Opening01 竜の陳謝
 
 
 
 
 
G M オープニングその1、斎からですよー。場所はいきなり鏡竜のおうち。君は前回のごたごたがありまし
    て、鏡竜にも迷惑というか心配をかけたので、ご挨拶に向かったわけですよ。
 斎  うん、じゃあいつも通り、お詫びの品のお菓子も持って。
G M 部屋に通されて、鏡竜が来た瞬間、「申し訳ありませんでした!!」と思いっきり頭を下げられます。
 斎  …えーと、「こんにちは」から言おうとしたけど先手を打たれて、「…何で、お前が謝るんだ?」
鏡 竜 「…私の短慮な行動があの男を刺激したせいで、斎さんやくゆさんに大変なご迷惑をおかけしてしまい
    ました。何度謝っても、謝り足りません…!」(頭を上げない)
G M 鏡竜は竜族なんだけど、プライドの高い彼らにとって、こうやって頭を下げるのって本当に凄い行為な
    んですよ。それはいっちゃんも知ってます。
イソラ 「あぁ、ぼっちゃま…!」
G M おばーちゃんはおろおろしてるけど、気持ちが解るので止められない。頭を上げる気配がないけど。
 斎  じゃあ…「―――どうも、ありがとう」と言って、こっちも頭を下げる。
G M おお。それに虚を突かれたので、鏡竜が頭を上げます。
 斎  「お前のおかげで、助かったんだと思う。だから、どうもありがとう。(お菓子を差し出して)お詫び
    のつもりで持ってきたんだが、感謝として―――どうぞ」と、ストロベリィ・キャンドルのダブルショ
    コラケーキを(一同笑)。
G M じゃあそれはイソラさんが「これはご丁寧に…」と受け取ろう。鏡竜も呆然としていたけど、やっと肩
    の力が抜けたようです。
鏡 竜 「………本当に…、ご無事で、何よりです(やっと微笑む)。ですが、このままではやはり、私の気が
    済みませんので」
 斎  「いや、本当にいいんだが…」
鏡 竜 「暫く、お仕事の方をお休みいただけないでしょうか?」
 斎  「うん?」
鏡 竜 「実は、せめてもののお詫びとして、慰安旅行などを、斎さんに差し上げたいと思いまして。これぐら
    いしか、出来ることがありませんから」
 斎  「あ、あぁ…」鏡竜がいつもと違う気がしてちょっと気圧されてるけど。
G M いや本当にね、責任感じてるの。
 斎  「そう言ってくれるのなら、嬉しい。是非、行かせてもらいたいと思う。だから、もう気にしないで欲
    しい。その方が、困る」
鏡 竜 「解りました。―――この望月市からかなり離れた山奥に、鞍上村という村があります。現代とは隔絶
    した古い村ですが、自然も多く、のんびり出来ると思います。春姫さんやいろはさんも誘って、行って
    みてはどうでしょうか? 勿論、旅費その他は全てこちらで負担させていただきます」
 斎  「あぁ、きっと春姫もいろはも、南さんも喜んでくれるだろう」
鏡 竜 「その村の村長さん、鞍上勝さんと仰るんですが、昔から我々と交流のある一族の方なんです。彼自身
    は人間なのですが、村自体が非常に古い歴史を持つ為、妖とも血が近い方です。実は昔―――その村に
    行ったことがありまして。いい村でした。とても」
G M そう言う鏡竜の顔は、とても懐かしそうに見える。こんな顔を見るのは、初めてかもね。
 斎  うん。
鏡 竜 「確かに不便なところではありましたが、人が皆、村の為に仕事にせいを出し、笑っている村でした。
    村に宿泊施設などはありませんが、村長に話を通せば家に泊まれるでしょう。今は村長からの手紙で、
    村の様子を教えて貰っているんです。あの村の辺りは、私は『視る』ことが出来ないので」
 斎  「…? どうしてだ?」
イソラ 「あの、それは…」
鏡 竜 (イソラを抑えて)「私があの村で、一族の長の怒りを買ったからです。全ての時と空から遮断され、
    以後何があろうと、あそこだけは絶対に視てはならないと」(苦笑)
 斎  あの村で…?
G M まぁ、その村に行った時にトラブルを起こして、もうそこ見ちゃダメって止められたの。同時に、鏡竜
    が「此処」にいる理由にもなった。鏡竜が何らかの理由で、この空間に軟禁されているのは知ってるの
    で、鏡竜がその時の事件が元で今の状態になっているのが解る。
 斎  で、その村を見てはならない…と(メモメモ)。
鏡 竜 「あ、いえ、その村は本当に良い村なんですよ!」と慌ててフォローする(笑)。テーブルの上にはい
    つの間にか、4人分―――斎・春姫・いろは・森の分の列車のチケットが置いてあるよ。
 斎  「成程…」
鏡 竜 「一応、くゆさんと英瑠さんにもお声をおかけしたのですが…『そんなとこ行くぐらいなら、部屋でゴ
    ロゴロしてる』と」
いろは インドアちゃんめ(笑)。
 斎  「解った。――じゃあ、村に行って、たくさん写真を撮ってこよう。お前が好きな村だったら、それが
    一番のお土産になるだろうから」
鏡 竜 「…ありがとうございます」
G M 本当に嬉しそうに笑うよ。イソラさんもちょっとほっとしてる。
 斎  「誰か、或いはどこの写真を撮ってきて欲しいとか、リクエストがあれば聞いておくが」
G M あー、うーん、どうしよう。それはちょっと困っちゃうな。
 斎  えっ、困っちゃう?
鏡 竜 「え、っと、いえそれは…」と、凄く…戸惑うというか、照れた顔を見せます(笑)。
 斎  え、なんで!?(笑)不思議に思いながらその顔を見てる。「何か、まずいことを聞いたか?」
鏡 竜 「いえ、そんなことは!!(焦)…でしたら、あの…村の川に通じる、溜め池がありまして…『鞍神池』
    と言うのですが、そこの写真をお願いできますか?」(照)
 斎  照れてるのか…そういう顔見るのも初めてだろうなぁ。
春 姫 鏡竜、溜め池フェチ…!?(一同笑)
G M 違う!! 何でそういう嫌な想像ばっかりするんだよお前は!(笑)
 斎  「解った。南さんのデジカメは凄く高性能なので、きっと綺麗な写真が撮れると思う」
鏡 竜 「ありがとうございます」
 斎  何か聞いちゃいけない風だから、怒りを買った云々の話は置いておいて…「伝言とかは無いのか?」
鏡 竜 「いえ、特には。村長さんによろしくとお伝えください」
 斎  「何かあったら、携帯で連絡する」
鏡 竜 「いえ…あの村は未だ、携帯が通じない筈です(笑)。村長さんの家の電話は通じる筈なので、よろし
    ければそれで」
 斎  そっか。「じゃあ、今回はお前の好意に甘えて、行って来ようと思う。だから、本当に気にしないでく
    れ。綺麗な写真を撮って帰ってくるから」
鏡 竜 「ありがとうございます―――」
G M で、ここでシーン終了。いっちゃんにSA「休暇を満喫する」を与えます(一同笑)。
 斎  はーい。凄いSAだな(笑)。
G M いやいや、満喫してください?
いろは 満喫できないと、達成できないと(笑)。
 斎  じゃあ謎解きさせんな(笑)。
G M ひゃっひゃっひゃ(悪笑)。

 
 
 

 
 
 
 
⇒Opening02