Opening01 天使とキャベツ





G M 斎のシーンから参ります。時期は、クリスマスイブの午後。前回の事件から1〜2ヶ月経ってます。場所
    は、マンションから離れた、芦屋荘に程近い商店街です。いっちゃんはいつも買い物に来てて、顔見知り
    の店も何軒かあります。今回の買い物の目的は、前回芦屋荘にやってきた姉弟・刹那と永久の歓迎会を兼
    ねてクリスマスパーティーをやろう、と春姫から提案された為です。
 斎  春姫の言うことだし、間違ったことだとは思えないので従うよ。「クリスマスの料理…(首を捻りながら
    歩いている)」
春 姫 とーりあし、とーりあし(笑)。
 斎  いつもなら、申し訳程度にクリスマスケーキがあって、いつもの丼飯にエビフライ、とかだったと思うの
    で(一同笑)。
春 姫 「わーいクリスマスー!」エビフライは縦に立ってるから(一同爆笑)。「いつもは寝てるのに今日は立
    ってる、めでたい、すごい!」(大喜)
 斎  …で、済ませてるから「……多分あれじゃ駄目なんだろうな」と思いつつ、商店街の本屋で知識を仕入れ
    てから買い物に行く。「鶏足をどうするんだ、煮るのか?」(一同笑)
G M 了解了解。じゃあ暫くして、大体お買い物は終わりました。
 斎  うん、間違った買い物はしてないと思う。
G M すると、商店街の入り口辺りにある八百屋の前に、見覚えのある背中が見えます。
 斎  誰?
G M スーツを着て、寒いのでコートも羽織ってますが…金髪で、結構容姿の整った成人男性が、八百屋の前で
    途方に暮れています。(一同笑)
 斎  えェー?(笑)途方に暮れてるんだよね? 誰かは解るんだよね?
G M うん、ばっち解る。芦屋荘にていろはの隣の部屋に住んでいる、元・処刑天使のサキエルこと神崎英瑠に
    間違いありません。止まったまま、八百屋の店先をじーっと見て動かないね。
 斎  じゃあ…後ろから肩をぽんぽん、っと叩く。
神崎英瑠(以下英瑠) 「はっ(びびくん、と肩が飛び上がって振り向く)……アズ…(言い直して)斎、か」
 斎  「…何してるんだ神崎」
英 瑠 「…どうすればいいかと、思ってな」
 斎  八百屋の前で?(笑)
G M うん。徐に店に向き直って、そこに陳列してある一玉キャベツと半玉キャベツを手に取ります。
英 瑠 「こちらの方(一玉)が値段としては特なんだが…二人で食べても余すようなら、こちら(半玉)の方が
    良いのかと思って、悩んでいた」(真剣な顔)
一 同 (沈黙の後半笑い)
 斎  「…今日は何をする為にキャベツを買おうとしているんだ?」
英 瑠 「いや、それが…解らないんだ。ただ、買ってきて欲しいと言われただけで…」(困)
 斎  キャベツだけを!?(笑)「…そう簡単に悪くなるものでもないし、余った分をちゃんと保存しておけれ
    ば、多分一玉買ったほうが特なんじゃないか?」簡単な保存の方法も教えてあげつつ。
英 瑠 「有難い。感謝する」(ぺこりと礼)
G M あまり表情は動かないんだけどそれでも嬉しそうに笑うね。で、ちゃんと一玉キャベツを買って抱えます。
英 瑠 「私はこれから帰るが、お前は如何する?」
 斎  「丁度買い物が終わって帰るところだから、良かったら途中まで一緒に行くか?」
英 瑠 「解った」
G M で、二人で芦屋荘経由でマンションに戻ることにしてシーン終了しますー。
 斎  はーい。…本当にキャベツだけ買ったの?(笑)
春 姫 キャベツフルコースかもしれませんよ(笑)。
G M いっちゃんにSA「天使としての在り方を問う」を差し上げます。
 斎  …キャベツ買うのに悩んでた奴に天使としての在り方を問うても…(一同笑)。








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