Middle12 I’m beside of you.




G M それじゃあ先に、矢作行こうか。どこに電話する?
史 明 霧谷さんに。
苺 花 繋がるの?
G M うん、良いよ。『もしもし?』
史 明 「どぉもー」
霧 谷 『何かありましたか?』
史 明 「うん、見つかったよコンポーザー。ファルスハーツのエージェントになってたよ」
霧 谷 『…はい』
史 明 「多分ね、この前の支部の火事はあいつが原因だろうね。あの人たしかハヌマーンだよね? 音楽を使って、講習って
    いう名目で集めた人達を無理矢理オーヴァードとして覚醒させて、自分にとって理想的なオーヴァードを、見つけよう
    としてたみたい」
霧 谷 『そうですか…』
史 明 「でもそこに、俺の知ってる子がいて、覚醒させられちゃって、その時に出たサラマンダーの炎が、あの火事の原因」
霧 谷 『そのサラマンダーは、佐々木苺花さんで宜しいですか?』
史 明 「間違いないです」
霧 谷 『佐々木苺花さんは、シンドロームの力を操る事が出来ると思いますか? こちらに来た<バタフライ・フェイク>か
    らの報告だと、コントロールが出来る出来ないに関わらず、UGNで保護をするのが彼女の為との事でしたが…そうい
    うわけにもいかないでしょう』苦笑する。
史 明 「う〜〜〜ん…保護は、しなくて良いと思う。イインチョは、女の子で、今まで普通に過ごしてきたわけだけど、彼女
    は強い子だから。きっと受け止めて、自分のやれるべきことをしてくれると思う。今は受け止め切れていないけど、き
    っときっといずれ解ってくれる」
霧 谷 『それは…、貴方の経験からでた言葉ですか?』
史 明 「うん、そお!」
京 也 何だその無駄な自信!(笑)
苺 花 矢作だから!(笑)
史 明 チョー矢作だから(一同笑)。「高里さんに言わせると、根拠のない自信だ云々〜って言われるだろうけど、俺はそう
    確信してるから。もう少しだけ待ってくれない? 彼女の中でも、もう少しでこの事件に関しての決着がつくと思うか
    ら」
霧 谷 苦笑とも微笑ともつかない笑いが聞こえて、『解りました。―――「彼」が認めた貴方なら、間違いはないでしょう。
    こちらからは佐々木苺花さんをバックアップできるような手続きを取りましょう。<バタフライ・フェイク>にもその
    ように命令しておきます。それでは』と電話は切れます。
史 明 「よろしく〜」
G M じゃあ切れた瞬間、「ぱっぱらぽー、ぺっぺればー♪」(一同笑)
史 明 ぷちっ「もーすもーす?」
 ?  『もしもし』凄く聞き覚えのある声が聞こえるよ。三崎だね。
史 明 「あっ、なんだいなんだい三崎」
三 崎 『ビルの調査の方、終了しました』焼け落ちた他のCDやMDを回収して、矢作製薬の粋を集めた(一同笑)調査の結
    果、シェークスピアだけじゃなく、色々な曲が入ってたことが判った。その中に、レネゲイドウィルスを共振させる波
    長を仕込んで、矢作が今いる教会の結婚式とかでも、無差別テロのようにオーヴァードに覚醒させる実験をしていたら
    しい。
史 明 「はぅー…(溜息)」
三 崎 『どうかなさいましたか?』
史 明 「んや、何でもないよん」
三 崎 『そうですか。……史明さん』
史 明 「なぁに?」
三 崎 『辛くは、ありませんか?』
史 明 「ん、平気。大丈夫」さらっと、いつも通りに。
三 崎 『解りました。貴方がそういう限り、私は信じましょう』声は凄く優しいね。聞くと、心が自然に落ち着く感じ。『貴
    方がそう望む限り、私は従います』
史 明 「うん、ありがと。じゃ、すぐ戻るから」
三 崎 『解りました。それでは』電話が切れて、シーン終了。





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