Ending01 共に在る、ということ





G M 次の日の朝、いろはは芦屋荘の前にいます。目の前にはアテルイとミコトが立って居ます。二人はまぁ傷も治った
    と言う事で、そのままここを去る事にしました
いろは 「行ってしまうのですね」
アテルイ 「一応追われる身だしな。お前らに確実に迷惑かけんだろ」
いろは あれ? でも中の人発言。契約結んでないよね?
G M うん。
いろは 結んでないままだと、またいつかはエネルギーが切れて…。
G M ああ、その辺はくゆが説明してた。『エネルギー? うーん、そうだな。1000年ぐらいは保つと思うけど。そ
    の頃には、人狼の寿命の方が先に尽きてんじゃね?』と(笑)。
いろは は。(納得の相槌)了解です。
ミコト 「ええ。それにこの馬鹿を置いておくとこの家の床が抜けますので。」
アテルイ 「ほんと可愛くねぇなお前、おい!」(一同笑)
G M そんな感じで、2人は去ることになります。いろは何か言うかい?
いろは いろはだけがこっそり行こうとする二人に気付いたんだね。うーん…未だにミコトのやりたかったことが、いろは
    には理解できてないんだよね。
 斎  じゃ、それ聞いてみたら? やっぱりわからないので教えてくださいって聞けばいいじゃん。
いろは そだね。「どちらにしても、これから先ともに在ると決めているのなら、危険も平等に降りかかってきます。それ
    ならばどうしてマスターとしての認証をしないのですか? いろはにはまだ理解はできません」
G M うーむ。それはすごい恥ずかしいな(笑)。あの時は必死だったけれども、改めて子供に指摘されると凄い恥ずか
    しいぞ、二人とも。同時に明後日の方向に目を逸らす(笑)。
 斎  純粋な目。こどもの純粋な目がじっと(笑)。
いろは なんでなんで、どうしてどうしてー。「いろはには解りません」ミコトの服の裾をきゅっと掴んだまま。「どうし
    て認証をしないのですか?」
ミコト 「え…と、ちょっ、ちょっとばか、こっち!……待っていてください」アテルイを掴んでだ――っ!と50メート
    ルぐらい先に行って、「ここにいろ。ここにいろ!」だ――っ!と戻ってくる。(一同笑)
いろは え、いろはがその質問したとき、アテルイすっごい期待して待ってたんじゃ…(笑)。
春 姫 期待してたのに、置いてかれた(笑)。
いろは 喋ろうとして期待してたから、引き離したんじゃない?(笑)
ミコト 「はぁ、はー。…私は別に。…アテルイの人形になりたいわけじゃ、ないんです」
いろは きょとん。
ミコト 「アテルイも、私の主になりたいわけじゃないんです」
いろは 「…それは、形のある物理的な絆以外の物が、そこにある、ということなのですか?」
ミコト 「そう解釈していただいて、結構です」(微笑)
いろは それを聞いて、やっぱりちょっと柔らかく笑うよ。「いろはにもそれが少し、解るような気がします」
ミコト (微笑んだまま)「最後に1つだけ、伝えておきます。貴女の『フレイムスピネル』は、オリジンの心臓。オリジ
    ンはまだ生きています。フレイムスピネル自体が起動しているのが、何よりの証です。でも、オリジンはブルカに
    はいない。ESプロジェクトを立ち上げた者が所有しているらしいです」
いろは 「…………」
ミコト 「私とオリジンが繋がる線は細い。それ以上はもう解らない。でも貴女なら、オリジンが何処にいるのか、何であ
    るのか、解るかもしれない。―――私にも貴女にも、もう関係ない事だとは思いますが」
いろは …特に何も答えられない。ものすごい核心に触れてしまったけれど、食いつきはしない。「そうですね。いろはに
    は今、自分の起源を知るよりも、大事に思えることがありますから。―――此処に」
G M で、そこでいつの間にか戻ってきていたアテルイがミコトの頭をペンと叩いて「おい。行くぞばぁーか」
ミコト 「ちょっと待て、ばか!」そのまま二人で歩いてく。手とかは繋がない、ただ歩いていく。
いろは ただその背を見送るよ。
G M ん。そこでシーン終了。





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