第2節 お姫様を守れ(味方から)
従 者 「ではそちらの荷馬車の方でよろしければ…」と豪華な方じゃない馬車がもう一台あって、そっちの方に案内されるん
だけど、そこで豪華な馬車の窓がシャッと開いて、娘さんが顔を出します。
レ キ 「あら!」どんな? どんな娘さんかしら?(わくわく)
G M んー、ちょっと大人しめの、レキの好みというよりはアレクの好みっぽい子だね。
レ キ 大丈夫、どんなお嬢さんでも世界の宝よ?(一同笑)
G M どこから見てもええとこのお嬢さん。やっと成人した、16〜7ぐらいだね。あんまりお外に出てない感じの、色の白
い女の子です。
アヴェ 「深窓のご令嬢、ですねぇ」
レ キ 「育てに入ってみるのもいいかもぉ☆」
エディ (無言でレキの後頭部にチョップ)
グ リ レキの頭をぐっと掴んで、「自 重 せ よ」(一同笑)。
エディ とりあえずこちらから名乗るぞ。「私の名はエドヴァルド・ハインリヒと申します」
レ キ 「レキでーす☆」
アヴェ 「アヴェスタと申します」
グ リ 氏族名じゃなく普通に名乗ろう。「アイアムグリ」(一同笑)
アヴェ 「エルファ語で喋らないで下さい!」
エディ エルファ語って英語なの!?(笑)
お嬢さん 好奇心に満ち溢れた目で皆の事を見てるけど…グリが目に入ってちょっとビビってる。初めて見る森の民だから。
「皆様怪我をなされているようですし、そちらの方だけでも私の馬車にお乗りになって下さい。こちらの方が揺れませ
んし…揺れたら傷に響くでしょう」
アヴェ 「それは光栄ですが…宜しいんですか?」と従者の方に。
G M 従者の方はちょっとオロオロしてるんだけど、お嬢さんの方が「助けていただいたんですから。今はこれぐらいしか出
来ませんが、お礼の一つとして乗せて差し上げましょう」と押します。
エディ 「いや、私は馬車を汚してしまいますので、荷馬車の方で充分です」
お嬢さん 「ですが、貴方が一番酷い怪我で」(一生懸命)
エディ 「いえ、大丈夫ですから」(一生懸命)
レ キ と、二人が押し問答してる横で無傷のわたしが「あら、お優しいお嬢さん、喜んで!」とキラキラしてます(一同笑)。
むっちゃ乗る気満々です。
エディ アヴェをぐいぐい引っ張って「向こう、頼む」(親指で指し)
アヴェ ではレキさんをがっきと羽交い絞めにして、「解りました、馬車はエディさんが満席にしてください」(笑)
レ キ 「あ〜〜〜〜〜ん!!」(涙)
エディ 「では…お嬢さんの好意を無下にするのも何なので、申し訳ありませんが」馬車に乗るよ。
アヴェ 「血が止まるまでは、休んでて下さい」
G M じゃあ馬車にエディとお嬢さんと、お付らしい従者の女の人が乗って…あと一人乗れますが。グリは頭つっかえるから
荷馬車の御者台ね(笑)。
アヴェ え―――と…。
レ キ (無言のまま、必死に乗りたいとじたばたじたばた)
アヴェ アピールしてるなぁー(笑)。「エディさんがいるなら大丈夫ですかねぇ…(悩)じゃあ、」
レ キ そう言った瞬間、アヴェの懐をぬるりとすり抜けて馬車にin(一同笑)。
アヴェ 早ッ!!(笑)
レ キ (いい笑顔で)「エディと仲良しだから、一緒にいた方がいいと思うの! ねっ、ねっ! 大丈夫、エディ? 手当て
してあげるから!」(包帯ぐるぐる巻き)
アヴェ 「えーっと………それじゃあエディさん、頑張って下さい♪」(職務放棄)
エディ 「俺はお前を呪う」(一同笑)
G M じゃあアヴェは荷馬車の荷台かな?
アヴェ いいですよー。疲れてるだけだし、大人しく納まってます。
エディ 土埃を払って、なるたけ血も拭いて…出来る限りのことをしてから乗る。
G M それじゃあ馬車はのんびりがたごとと、エルランゲルグへ向けて進み始めます〜。
先程までの騒ぎが嘘だったと思える程に、道程はのんびりと続きます。
立派な馬車の中、親切なお嬢様と一緒のエディとレキは、
レ キ 一生懸命お嬢さんを口説こうとしています(真剣)。
G M お嬢さんの横にはすっごい険しい顔した従者がいますから!(笑)
エディ レキを押さえつつ、「差し支えなければお名前をお聞きしたいのですが」
お嬢さん 「エリューシアと申します」下の名前は名乗らないね。
アヴェ やっぱり訳ありなんだろうねー。あ、口には出さないよ、荷馬車で大人しくしてる。
レ キ 「むぐー、むぐー」(エディに羽交い絞めにされている)
エリューシア(以下エリィ) 二人の様子を見ながら「とても不思議なお集まりの皆様なんですね」
アヴェ 反論できねぇ!(笑)全くもってその通り!
