Ending Wheel of fortune.





G M いいかい?じゃあエンディングいくよ。エンディングは全員、クライマックスのすぐ後です。
苺 花 基子のフォローを…(挙手)
G M いいの! それは続くの!!
苺 花 わかった(笑)。
G M 全員、ほっと一息ついているところで。がばっとデュラハンが立ち上がる!
京 也 うわ!?
岐 乃 「デュラハン、もういい。今回の任務は失敗だ」
G M 岐乃はそういうものの、デュラハンはじりじりと間合いを取って逃走を図ろうとしているようだ。
京 也 「待ちやがれ!」
G M そう声をかけるなら、デュラハンはその場で止まる。
京 也 (GMに)OPの時の変な感じはまだするのか?
G M うん、する。ますます強くなってきている。デュラハンが初めて、君を真正面から見る。
京 也 「…お前の頭と体、どっちでもいい。お前の『元』は何だった!?」
G M そう聞かれて、デュラハンの口が開きかけた、その時だ。



 声  「はいはいはい。そこでおしまいでぇーすぅー」



一 同 ひゃああああ!? 誰か来たあああああ!!
G M 岐乃達が現われた廊下の先から、すたすたすたと一人の男がやってくる。細身の体で、北欧系の顔立ちをした男。銀色
    の髪を、長髪ではないんだが、なびかせながら調子のいい感じで現われた。
 男  「はい、そこまでね。(岐乃に向かって)FHもあんがいショボイよね? もういいわ」
G M いきなり現われたその男は、やれやれと演技かかった口調で話し出す。
史 明 なにあれ、って顔で見てる。
京 也 気にはするけど、視線はデュラハンから外さない。
苺 花 わたしはデュラハンに食って掛かる藤倉の様子がおかしい方が心配で、藤倉の様子を見ている。
岐 乃 「…失敗したことに対しては、申し訳ないとしか言いようがありません。それで、何故貴方がこんなところに?」
 男  「いやあ、だってFH役に立たないんだもん。いーよいーよもう、『ラキア』は勝手にやらしてもらうから。やっぱり
    UGNとの関係を考慮して、影からFHを援護するってやり方が良くなかったよねえ。―――でも、これは便利だから
    借りてくから」
G M そういって男はデュラハンを指差す。
 男  「じゃあ持ってくね」
京 也 「待て! その前に答えろ!!」
G M デュラハンがまた京也の顔を見て、答えようとした瞬間! ぞんっ、て言う音がして、デュラハンの首が飛んで宙を舞
    う。当然被っていたパーカーが剥がれ落ちて、その顔が明らかになる。はい、京也は衝動判定してね。
京 也 (ころころ)成功した。びっくりして止まった感じ?
G M 侵蝕率上げて。次回その侵蝕率上がった状態から始めてね☆
京 也 うあああああああ!?(ころころ)18!
史 明 高ぇ!(笑)
G M そこでフラッシュバックする。情報屋と話したときに止まった回想シーン、両開きの扉。それはドレッサー。何故化粧
    の匂いがしたかというと、お母さんの化粧台の匂いってあるじゃない?
一 同 あるある。
G M かいだらわかるじゃない? 別に自分が化粧をしていたわけじゃないけれど、お母さんの化粧台の匂いを京也は思い出
    していた。
苺 花 何故か白粉くさいのね。白粉なんてないのに。
G M 京也がそのドレッサーの扉を開くと、当然中に鏡があって君の顔が映る。
京 也 ちっちゃいころの?
G M 幼い頃の顔が映って、それが今の京也の顔になる。その顔が、今――――宙を舞っている。
史 明 ちょっ!? それ僕も気付く?
G M うん。京也と同じ顔。でも金髪ではない、黒髪だ。
史 明 (息を呑む)
苺 花 「ふじ、くら?」
G M 見れば、京也と史明はわかる。それは京也の顔をしているけれど、京也じゃない。…ん?(史明に)一緒に衝動判定や
    る?
史 明 …します(ころころ)薄々わかってはいたけど…衝動判定は成功。次回は侵蝕率は10上がった状態からになります。
京 也 完全獣化が自然に解けて、今までたぎっていた血が全部静まってしまう。
G M 突然現われた男は、居合いに使うような感じの抜き身の刀を持っている。いつの間にか血塗られているそれが、デュラ
    ハンの首を飛ばしたのは間違いない。切り飛ばし、落ちてきた首は男がしっかり受け止める。
 男  「んじゃ、これ借りてっから。いいよね?」
岐 乃 「僕に、それを止める権利はありません」
 男  「そだよね、ないよねー。んじゃ!」
G M 最後まで軽い調子で、男はその場を立ち去るよ。
京 也 「コウ…?」(呆然)




×××




史 明 男を追いかける! なんで居たのか、あるのか、解らないけど…。そうだ、その顔って年とってますか?
G M 今の京也にそっくりになっているよ。
史 明 「おかしい! 年をとっているなんておかしい!」(追いかける)
G M 追いかけるんだね? そしたら男が振り向いた。
 男  「おっ、いいの?こっち来ちゃって。又あの眼鏡の人を襲う人、来るかもしれないんデショ?」
史 明 ぎっ(立ち止まる)。
 男  「来るよ? 来ちゃうよ? 来るかもよう?(ニヤニヤ)」
史 明 うううううん(悩)。
 男  「大丈夫ダイジョブ、また来るからさ。俺、あのお嬢ちゃんに用事あるんだわ」
史 明 「…次、会ったときは、覚えてろよ」
 男  「おう。忘れてなかったら覚えてるよ☆」
G M バチコーン! とウィンクして、男は片手に生首をぶら下げたまま立ち去っていく。
史 明 何か言い出そうとして、その言葉を呑んで。首を振ってから、元の場所に戻るよ。




×××




苺 花 ふ、藤倉?ねえってば、藤倉?
京 也 (ただ呆然)






戦いが終わり、静まり返った病院の通路。
残されたデュラハンの身体。
事情が解らずに戸惑う苺花。
事情は解っていても、何故こんな現実が起こりうるのか解らない史明。
目の前の光景が理解できず立ち尽くす京也。
そんな彼らを残して、運命の歯車は――――回り始めた。







―――――Cross out.