Opening03 おでんと秘書とお仕事と
G M じゃあ次は矢作〜、矢作〜(一同笑)。矢作も夜だね、会社で仕事中だ。今日は学校を休んでまで参加したなッがああ
ああい会議が漸く終わって、ぐったりしてる。
史 明 あ〜…つ が れ だ…(脱力)。もーチョー疲れた! チョー疲れた!(一同笑)
G M 秘書の三崎が「お疲れ様でした、史明さん」と矢作の好きな紅茶を入れてくれるね。
三崎弘介(以下三崎) 「本日のスケジュールは、これで全て終了となります」(笑顔)
史 明 「これ以上あってもヤダ…(ぐたり)もー今日は寝る! 寝る! おうち帰って寝る!」
三 崎 「そう言われましても…お部屋はこの上ですが」(笑)
史 明 「だからすぐ帰る。お茶は飲んでくけど」(笑)
三 崎 「軽く何かお召し上がりになりますか?」
史 明 「ん〜〜〜…ちょっと食べとこうかな〜…」(うーだらうーだら)
三 崎 「では何か買ってきましょう」
史 明 「じゃーあおー願ーい! 今すぐ!」(急に元気)
G M 「かしこまりました」と三崎が出て行こうとした瞬間、君の携帯が「ぱぱらっぽー、ぺぺれっぽー♪」と鳴り出します(一同笑)。
史 明 恥ずかしー!!(笑)どんな着メロよ! ぱこっと携帯を開く。
G M 着信には「霧谷雄吾」の四文字が。「ぺぺろっぽー、ぺぺれっぽー♪」(まだ鳴ってる)
史 明 出ますよー。ぴしっ(通話ボタンon)「もしもーし、矢作でーっす」
霧谷雄吾(以下霧谷) 「もしもし、矢作君ですか?」
史 明 「うん、ちがーう」(一同爆笑)
霧 谷 「えっ、違うんですか!?」(爆笑継続)「では、貴方は何方なんでしょう?」
史 明 「ううん、矢作」(あっさり)
霧 谷 「やはりそうですよね、矢作君ですよね。吃驚しました」(一同笑)
史 明 「ん、軽いジャブジャブ」
霧 谷 「(改めて)今日はお仕事、お疲れ様でした」
史 明 「うん、チョー疲れた。チョー疲れた」
霧 谷 「今日の会議のお話は、私も部下から聞いております。矢作製薬のデータによって、UGNの製薬機関も大変助かって
いますよ」
史 明 「頑張ってもらわないとねぇ〜、そのくらいはぁ〜」(黒)
霧 谷 「お仕事が終わった後で申し訳ないのですが…一つ貴方に依頼したいことがあるのです。これは、UGNイリーガルと
しての貴方に対する正式な依頼です」
史 明 うん、何だろう?
霧 谷 (ちょっと声のトーンを落として)「実は、大変申し上げ難いのですが…UGN弦月市支部の支部長、坂本徹からの連
絡が途絶えて久しいのです。そちらのスタッフからの報告によると、支部自体が何者かの襲撃を受けて全滅に等しい状
態らしいのです」
史 明 「それって…(流石に吃驚)…坂本さんって、結構仕事できた人なのに〜」
G M そうだね、地味だけど着実に仕事をこなす感じで。
霧 谷 「ええ。月毎の報告が滞った事なども今まで無いのですが、ここ一ヶ月でぷっつりと連絡が途絶えてしまいまして。そ
れを調査するように支部のエージェント達にも連絡を送ったのですが、そちらも芳しい返信は無く、ただ「襲撃を受け
た」という連絡のみが入っています。それの是非は調べている最中なのですが。…そこで貴方には、坂本の安否の確認
と、可能ならばこの事件の迅速な解決を依頼したいと思います」
史 明 「ん、解った。やってみるよ」
霧 谷 「快いお返事、ありがとうございます」(笑顔)
史 明 「いーえいーえ」
霧 谷 「坂本に関する情報は出来る限りお教えします」
史 明 顔も殆ど見たこと無いからなー。どんな感じの人?
