Middle05 TC5(たわしコロッケ5秒前)





G M 次のシーンはヤハギョ〜(一同笑)。
史 明 侵食値上げまーす(ころころ)2!
G M 時間は次の日。矢作は今日も体育祭実行委員名誉顧問として、他の委員達よりも早く、委員会を開く教室にやっ
    てきました。と、中から「これはどういうことなんだ?」という声が。
史 明 む? 聞き耳を立ててみる。
 声  「説明をして欲しい。これはどういうことだろうか?」という男子生徒の声と、「ど…どうして…?」と驚いて
    いるもみじの声。
史 明 男子生徒の声の方に、聞き覚えは?
G M あるよ。体育祭実行委員会・委員長の声だね。3−Dの谷川慎二という生徒。
史 明 んー、まだ聞き耳立てておく。
谷川慎二(以下谷川) 「説明して欲しい。どういうことなんだ、まさかずっとこの脅迫状が届いていたのか?」
もみじ 「どうして…どうして谷川先輩のところに?」
谷 川 「これは今日、俺の机の中に入っていたものだ。『体育祭を中止して欲しい』と書いてある。今これを君に見せ
    た時の驚きは、これに心当たりがあるということじゃないのか?」
史 明 「んん?」まだ話は続くのかな?
谷 川 「何故そんなに驚くんだ。俺のところに脅迫状が届くのが、そんなにおかしいことなのか?」
史 明 そこで、こんこんとドアをノック。返事が来る前にぱーんっと開ける(一同笑)。
もみじ 「あ…矢作先輩…」
谷 川 「矢作」
史 明 「おはようございます〜」放課後だけど、業界人だから(笑)。すすすと近づいて二人の間の紙(脅迫状)をに
    ょっと覗き込む。
G M そこには『体育祭を中止してください。誰かが傷を負うでしょう』と書いてある。
苺 花 ますますグレードダウンしてる?(笑)
史 明 方向性がやや定まって、誰か一人を狙うのかしらと思いつつ、きゅいっと眉間に皺が寄る。(額を指差し)
京 也 そこ額(笑)。
谷 川 「これは凄く重要な問題だ。何でこんな大切な事を黙っていたんだ?」(もみじに詰め寄り)
史 明 「谷川先輩谷川先輩」(肩とんとん)
谷 川 「うん?」
史 明 「ほら、もうすぐ体育祭じゃない。下手に騒いで、谷川先輩忙しいのに迷惑かけたくなかったんだよ」
谷 川 「しかしこんな重大なことを…誰かに被害が本当に出たら、それこそ大変なことになる。なんでたった一人で解
    決しようと思ったりなんかしたんだ。隠したい理由でもあったんじゃないのか?」
もみじ 「そ、そんなことは…」
谷 川 「もしかして、君は犯人を知ってるんじゃないのか?」
史 明 「まーまーまーまー。そんな矢継ぎ早に聞かれたら、もみじちゃんも答えられないよ。谷川先輩も少し落ち着きま
    しょう」
谷 川 「いや、しかしだな…」
G M そこで、矢作の開けっ放しにしていた扉をまたばーん!と開ける音がして、勢いがつきすぎてばーんごーん!!
    と跳ね返って何かがぶち当たる音が(一同爆笑)。「っ〜〜〜〜〜!!」と痛みにのた打ち回ってる奴がおりま
    すが(笑)。
もみじ 「安吉!」
G M 矢作は今まで会ったことは…あ、いいや、会ってる事にしよう(笑)。名前は知らないけど、何故か京也につっ
    かかってくる一年生だと解るよ。
史 明 「あ、キョーちゃんの近くに最近良くある動く背景だ」(一同笑)
G M 安吉は立ち上がると、ずかずか近づいてきて、渦中の脅迫状をばっと奪い取って読む。
安 吉 「…何してんだよもみじ! 何してんだよって聞いてんだろ!?」どんっともみじを突き飛ばす。
史 明 じゃあその安吉にこーんっとチョップを食らわせる(笑)。「教育的指導ー!」
G M うん、当るね。矢作の攻撃すら避けられない(一同笑)。「こふっ…!!」がくりと崩れ落ちる。
史 明 「だいじょーぶ、もみじちゃん?」
安 吉 「くっそう、皆して俺をバカにしやがって…!」
史 明 「してないしてない」
安 吉 「(聞いてない)……もういい!!」(笑)
G M と、安吉は持っていた脅迫状をビリビリビリィッ!と破いて、ばーんと床に叩きつける。
安 吉 「余計なことすんじゃねぇー!!」だっと教室を出て行く。
史 明 余計なこと? …肉体1だけど、安吉おっかけていいですか?(笑)
G M いいけど…追おうとすると、がっと服の裾を掴まれるよ。
史 明 そしたらびたーんっていくよ!?(一同笑)「あ〜〜」(顔打って真っ赤)
もみじ 「ああっ、ごめんなさいごめんなさい!! 矢作先輩、でも待ってください! 説明しますから、安吉を追わな
    いで下さい!!」
史 明 「ん、じゃあ聞く」床の上に正座して(笑)。「谷川先輩も、是非」
もみじ 「実は…脅迫状は、私がやったことなんです…」
史 明 「ほうほう。何でまた?」
もみじ 「…体育祭を、中止させたかったんですっ」
史 明 「だから、それは何で?」
もみじ 「…それは…それは………」
史 明 「さっきの彼が、何か関係でも?」
もみじ 「それは、えっと…えっと」
谷 川 (ぼそり)「…やっぱり。やっぱり、そうだったのか」
史 明 「む?」(谷川の方を振り向く)
もみじ 「で、でも違うんです! 違うんですっ! 二週間前からの脅迫状は確かに私が出したんですけど、1週間前か
    らのは絶対に違うんですっ!! 本当なんです!」
史 明 「確かに、明らかに1週間前から脅迫状の中身が変わってる。考えてみれば、グレードダウンっていうより、リ
    アルになってるってことかな。ただ怖いだけの脅し文句よりも、その気になれば出来ることになってる」
谷 川 「やっぱり、君は…彼の為に、そんなことまでしようとしたんだな」
史 明 「ぬ?」内心どこの昼ドラ? どこのお昼1時半から?と思いつつ(一同笑)、二人の顔を交互に見てる。
もみじ 「谷川先輩、本当にすいませんでした! 矢作先輩も、すいませんでした!! こんなことになるなんて、思っ
    てなくてっ…」
史 明 「あいやいや、それはいいよいいよー」
谷 川 「…もういい」教室を出て行く。
もみじ 「でも、本当に1週間前からのは私じゃないんです、私じゃないんです…」
史 明 「いや、それは解るよ。内容を見比べればね」
もみじ 「…信じて、くれますか?」
史 明 「うん。文句が変わった理由がそこではっきりしたし。僕は信じるよ」
もみじ 「ありがとうございます…。…矢作先輩にだったら、言ってもいいかもしれません」
史 明 えっ、何、アタシ狙い?(笑)
もみじ (俯いたまま)「聞いて下さい。私が体育祭を中止したかった、理由は…」
G M とここでシーン終了〜。
一 同 えええええ――――!!?
史 明 気になる〜〜〜〜!!(笑)





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