“柔らかなる死を”ヒュプノス
白に近い銀色の髪に、青みがかった濃い紫の瞳。年の頃は13、4の美少年。
人間を生贄にして作られた魔剣の片割れ。意志を持つようになったのはつい最近。
姉とは対照的に剣である自分を肯定し、その衝動のままに動いて血を吸い過ぎ、奈落に堕ちた。
人間である頃の記憶は、実の姉に対する愛情のみ。それすらも、エゴとして歪んでしまっている。
人当たり良くいつもにこにこ笑っている姿は愛らしいが、実際は自分と姉以外の存在を見下している。
結局彼は、愛する姉の気持ちなど欠片も理解できず、そのまま一人で命を無くすこととなった。