Opening03 探し物、探し人





G M 小田桐オープニング行きますよ。
小田桐 はいよー。
G M 小田桐は、勿論人斬り事件のことは知っています。君のお世話になってる大家さんは自分の周りで変な事件が起こる
    事を一番嫌がる人なんで、「その心労を取り除くため頑張るっす!」と自主的にパトロールをしていました。
キール どこの轟○っすか!(笑)
小田桐 基本路線間違ってない(笑)。「行ってきまーす!」ザ○チャリでね。
G M 「お前っ…あぶねぇな!」と繁華街のお兄ちゃん達に怒られながら進みます。
小田桐 「ああっ、すいません。あぁーすいません」(徐行運転でふらふら)
G M 「チャリで歩道に乗るな!」
小田桐 「すいません、ごめんなさい、すいません、ごめんなさい」言いながら走っていく。
G M 見回ってたんだけど、あまり成果は上がらず。追っかけるべき者も見つからず。
小田桐 まぁそうだろうねぇ。小田桐だもん。
キール ええええ? そんなになんで自信がないの、自分に対して(笑)。
G M 段々夜が明けてくる時間。3時4時になってきた時に…
キール すっごい頑張ったんだ。
G M さすがに疲れたぜ、と君は自転車を止めました。そこで、ガチョン、と自転車の後ろから音がします。どうもうろう
    ろと路地裏から出てきた人が、チャリの後輪にぶつかって、転んじゃったみたいです。
 ?  「あいたっ」
小田桐 「おや?」と後ろ振り返る。
G M 背中に大きな荷物を背負った、12、3才ぐらいの少年です。紫がかった銀髪を綺麗に切りそろえた坊ちゃんカット
    で、かなり美少年。
小田桐 …。…べつに「美少年」はどうでもいいよっ?(笑)
G M ちょっと仕事疲れのお姉さんがあらあら?と顔を覗くぐらいに美形です。自分で立ち上がって、腰をパンパンっと払
    ってから「すいません、お兄さん」ぴょこっと頭を下げ謝ります。
小田桐 「いや、そっちこそ怪我はなかった?」
美少年 「無いです」(にぱっ)
小田桐 「それは良かった」
美少年 「お兄さん、この辺りで、僕と同じ髪の色のお姉さんを見ませんでしたか?」
小田桐 「いいや」
G M 即答か。
美少年 「そうなんですか…ほんとにドコ行っちゃったんだろう。」ちょっと困った風に辺りを見回してるよ。
小田桐 「人探し?」
美少年 (コクンと頷いて)「僕の姉なんです。この時間になっても帰ってこなくて…」
小田桐 「ふむ…今日はそんなにきつい仕事でもないし…。この辺りにはお姉さんは間違いなくいるのですか?」
美少年 「うーん、多分そうだと思うんですけど」ちょっと自信がなさそうに。
小田桐 あー…そっか。ううーん。
美少年 小田桐が悩んでいる間にきょろきょろしながら、また歩き出そうとする。
小田桐 「あぁあぁぁっ!」
美少年 「なんですか?」
小田桐 「アテも無いのにうろうろするのは、ちょっと…」
美少年 「あ、それは大丈夫です。結構近くまで近寄れば、どこに居るのかわかりますから」
小田桐 「あー…そうなんですか?」
キール 近づけばわかるって、普通の人じゃないと思うよ?(ひそひそ)
小田桐 まずその前に、ちょっと見た目がおかしいなとは思ってる!
す ず んん?でも普通に話してるの? 小田桐だから?(笑)
小田桐 小田桐だから。だって悪い人そうじゃないんですよね?
G M 悪い人…そうではないね。
小田桐 多分それぐらいはわかる。犬だから。悪い人じゃない匂いがするにゃ!
す ず にゃ?(笑)
G M じゃあどうする?
小田桐 「なんなら少し手伝おうか?」
美少年 (ぱぁーっ)「いいんですか!? ありがとうございますー!」
小田桐 「わ、わあ」子どもの純粋さや勢いに押されてちょっとびっくりするよ。
G M じゃ、2人で歩き出すかな? 何か質問するならしていいよ?
小田桐 自転車押して、一緒についてくよ。「…お姉さんは、見た目が似ている以外で何か特徴は?」
美少年 「うーんと、背は僕よりもかなり大きいです。頭一個分くらい」男の子は日本人12、3才くらいの標準で、お姉さ
    んは160あるかなしか、ぐらいかな?
小田桐 小田桐の鼻の頭くらいかな?「ふむふむ」
美少年 「で、僕と同じ髪の色をしています」
小田桐 「目立ちそうな気がするけどなぁ」
美少年 「そうですよねー」てちてち歩く。
小田桐 「他には、目立つもの持ってるとか、髪以外に目立つところがあるとか」
美少年 「んー…特には」
小田桐 「そっか。じゃあ、そういう感じなんだったら、あんまり大きい通りは歩いてなさそうですね」
美少年 「そうかもしれませんねー」
小田桐 「じゃ、ちょっと待って」自転車を留め、チェーンをかける。「ザ○は取られると困るから…じゃあ、路地裏の方と
    か行ってみてみようか?」
美少年 「わかりました」って言うんだけど、そこで夜が明けちゃうね。ビルとビルの間からちょっと太陽の光がぴかっと見
    える。「…そろそろ眠らないと。すみません、お兄さん」(ぺこっと頭を下げる)
小田桐 「んぁ? うん。お姉さんが見つかると良いですね」
美少年 「どうもありがとうございました。(にこっと笑う)」そのまま、ふっと消えちゃいます。
小田桐 おや? って思ったけど、うーん。時計を見て、「あ。ちょっと寝れる」そのまま帰ります。(動じない)
G M SA「ヒュプノスの…」あ、名前言っちゃった。まあいいか。どうせハンドアウト書いてあるしな。「ヒュプノスの
    正体を探る」を渡します。
小田桐 名前聞かなかったしな。
G M 名前ぐらいは聞いてくれるかなと思ったんだ(笑)。
小田桐 聞くの忘れちゃった。だって小田桐だもん。
G M 仮に少年にしとけ。仮美少年でも良いぞ!
小田桐 …や、少年にしとく。







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