G M 年齢は30代後半。黒髪短髪、地味ーなフツーのおじさん(笑)。顔写真はメールで送ってくれる。能力は、ハヌマーン
のピュアブリード。
史 明 「事前に連絡とかは無かったわけでしょ?」
霧 谷 「ええ…突然の出来事でした。まだ事件が何か起こっているわけではないので、こちらも調べあぐねているのです」
史 明 「その、エージェントが襲われたって事件の方も」
霧 谷 「現在調査中です。坂本の消息を探る為に依頼したエージェント達からの報告が途切れたのがつい先程」
史 明 「さっき!!? 早くね!?」(一同笑)
G M いや、依頼自体は一ヶ月前すぐにしてたよ? 急に連絡が途切れたのがついさっきってこと。
史 明 「最後の連絡って、どんな内容だったの?」
G M それは…「支部長を発見した」っていう情報と、「支部長が危険かもしれない」という予測、今まで仕えてきた人だか
ら悪く言いたくないし、きちんと裏をとってからまた連絡します、と言ってた。
史 明 あ〜…ん〜、解った。聞きたいのはこれぐらいかな?「じゃあこっちでも、情報集めてみましょ」
霧 谷 「よろしくお願いします」
史 明 「おう任せろ☆」
霧 谷 「報酬はいつも通り、規定の額を振り込ませて頂きます」
史 明 「ヨロシクー」じゃあDO銀で(一同笑)。
霧 谷 「それでは、よろしく頼みます」
史 明 「うん、夜遅くにお疲れ様〜」ぷち(通話終了)。
G M じゃあ、通話を終えて顔をあげたところで、目の前に三崎が立っている。「また、お仕事をされるのですか?」と聞く。
史 明 「うん、まぁね〜」
三 崎 「お疲れではないのですか?」
史 明 「それ(会社)とこれ(UGN)とは別だよぅ」
三 崎 「…もし貴方が望まないのならば、いつでも直談判する用意は出来ておりますが?」
史 明 「そこまでしなくていいよ〜。これは自分がやりたくてやってることだから。心配すること無いよ」(笑顔)
三 崎 「そうですか…。もし何かありましたらすぐ呼んでくださればいつでも」(じりじりと近づいてくる)
史 明 「大丈夫大丈夫、呼ぶから呼ぶから」(じりじりと後ずさる)
三 崎 「宜しかったですか?」
史 明 「大丈夫だから、ご飯買ってこい」(一同爆笑)
三 崎 「かしこまりました。それでは…7・11のおでんで宜しいですか?」(一同笑)
史 明 「じゃあハンペンハンペン! 三角のじゃなくて丸いやつ丸いやつ!」
三 崎 「かしこまりました」とメモリながら…あ、メモいらないな、もう覚えてるなこの秘書なら(一同笑)。
史 明 うん、「いつもの! いつものでよろしく! あ、それから汁多めで!」
三 崎 「それでは、行ってまいります」
史 明 「よ〜ろし〜くね〜」
忠実な秘書の黒いスーツの背中が遠ざかる。
「…はふぅ」
ドアがパタンと閉まったところで、矢作は一つ溜息を吐く。
やっと会議が終わったかと思えば、別口の仕事。流石に身体も心も休息を求めている。秘書の心配も最もだと思うけれど。
「…ま、探してみるかな〜…。でもちょっとやな予感するんだよねぇ〜…危険って言ってたらしいしぃ…」
呟きつつ、デスク上のノートパソコンの電源を入れる。早速やってきた霧谷からのメールを確認する。
「うわ、地味。絶対スーツは青山だね」
そこには、弦月市UGN支部長―――もう元を付けた方がいいのかもしれない―――極平凡な、顔写真が添付されていた。
G M 坂本徹に、ロイスを取ってくださーい。本当地味なキャラです。
苺 花 GMに何度も地味地味連呼されるNPCって…
史 明 じゃあ、ネガ無関心で(一同笑)。でネガを表にします。ポジは連帯感のままで。
G M それじゃ、ミドルフェイズに移りまーす。
⇒Middle01