エディ 「まぁ、色々ありまして…旅の途中なんです」
エリィ 「他のお三方は人間の方なのに…本の記述以外でエルファの方を見たのは初めてで、とても興味深くて」
エディ エルファってそうなんだ。
G M うん、人里に出てくること自体が珍しい。
エディ そんな珍しいのが荷馬車の御者台でぽかぽかしてるんだ。
グ リ うん、光合成中(笑)。「太陽いいな、太陽いいな」御者の人がびびってるけど。
アヴェ じゃあ道端に生えてる猫じゃらしをぷつっと一本摘んで、荷台からうっとりしてるグリくんの耳をくすぐります。こし
ゃこしゃこしゃ。
グ リ もしゃもしゃもしゃ、「シャー!! ゴルァー!!」(怒)
アヴェ 「あはははははは、ほーらほーら」(楽)
レ キ そうやってる様子が窓から見えるんだね(笑)。
御 者 「静かにしてくださいー!(汗)」
アヴェ 「はーい」怒られたので大人しくしてます。
エディ …何をやってるんだろうなぁ、という目で窓の外を見てる。
エリィ 「本当に、面白い方達ですね」(微笑)
アヴェ グリと私、格好も珍妙だからなぁー。そんな二人が荷馬車でじゃれてます。
G M お嬢さんは、物凄い勢いでエルファについて聞いてきます。始めて見る別の月の民に興味しんしんです。
エディ じゃあ、出来る限り答えるよ。えーと「…た、玉ネギが嫌い?」(レキに)
レ キ 「うーんと、うーんと…丸くなって寝てるとか?」
エディ 「穴を掘って眠るとか…」
アヴェ 凄い手探りだ(笑)。
レ キ 「ふわふわのもこもこで、ふかふかであったか〜い☆ …こんな感じかな?」
エディ 「それは解りにくいと思うが」
エリィ 「ふわふわで、もこもこ…?」窓の外を見て、どこがそうなんだろうと首を傾げてる(一同笑)。
エディ 狼に変身したりするのは、グリの氏族の秘密だから言えないしなぁ。「兎も角、人間とはかなり違う環境で生活してい
るというのは間違いないようです。…しかし、こちらが勝手にしゃしゃり出て来たというのに、却ってお気を使わせて
しまって申し訳ない」
エリィ 「いえいえ、いいんです。今回の事は、私が我侭を言って出てきたからなんです。それでその帰りにあんなことになっ
てしまって…」
エディ ふぅ…ん?
レ キ 私はお嬢さんの向かい側に座ってすっごいにっこにこしてる(笑)。口説く気まんまん。
G M お嬢さんはレキの格好は露出度が高すぎてちょっと目のやり場に困ってる。なるべくエディの方を見てるかな。
レ キ 視線が動くならさりげなくエディの前に体を動かす(笑)。
エディ 押し返す。ぎゅうぎゅう(一同笑)。
レ キ 「何よ、ライバル!?(キー)」
エディ 「そっちで大人しくしていろ(ぎゅうぎゅう)」
レ キ 「エディがわたしの子猫ちゃん取る、うっうっ(うそ泣き)」
エリィ 「(レキに)あ、あの…お腹は冷えませんか?」
レ キ 「そう、ちょっと寒いの。だから貴方が温めて?」(身を乗り出す)
エディ 出てきたところで首根っこを掴む。うにゅ〜〜〜(笑)。
エリィ 「ええっと、何か着るものは…(わたわた)」
エディ あ、ちなみこの人の信仰は何?
G M お嬢さんはちょっと解らないけど、お付の人は厳しいメイドさんで、サリカかな?と思う。お嬢さんがいるからそうそ
う強硬手段には出てこないけど。
エディ 馬車から放り出されても困るし、レキはちゃんと押さえておく。
レ キ あ、私そっちのお付の人の方が好みかもしれない(笑)。
G M うん、実はそっちの方がレキのストライクゾーン。
レ キ お嬢さんを口説いてた時に出て来たその人を見て、「はぁああああ!(きゅぅん)」バックにあまりのときめきの為に
花が散る(一同笑)。多分エディにも見える(笑)。
エディ 大丈夫、席は譲らないから(笑)。
アヴェ 「あ、花咲いてますよ」(余波が外まで見えたらしい)
エディ うーん、迷惑かけてるのに聞き倒すのも何だし…「エルランゲルグの方に、ご実家が?」
エリィ 「ええ、お父様が住んでるの。(ぽんと手を叩き)そうだわ! 助けていただいたのだから、お父様にも会っていただ
かないと」
エディ 「いやそこまでは…(困惑)」
エリィ 「お怪我をなさっているのなら休まなければいけませんし」
エディ 「いいえ、どこかの宿を取りますから!」
エリィ 「もう少しお礼をさせてください!」(がんがん押し)
エディ 「いや、しかし…」エディとしては任務もあるし、そう目立つことはしたくないから渋る。
レ キ 渋ってるエディの横からしゃしゃり出るよ。「エディ、とりあえずお腹空かない?(きらきら)折角のご好意を無駄に
したら失礼だと思うのよ!」
一 同 (笑)
レ キ (真剣な顔で)「エディの怪我も心配だし…宿を探す為の体力も私たちにはあまりないと思うの! だから…(満面の
笑顔でお嬢さんの手を取る)お邪魔させていただきまぁあっす☆」(一同笑)
エディ 「俺は結構元、むぐむぐ」(レキの手で口を塞がれる)
レ キ 「優しいお嬢さん、ありがとう!」
G M 良かったー、レキ一緒に乗ってて(笑)。お嬢さんの突拍子も無い思いつきに賛同してくれてありがとう。
レ キ だってレキだもん(笑)。
エディ だってエディだもん。断るに決まってるじゃんかー。
⇒第3節