Opening03 いじっぱり少女
G M それじゃあいろはのオープニング、さっきの続きー。
いろは つづきー。
G M 大きな道を、村人さんと一緒に歩いていくわけだけども。
いろは 森の荷物を奪って、人一倍大荷物で歩いています(笑)。
G M そうなの!? 村人が「こんなちっちゃい子に荷物持たせて! あんたお父さんだろ、しっかりしなよ!」
と森を叱ってるけど(笑)。
春 姫 でも春姫もいっちゃんの荷物を持っている(笑)。
斎 「春姫、自分で持つ。持つから…」ぐいぐい引っ張り合う。
いろは 年頃の女の子と幼女が重い荷物ばかり持って、男がおろおろしている(笑)。
村人1 「も〜、あんたたち男なのに情けないねぇ!」
村人2 「おじょうちゃん、力持ちだねぇー」
斎 いっちゃんはこれでも持ってろ! って弁当の空箱とか渡されてる(一同笑)。
春 姫 水筒だけとかね。
G M で、渡っていく川のほとりにはぽつぽつと木が生えてるんだけど、その木の影に誰かがいるのを、いろ
はが発見します。
いろは えーと、敵ですか?(笑)
G M 木の逆方向から覗き込んで…いわゆる「チョッ○ー隠れ」をしてます(笑)。どう見ても隠れる方向が
逆。そしていろはをじっと見てます。
いろは 隠れてない!(笑)
斎 こっちは荷物の取り合いしてるので気づかないんだろう(笑)。
いろは 警戒をするので、森を庇うように立って、
斎 荷物を全部森に渡して(一同笑)。
いろは あっ、そうかも!(笑)いろはの抱えてた重めの荷物を、「お父様、パスです」ってずがっと渡します。
森 「ぐふぅ!!」(潰)
いろは で、いつでも走れる体勢で身構えます。
G M そんないろはを見てるのは、女の子だね。身長が140cmあるかなしかぐらいのちっちゃい子、やっ
ぱり色素は薄めで、髪と目が薄い茶色で色白。いろはのさっきの行動を見て、気づかれたことに気づい
たらしく、「………はっ」(一同笑)
女の子 「な、なんでぼくが見てることに気づいたんですか?」
いろは ぼくっ子だ。なんでって………………えぇっ。(一同笑)
G M 真剣ですよ! 彼女は真剣ですよ!
いろは こっちもはっ。として、「……隠れているつもりだったのですか?」(一同爆笑)
G M それで隠れ方がまずかったことに気づいたらしく、「あぁっ!?」ってなってます(笑)。
女の子 「ち、違いますよ!? 別にぼくよりちっちゃい子が珍しいからとか、友達になりたいからって見てた
わけじゃないんですから!」
斎 ツンデレだ――――!!!(一同爆笑)
いろは ぼくっ子ツンデレだあああ!
G M 女の子は顔を真っ赤にしてまくし立てます。
いろは きょとん。「…敵ではないのですか?」
春 姫 「だいじょーぶか森ー」(ひょいひょいと荷物拾う)
森 「あ、ありがとう春姫ちゃん…」(潰れてた)
春 姫 「森は情けないな!」
村人1 「あれ、なんだいやぁこちゃん。そんなとこで、何やってんだい」
女の子 「やぁこじゃありません! 八重子、です!」
いろは 村人と普通に話してるなら敵ではないと認識できるので、緊張状態を解いて…じゃあ何の用だろう? と
純粋に不思議そうにしてる。
八重子 「ん、うんっ(咳払い)。…お客さん、ですよね? これからどこに行くんですか? この村に泊まるところなんて、無いんですけど」随分こまっしゃくれた喋り方だね。一生懸命、大人っぽく見せてるような。
斎 いろはが喋ってるから、村人に「あの女の子は…?」って聞いてる。
村人2 「あぁ、あの子はねぇ、やぁこちゃんって言うんだよぉ」
八重子 「だから、や・え・こですー!!」
村人2 「あぁ、ごめんごめんやぁこちゃん」(堪えてない)
村人3 「この村の、水門を管理してる水杜家の女の子だよ」
斎 水門の管理?
