Middle08 サイレント・ゴースト





G M えーっと、いろは、斎、春姫と来たから次はいろはのシーンだな。で、斎も登場するということで。
いろは はーい。
 斎  普通に出て良いんだね。
G M 再びいろはは斎を連れて、現場にやって参りました。現場はさっきと同じで何も変わりはありません。
 斎  (いろはに)「花を見つけたのは?」
いろは (指をさして)「ここに落ちていました」
 斎  「墓石の状態は…」と調べてみる。
G M じゃあいっちゃんだけ魔力チェック。目標値は10で良い。
 斎  (ころころ)余裕だよ、17ですから(笑)。
G M おっけーい。じゃあ斎が目を凝らすと、崩れた墓石の上に男が一人立っているのが解る。
 斎  ああ、昨日目の端にちょっと映った人?
G M うん、解ると思う。簡素で地味な服装をした、柔和な顔立ちの壮年男性。痩せぎすで、あんま健康そうじゃない。
 斎  見覚えは? 向こうはこっちを見てる?
G M ないね。ただぼんやりと立っている。僅かだけど、彼の声も聞こえる。
 斎  何て言ってる?
 男  「…………泣かないで。……は、…………ぶだから……」
G M と、途切れ途切れに。
 斎  「ここは、誰の墓だったんだ?」
いろは 「このお墓は、ミユキがとても大事にしていた場所です。中に眠るものの名前、という意味ならば、いろはは知り
    ませんが」
 斎  えーっと、美雪さんの旦那さんのことを斎は知ってるのかな?
G M 春姫と同じぐらいだね。人間の旦那さんがいたけど死んじゃって、あのアパートの管理人を一人でやってる、って
    ぐらい。
 斎  「…旦那さん、なんだろうな。恐らく彼の、残留思念らしきものが見える」一度礼をしてから、墓の辺りを調べて
    みる。
G M んー、じゃあ知覚で。
 斎  (ころころ)おお、出目良いわー。13。
G M 墓石の崩れ方は、あの術で間違いないと確信できる。で、君が近づいた事に、その男の人が気づいた。あれっ、と
    いう感じで斎の方を向く。
 斎  あっ、近づいたら気づいてくれるんだ!「俺の事が、解るか?」
G M 男の人は口をぱくぱく動かして「はい」と言ったみたいだ。やっぱり声は聞こえない。
いろは いろはにはその人見える?
G M 近づけば見えるようになるよ。
 斎  じゃあいろはに来い来い、ってする。
いろは てててーと近づく。
 斎  「これが、美雪さんの旦那さんなんだろう」
 男  さっきの行動で自分が声を聞かせられない事に気づいたらしく、こっくり頷いてみせる(笑)。
いろは 完全に幽霊? 実体化してないのね?
G M うん、本当に幽霊みたいに希薄。今にも消えそう。
いろは うーん…駄目だ、状況を考えて話を聞きだす力がいろはには無い(一同笑)。いろはのしたい事はあくまで敵を殲
    滅するのが目的だから「昨日の事情は、貴方はご存知なのですか?」と聞く。
 男  首を傾げるね。質問の意味が良く解らないみたい。
 斎  じゃあ…「貴方がどうしてここに居るのか、貴方には解りますか?」
 男  ちょっと困った顔で苦笑してから、頷く。
 斎  「それは、昨日の紅い少女のせいですか?」
 男  それは首を横に振る。
 斎  「じゃあ、誰のせいですか?」
 男  こくりと頷いてから―――自分を指差す。
 斎  自分?「自分のせい、だと?」
 男  こくり。
G M とここでまた男が口を動かして、何とか喋ろうとしているけど。
 斎  頑張って、聞こうとする。
G M じゃあ二人とも魔力で。
 斎  (ころころ)悪ー! ごめん! 14!
いろは (ころころ)あはははは(笑うしかない出目)。
G M じゃあやっぱり、微かにしか聞こえない。
 男  「……に、…えて、下さ………。俺…、…い丈夫…から。…………泣かないで………」
G M とそこが限界だったらしく、風に溶けるようにふっと消えてしまう。魔力はまだ残ってるけど、体を保つ事が出来
    かったらしい。
いろは 消えた。
 斎  あら。「…俺達が必死に聞く前に、芦屋さんを連れてきた方が良かっただろうか…失敗したな」
いろは 「では、ミユキに話を聞きにいきましょう」
 斎  「そうだな、春姫の方の情報もあるだろうし、報告を兼ねて一度芦屋荘に戻ろう」春姫には集合場所を芦屋荘に、
    とメールを出しておく。
G M じゃあシーン終了ー。幽霊さんに絆取ってもいいけど?
 斎  まだ解んないからなー。
いろは うん、今は止めとく。






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