Opening03 Secretary's gentleness





G M では矢作、行きまーす。
史 明 侵食率上げまーす(ころっと)7。
G M ハンドアウトの通り君は、体育祭実行委員の特別顧問です。いつも通りの委員会、各クラスの委員が教室に並び、
    教壇の方に生徒会長と委員長。その隣にある君が座る机には、「特別顧問」と書いた三角錐がどーんと鎮座まし
    ましてます(一同笑)。
史 明 視界の端に映ると凄く邪魔臭そうな動きで、上半身をぐーらぐーら回してます。
G M 楽しそうだね?(笑)
史 明 うん、楽しい(笑)。
G M じゃあそこでまた回想シーン。



×××



G M 特別顧問に推薦されたその日の夜、社長室にて。顧問になろうと仕事をしなければいけないわけで、机には堆く
    積まれた書類が。
史 明 「う゛ぁ〜〜〜〜〜」(鳴き声)
三 崎 「明日のご予定は、8:00より新店舗視察、8:30より同所属の商会の会議、10:30より本社に戻り…
    (延々続く)」
史 明 「とにかく、忙しいってことだよね?」(きぱ)
三 崎 「…はい」終了(笑)。スケジュール帳をパチンと閉じて、矢作の好きな紅茶を入れてくれる。
史 明 それを目の端で見ながら、もっちもっちとお仕事。
三 崎 「……そろそろ、体育祭の時期ですね」
史 明 「うん、そうだねー」(顔は上げない)
三 崎 「体育祭には出られないのですか?」
史 明 「あー……えー…うぁー………特別顧問、らしいよ?」
三 崎 「特別顧問…? 何のでしょうか?」
史 明 「…体育祭?」
三 崎 「ああ、実行委員会の、ですか」(納得)
史 明 「うん。やって、って頼まれたからうんって言ってきた!」(笑)
三 崎 「…そうですか。それは……楽しそう、だったんですか?」
史 明 「うん。体育祭は楽しいモノだから、それの仕事は楽しいヨ?」
三 崎 「―――解りました」いつも通り無表情のまま、出かした書類を揃える。「こちらは、営業三課の方へ下ろして
    おきます」
史 明 「よろしく〜」
三 崎 書類を持って、社長室から出て行こうとして…入り口で止まってくるっと振り向く。「申し訳ありません、史明
    さん。報告に漏れが一つありました」
史 明 「ん? なに〜?」
三 崎 「体育祭の一週間前より、社長は急な体調不良に拠る長期休暇となっております」
史 明 一瞬ぽかん、としてから、三崎の顔を見てニヤ〜っと。(笑)
三 崎 「宜しかったですか?」
史 明 「チョー調子悪い! チョー休む!」(一同笑)
三 崎 「畏まりました。一週間の間、ごゆっくり静養なさって下さい」と部屋から出て行く。
史 明 「よろしく三崎ー!」
一 同 おおお〜!(拍手)



×××



G M と、ここで回想終了。はっと気づくともう会議は終わっているね(一同笑)。
京 也 何やってんだ特別顧問ー!(笑)
史 明 た、多分何もやってない。座ってるだけ(笑)。
G M 委員の人達は三々五々、教室を出て行くんだけど、君の前に一人の女子生徒がやってくる。
史 明 ふん?
G M ネクタイ止めの石が緑色だから、一年生だ。前に自己紹介をされた時に覚えているでしょうが、一年E組の体育
    祭実行委員で、実行委員会の副委員長も勤めている、坂下もみじちゃんです。
坂下もみじ(以下もみじ) 「矢作先輩、この後時間大丈夫ですか?」
史 明 「うん、平気ー」
もみじ 「実は…実行委員の手に負えない困った事が起こった時は、矢作先輩に相談するように、南里先生から聞いてい
    まして(一同笑)。それぐらい困った事が、起きてしまったんです」
史 明 「うん、なぁになぁに?」
もみじ 「実は、ですね…。体育祭を中止するように、2週間前から私宛に脅迫状が届いているんです」
史 明 狸顔してた目がしゅーっと細くなる。「その手紙、今持ってる?」
もみじ 「はい」ごそごそと、髪の束を取り出してその一枚を矢作に差し出す。
G M そこにはワープロ打ちでこんな事が書いてあります。




体育祭を中止してください。
でないと、死にます。




史 明 「ん〜…脅迫状にしては言葉が丁寧だなぁ」と思うけど、アヤシイ…。
G M そこで矢作のオープニングは終了でーす。
史 明 もみじちゃんに対してポジが好奇心、ネガが不安でロイス取りました。ポジが表。









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