G M 農作業に合わせての水量調節が主な仕事だね。川が水路の代わりになってるんだけど、雨が降ったら門
を閉めるとかね。その仕事をしてる家の、一人娘らしいよ。
いろは にゃるほど。でもいろははただ不思議だからじ―――…っと見つめ続けて、「とまるところ…」はた。
知らない気がする。いろはは「『いあんりょこう』というものなのですね」とだけ考えてたから、長時
間の移動にもあまり疑問を持たずにいた(笑)。
斎 じゃあそっといろはに耳打ち。「かくかくしかじか」
いろは 「…村長さんの家に泊まる事になっているようです」
八重子 (目をぱちくり)「えっ、直兄(なおにい)のところに行くんですか? じゃあぼくも行きます!」
いろは やっぱりきょとん。
八重子 (はっとなり)「違いますよ! 別に直兄に会いたいからじゃなくて、他に理由があるんですから!!」(一同笑)
春 姫 「会いたいんだなっ!?」(すかさず)
G M キャー!!(笑)
斎 「直兄っていうのは…?」(また村人に)
村人1 「ああ、さっき言ってた、若さんのことだよぉ。名前は、直(なおる)さんって言うのさ」
村人2 (潜めつつも聞こえる声で)「やぁこちゃんはねぇ、もう昔っから若さんの事が大好きでねぇ!」
村人3 「うちの村には若い人がいないからねぇ、若さんとやぁこちゃんが結婚してくれればねぇー」
八重子 「何言ってるんですか―――!!!?」(一同笑)
斎 「それは、確かに楽しみですね」
村人1 「まったくねぇ〜」
村人2 「やぁこちゃんが案内してくれるなら、大丈夫だねぇ」
村人3 「じゃあ、家に帰ろうかい」(ぞろぞろ)
いろは わらわらと散っていくんだね(笑)。
斎 「どうもありがとうございました」
村人達 「いやいや」「ゆっくりしていってくださいねぇ」
春 姫 「ばいばーい!」
G M そうやって村人達は三々五々、家に帰っていって、後には憤懣やる方ないやぁここと、八重子が残され
ました。
八重子 「何言ってるんですかあの人たちは…! ほんとにもう!」(真っ赤)
春 姫 「で、そのひとに会いたいんだな?」
斎 「ええと、それはおめでとうございます」
八重子 「何納得してるんですかそこのお兄さんもー!!」
いろは 「ではいろは達が同行しますので、『なおにい』なる人物に会いに行きましょう、やぁこ」(一同笑)
八重子 「だーかーらーぁあ!!!」
春 姫 「すごいなお前、名前が二つあるんだな!」
八重子 「違いますー!! だいたい、人に名前を聞くんなら自分から名乗ってください!」(ぷんすか)
春 姫 「春姫だ!」(きっぱり)
斎 「道明寺斎、です」
森 「ああ、僕は南森一郎」
いろは 「いろはの名前はEs−168プロトタイプです」(一同笑)堂々と言うよ!
八重子 「そ、それ名前なんですか!?」
いろは 「……そして南いろはです。いろはも名前が二つあります(えへん)」
斎 春姫も名乗らないの? ヒーローとして(笑)。
春 姫 今はヒーローの姿してないから名乗らないの。
いろは 今回の避暑ではどんな格好で来てるの?
春 姫 んー、ちょっと頑張った普段着。ジャージじゃなくてジーンズにスニーカー履いてる。
斎 で、赤いテンガロンハット(笑)。
八重子 「ぼくの名前はひとつしかありません! 水杜、八重子ですっ! やえこ、ですからね。ちゃんと発音
してください!」
いろは 「解りました、やぁこ。早く行きましょう」(一同笑)
八重子 「だ――か――らああああ!(半泣)もう! 案内します、こっちですっ!」
G M ぷんすかしながらも先導して歩き出すよ。
春 姫 「やぁこは会いたくて仕方がないんだな! あおいはるだな!」
いろは 「そのようです。先を急ぎましょう」
八重子 「違いますー!!!」もー、ドツボじゃよ!(笑)
斎 後ろから、心配そうな目で見てる。「大丈夫なんでしょうか、喧嘩しなければいいんですが」
森 「いやいや! ああやって友情を深めるんだよ、女の子っていうのは! 多分!」
斎 「…そうなんでしょうか……」
春 姫 豪快に間違ってるけどね(笑)。
G M 他に八重子に何か聞きたいことある?
いろは うーん、どうしよう。
斎 最初に、「友達になりたいなんて思ってないんだから!」って言ってたよ。「直兄に会いたいわけじゃ
ないんだから!」っていうのが逆だったわけだし、じゃあそっちも!と今のいろはなら考えられるはず!
いろは ああ!(笑)「では、同行しますやぁこ。何か危険があった時には、いろはが守ります。『友達』にな
ったのでしょう?」
八重子 「えっ…!」
いろは 「いろはは、何か間違えましたか?」
八重子 「あうっ…えっと、ええっと…」(真っ赤)
いろは 「では、なおにいなる人物のところへ向かいましょう」(さくさく歩き出す)
八重子 「えっ…ちょっと! 待ってくださいー!」
G M じゃあここで一旦シーン切ります。いろはにSA「友達を守る」をあげましょう。
いろは うい。さっき守るって宣言したしな!
斎 村で一番年下なんだろうね、きっと。
G M そうそう、だから皆に子供扱い。
いろは で、自分よりちっちゃい子がいる…お姉さんぶれる!と。
春 姫 思いっきり春姫に転ばされたけどね(笑)。
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