Middle07 カガミのキオク
京 也 (ころころ)これで俺も侵蝕率60超えた。
G M 京也は史明の会社に向かっているんだっけ? どうする、史明。
史 明 出る。侵蝕率欲しいころころ)うわー、それで1かっ!
京 也 俺が先に会社に着いて、待ってたってとこか。普通に社長室のソファに我が物顔で座ってて、矢作が帰って来たら「お
かえり」って言う(笑)。
史 明 じゃあそのキョーちゃんの待っているところに、戻ってくると。
G M それで京也はどれのことについて調べるの? 合流しても、どちらか1つね。
史 明 僕UGNの幹部にコネは持っているけど、FHのことをそこから掬うわけにはいかないよね。だったら僕が、三崎のこ
とを調べた方がいいのかな。
京 也 じゃあ矢作と一緒に裏通りとかに行って、FHについて話を聞くって感じか(ころころ)よっしゃ回った! 16!
G M 裏通りで京也達を待っていたのは顔見知りの情報屋。「ようオルトロス、どうした?」
京 也 「この街のFHに、今何が起こってる?」
情報屋 「ん?なんかあったのか?お前がそんなことを気にするなんて珍しいな、いつもは組織なんてかんけーねーとか言って
んじゃん」
京 也 「…(ニヨニヨ言う史明を足蹴にしながら)色々事情があんだよ」
情報屋 「俺は貰えるもんが貰えれば関係ねえけど」
京 也 「頼むわ」
情報屋 「正しく言うなら弦月市にFHの支部はねえ。ただ常に待機しているエージェントは1人いる。それが『黒い狙撃手』だ」
史 明 (目を細める)
情報屋 「とは言え『黒い狙撃手』は弦月市内では活動していない。その活動はほぼ市外に限られていた、ついこの間まではな」
史 明 「市外では何をやってるかはわからないの?」
情報屋 「そりゃあ色々やってるさ、優秀なFHのエージェントだからな(苦々しげに)。ただ弦月市内では全くと言っていい
ほど活動していない、何故だかはわからねえが」
京 也 「理由は不明なのか」
情報屋 「(頷く)あとその他の下っ端どもの活動も、最近お前達の学校での騒ぎがあっただろ? あれぐらいだな。ただ、今
の支部長の子が来る以前はそれすらも無かった」
京 也 坂本が居た頃か。
情報屋 「で、噂によるとその頃のFHは活動しなかったんじゃなくて、『出来なかった』んじゃないかって言われてる」
史 明 「その噂、引っかかるね。シブチョもそんなこと言ってたよ、『出来ないはずだ』って」
G M そんなことは有り得ない、みたいなことは言ってたね。
史 明 「あともう一つ聞きたいんだけど。(デュラハンの外見を伝え)この人について何かわかることはない?」
京 也 それは俺も知りたい。
情報屋 「ああ…ヤツのことか。オルトロス、そいつのことはこの間支部長さんと仕事した時に聞いただろ? それぐらいしか
わかってねえ…が、ああ、そうだ。デュラハンに関して一つだけ不思議なことがある」
京 也 「なんだよ?」
情報屋 「現れるたびに、『体格が変わっている』ような気がするらしい。これも噂だが」
苺 花 ええええ?
京 也 すごい嫌な予感がするぞ(苦笑)。
史 明 「中の人は同じで、外見をとっかえひっかえしてる?」
情報屋 「さあなあ。結局のところ、顔を見たヤツは誰もいねえからな」
史 明 「確かに顔は隠しているからね。あんな姿なら体格よりも、先ず服装で判断しちゃうかもしれない。ねえ、デュラハン
の以前の活動記録ってないの?」
情報屋 「いや、あるぞ。最近活動が派手になったってだけだからな」
史 明 「うーん(悩)。そういやデュラハンって、被害者の頭だけを残して現場から去るんだっけ?」
京 也 「体を自分で使ってるってことか? エグザイルなら、出来るよな」
史 明 「うん、出来るね。首から下をすげ替えていく。だから体格も変わる」
情報屋 「ああ、なるほど。確かにそういう考えもあるな。よし、その辺から調べなおしておいてやるよ」
京 也 「頼む」…って言っておきつつ、ちょっと待て! すごい嫌な予感がするぞ!(びくびく)
情報屋 「つかよ、お前ら。大変なのはわかるけど、あんまり深く突っ込むな。FHの相手はUGNがするんだろ?UGNに任
せて、気楽に行けよ気楽に」
史 明 「…うん、ありがとう。おいちゃん」
G M おいちゃんにされてしまった(笑)後はどうする?京也。
京 也 じゃあこの場で、あの『嗅ぎ慣れた匂い』を思い出そうとする。
G M では精神で判定してみてください。
京 也 ていやっ(ころころ)おし、クリティカル! 19!
京也は史明と情報屋の話を聞きながら、頭を押さえ、『嗅ぎ慣れた匂い』を記憶の中で追いかけようとする。
追いかける、追いかける。
追いかけたその先には見慣れた―――見慣れたけれどももう戻りたくない、と思っている和室。
自分の視線がひどく低い。まるで背が縮んでしまったかのように。
その匂いがする方へ近づいていくと、椅子が見つかる。
椅子に登るとそこには、両開きの扉のようなものがある。
これは、××の化粧台だ。
手を伸ばし、扉に手をかけ、開く――――――…
G M すると…! というところでシーン終了です。
京 也 わー!?(焦らされてのたうち)
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