(戦闘終了後)
春 姫 倒れた信玄に近づこうとするんだけど…どうしようどうしよう、って迷う。
斎 何も言わずに近づいて、背中をとんっと押す。
春 姫 一瞬だけいっちゃんの方を振り向いて―――
斎 (遮って)「振り向くな」
G M おお。
春 姫 …振り向こうとしたけど止めて、御館様の所に行きます!
G M 信玄は仰向けに倒れたまま、動かない。春姫が近づくと、子供の頃と変わらない笑顔で、笑ってくれるよ。
信 玄 「良くやった。…強く、なったな」
春 姫 (泣きながら)「んっ」(頷く)
信 玄 「よく、止めてくれた。お主はもう、ワシの部下でもなければ、先の見えぬ武士でもない。―――瀬戸春姫
という、強き娘じゃ」
春 姫 ぶんぶん頷く。
信 玄 「お主は、お主のままで生きてゆけ」
G M と言ってから、春姫に向けていた視線を空に泳がせて、呟くように話します。
信 玄 「全ては、ワシの不徳の致すところよ。亡き友への想い、幼きお主を置いてきてしまったという後悔、それ
が誘惑に抗うことを止めさせた。所詮死んだ身、狂うてしまうことは解り切っていた筈なのに」
斎 うん…。
信 玄 (口調を変えて)「気をつけろ。あの男は闇の塊。この世全てが、自らの為に動くと疑っておらぬ目。ゆめ、
警戒を怠るな。あやつの狙いは、ワシや謙信ではない。もっと、別の――――…」
G M とそこで限界が来て、信玄の体はぐずぐずと赤黒い灰になって崩れていきます。それでも、信玄はずっと笑
っていて―――それもまた灰になって―――風に流れて、消えていきました。
斎 ………それじゃあ、えーと…今の状況は? 空間が戻ったりする?
G M いんや、斎といろはの移動は反則みたいなもので…時間は日曜の朝、場所は謙信の史跡前に間違いありませ
ん。
斎 うお、移動したまんまかよ!(笑)……黙って、春姫の背中を見ていよう。春姫が振り返るまで、待つ。
春 姫 暫くいっちゃん達に背を向けてしゃがんでます。…で、ぐりぐりぐりって目を擦ってから、がーんと立ち上
がる! でも俯いたままで、ざっかざっかざっか!と凄い勢いでいっちゃんの方に歩いてく。「……………」
斎 「……………」
春 姫 顔を上げる。泣き笑いの顔で、「…………ただいまっ」
斎 「…お帰り」信玄のようにはいかないだろうけど、笑って頭を撫でてやる。「お帰り、春姫」
いろは その二人を見て、解らないぐらい微かに一瞬だけ笑顔になる。ちょっといろはっぽくない言い方だけど…、
「―――では、帰りましょう、日常へ」
G M うん、じゃあここでクライマックス終了しますー。
×××
G M さーて人間性のチェックやろうかー! 大丈夫か春姫!
春 姫 大丈夫! まだ−3だから!(ころころ)はーい帰ってこれたよー!
斎 (ころころ)ああ、余裕。
いろは マイナスになってないー。
G M じゃあこれで全員オーケイということで、エンディング行きまーす。
⇒Ending01