、いいんだよ」
京 也 (ころころ)ダメージは17点。
G M 恒也はそのまま、君に向かってゆっくりと倒れていく。
京 也 「恒っ!」名前を呼んで、抱きとめる。
G M 恒也はもう光をうつさない瞳で君を見た。
恒 也 「あー…やべえ。俺負けたのか? すげー悔しいなー。すげームカつく」
京 也 「ああ、俺の勝ちだ。…そうだ、もっと悔しがること教えてやる。梅の奴、ガキが出来たんだぜ?」
恒 也 「…そうか。そっかあ…そりゃ、すげームカつくなあ」(淋しげに微笑む)
京 也 見えてはいないんだろうけど、泣きそうになる顔を隠すようにその体を抱きしめる。
恒 也 「…じゃあな、京。髪ぃ染めるのもいいけど、いい加減にしねえと後で後悔するぞ?」(一同笑)
京 也 「…余計な、お世話だよ馬鹿野郎…!」
G M そんな軽口を残して。恒也の手は、力なく地面に落ちた。
沈黙の世界で、今度こそひとりぼっちになってしまった狼は叫んだ。
「俺は! 殺したくなんかなかった…! あの時も、今だって! 殺したくなんか、なかったんだよ!!」
もう動かない身体を抱き締める。
もう、聞こえない。それに気付いて、京也は漸く、涙と一緒に本音を吐き出せた。
「…本当に、殺したくなんかなかった…。ガキだって構わない、お前とずっと一緒に、いたかったんだよ! 恒ぉおおおお!!?」
今度は確実に。京也の腕の中で、冷たくなっていく恒也の体。
曖昧だった藤倉恒也の死はこの瞬間、確実なものになった。
けれど、恒也の顔には最期まで、笑顔が残っていた。
×××
G M はい、自律判定ー(悪)。
史 明 いやあああああっ!!!(べそべそ)
京 也 二倍振りします(即決)。
幸 哉 ロイスの数だけ振るんですもんね(ころころ)下がりすぎました。62。
苺 花 (ころころ)あ、私も下がりすぎた? 89。
史 明 期待値を信頼して素振り!(ころころ)あははは!失敗した!?(笑)
G M まだ、方法はあるぞ。経験点全部放棄すれば、生き残れるけど。
史 明 今107引く、今残っているロイスを更に振るんですね?
G M 全部1じゃなかったら大丈夫。それで駄目だったら諦めろ(笑)
史 明 じゃあ経験点は0にします(ころころ)あー、すごい勢いで下がった!(笑)
京 也 今137(ころころ)88! 楽勝ー!(安堵)
⇒Ending01