Middle01 水鏡の中に





G M それじゃあ春姫からやらせてください。
春 姫 はいどうぞ。
G M 全力疾走で鏡竜のところに春姫は向かうわけですね。
春 姫 だーっと走るよ。
G M 街を駆け抜け、エレベーターがもどかしいので階段走って(笑)。
春 姫 大丈夫、便所サンダルじゃないから(笑)。
G M 着きました! ドアを開けました!
春 姫 ぱーんっ!!(擬音)
イソラ 「は、おおぉぉっ!!?」(慄きの叫び)
一 同 (笑)
春 姫 「やっ!(挨拶)鏡竜いるっ!? いるっ!?」
イソラ 「は、はい、こちらに…!」
春 姫 「ありがと! じゃっ!」ばーちゃん無視してずかずか入る。んで部屋の奥の仕切りをぱーんと開けて、
    「いっちゃんが水出しっぱなしでメガネ置いてった! メガネ!!」(混乱)
G M 部屋の中で鏡竜は、水鏡を既に用意してるんだけど、その前で手を組んで目を閉じてる。
春 姫 「んっ?」
イソラ 「は、春姫様! ぼっちゃまは只今瞑想中でございます! どうかお静かに…!」(おろおろ)
春 姫 「ごめん、今気づいた!」しゃっ!と鏡竜の真向かいに座って、早く終んないかなって待ってる。
G M 鏡竜は外の音が全て聞こえていないかのように、黙って座ったままです。額には脂汗が浮かんでいて苦し
    そう。
春 姫 うう、見てても何も出来ないし…水鏡覗き込んで、「見えねっ」とかやってる(一同笑)。
G M じゃあ、君が覗き込んだ時、水がぼこっと泡立ちます。
春 姫 びくっ。
G M 最初はぼこっ…ぼこっ…だったのに、段々水が沸騰するかのように泡立ってくる。
春 姫 あわわあわわ。水と鏡竜を交互に見て何!? 何!?てやってる。
G M あ、そうだ、鍵どこに持ってる?
春 姫 (少し考えて、握り拳を作って掲げる)
G M じゃあその手に握ってる鍵が、じんわり熱くなってきたんだけど。
春 姫 …熱くなってきたからポケットに入れる(一同笑)。
いろは 女の子は腰を冷やしちゃいけないから(笑)。
G M 懐炉代わりかよ!!(笑)
春 姫 こっちなら熱くないかな、と思って。
G M あー無理だよどんどん熱くなってるよー。焼けてるかもー。
春 姫 じゃあ、出して指で抓む。
G M 抓んだ瞬間、鍵が生きているみたいにぶるんと震えて、水鏡の中にぼちゃん。
春 姫 「あ!」覗き込む。
G M その瞬間、水鏡の泡が全てざぁっと縁に寄り、水がお椀上に凹む。その底に、斎の姿が見えた。
春 姫 「あーっ!!」声をあげる前に顔を近づけるよ!
G M 一瞬でその映像は消えて、消える瞬間に、さっきの鍵よりも強い禍々しい魔力を感じ、水の中に銀色の髪
    が翻るのが見えた。
春 姫 うぁう。片恋ホ○センサー発動!(一同笑)
G M で、水はばしゃんと元の形に戻り、鏡竜が目を覚まします。
春 姫 鍵は?
G M なくなってる。
春 姫 えっ!!
いろは 取られちゃった!?
鏡 竜 「春姫さん…?」今始めて気づいたらしく、声をかけてくる。
春 姫 (水鏡に手を突っ込んで)「鍵、ない…(べそ)」(一同笑)
イソラ 「ぼっちゃまの邪魔をなさってはいけません〜」(おろおろ)
鏡 竜 「今のは…? そうか、同じ魔力が引かれ合って、引き寄せられてしまったんですね」
春 姫 「鍵〜、鍵ない〜」(ばしゃばしゃ)
鏡 竜 「聞いてないですね」(一同笑)
春 姫 「はっ!(気づいた)いっちゃんが水出しっぱなしで、メガネメガネ!」(リピート)
G M そんな春姫の前で、鏡竜は立ち上がって、ざっと頭を下げます。
鏡 竜 「申し訳ありません…! この度は、大変な事になってしまいました。恐らく私にも、責任の一端があり
    ます」
春 姫 「おっ? …なんで?」
鏡 竜 「斎さんの失踪、その原因は私にもあるかもしれません。悪戯に刺激する事がなければ、このようなこと
    は起きなかったかも…」悔しそうです。
春 姫 しゃがんで鏡竜の顔を覗き込む。「何があったのか解らないけど、起きちゃったことは仕方ない。だって
    今後悔したって、いっちゃんがいない事実は変わらないわけだし」
鏡 竜 顔を上げるよ。
春 姫 「いなくなっちゃったものはいなくなっちゃった。水出しっぱなしだったし、鍵かけてなかったし。良く
    ない。だから、連れて帰ってきて、反省文書かせる!」
G M おお。
春 姫 「そうやって謝られても、いっちゃんが帰ってくるわけじゃない。でも、居る場所とか、知ってるんだな?」
鏡 竜 (真剣な目になって)「今はまだ。ですが、必ず見つけ出します」
春 姫 「んっ」
鏡 竜 「少し時間がかかりますが、宜しければ此処で待っていて下さい」と椅子を勧められる。
春 姫 椅子の上で体育座りして待ってる(一同笑)。
鏡 竜 「イソラ、新しい水鏡の準備を!」
イソラ 「は、はい!」
G M ではここで一旦シーンを切ります。





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