Ending03 昼下がりの襲撃者(雪辱)





G M 春姫がなんでさっきのいっちゃんのエンディングで家にいなかったかというと、料理教室の邪魔だからと
    いうことでマンションからおん出されたからです(笑)。
春 姫 ぶー。芦屋荘にでも遊びに行こう。
G M うん、そうやっててくてく歩いていくと、電柱の影に(一同笑)。
春 姫 またぁ!!?(笑)
G M 如何見ても隠れてないでかいヒトがまたいらっしゃいます。でも前よりは成長したんだよ! ちゃんと普
    通にスーツを着て、格好だけは人間に見えます。ただし!
 斎  髪の毛焦げてるとか?(一同笑)
G M 端っちょは少し焦げてるかもしんない(笑)。でもって、その顔に…蝶の形をした仮面が張り付いてます。
一  同  (爆笑)
春 姫 エエエエエエエ!!? えっそれどこのウチの職場の人ですか!?(笑)
G M で、必死に芦屋荘の中を伺おうとしてるけど。
春 姫 …その前に仁王立ちになって、蝶の仮面をみ〜〜〜〜〜っと引っ張って。
ラミー 「むおおおおっ!!?」(一同笑)
春 姫 ぱっ。
G M ばっち―――――んん!!
ラミー 「ぬぁあ!! き、貴様何をするかー!!」
春 姫 「服は大丈夫だけど、それで台無しだー!」
ラミー 「何ィ!? 何故俺だと解ったのだ、これを付けているのに!」(一同笑)
春 姫 「それを付けるのは、ヘンタイだけだから! やーいヘンタイヘンタイ!!」
ラミー 「お、おのれー! はっ、いかんいかん、今日はこんな用事で来た訳ではない」
 斎  どんな用事で来たんだよ(笑)。
ラミー 「いやなに、やはりこういう事に関しては、な、焦ってはいかん(一同笑)。で、だその、サキエルは今、
    芦屋荘とやらにいるのか?」
春 姫 「…白いの、うちにいたよ?」
ラミー 「何ぃいいいっ!!?」
春 姫 「いっちゃんが料理するから出てけってゆわれた」(しょぼん)
ラミー (がくりとまたorzな格好になって)「く…何故だ、何故だサキエルゥウウウウ!!!」(一同爆笑)
春 姫 その隣にしゃがんで、「お前は一つ、いけないところがあると思う」
ラミー 「な、なんだと?」
 斎  偉いね、ちゃんと聞くんだ(笑)。
春 姫 「白いのが好きなのは、よーく解る」
ラミー 「な、何ぃ、何故解る!」(一同笑)
春 姫 「ばれてないとでも思ってたのかこの愚か者メ」(棒読み)
ラミー 「ぐぬぅ…!」
春 姫 「で、ね? 解るけど、お前はちょっと間違ってる気がする。白いのは今、黒いのといっしょにいられて
    幸せだと思うんだ。少なくともあたしはそう思う。お前が言うみたいに、惑わされてる感じも無いと思う
    ぞ?」
ラミー 「むぅ…」(不満げ)
春 姫 「好きなのも解るし、一緒にいたいのも良く解る。でも、一緒にいたいと思っても、必ずそれは叶うわけ
    じゃないと思うんだ。だから、自分の価値観ばかりで、ものを言っちゃいけないと思う。お前のことは良
    く知らないけど、お前は少し、ひとつの事ばっかり見すぎてると思う」
ラミー 「………」
春 姫 「周りをちゃんと見ろよ。あと、お前の考えは世界共通じゃないから、押し付けんな。嫌われるぞ?」
ラミー 「のおおおおおおお!!」(悲鳴)べしゃりとまた潰れるけど、すぐ立ち上がる。
 斎  早いな(笑)。
ラミー 「あい解った。お前の言葉は忠告として、重く受け止めよう。ならば、俺はこの自らの魅力に磨きをかけ
    て、あの悪魔からサキエルを取り返せばいいのだな!!」(自信満々)
一 同 (笑い疲れ)
春 姫 「…ちょっと違う」
ラミー (もう聞かず)「ようし! …はっ、しまったもう時間が!」(笑)
G M やっぱ偉い人だから本当はそうそう天界離れられないんです。特例で時間制限つけて許してもらってる、
    って感じなの。今回は3時間とか(笑)。
ラミー 「残念だがもう時間が無い。今日のところはさらばだ!!」またばっさーと羽広げて飛ぼうとしますが。
春 姫 また撃つよ?(笑)「ちょっと待て」ぱーん。
ラミー ぱすっ、ひゅるるるるるる。「ぬおおおおおお」(頑張って上昇)
春 姫 「白いのはモノじゃないから、取り返すなんていっちゃ駄目だ。それは白いのに大して失礼だぞー」
G M それを聞いているのかいないのか、ラミーはひよひよと飛んでいってしまいました。はいこれで、「天
    使の痴話喧嘩」終了でございます〜。(一同拍手)





こりない大天使を見送って、春姫は呆れたように溜息を吐いた。
しかしすぐに気を取り直し、意気揚々と友人達の家に向かって歩き出す。
―――誰より大切なヒトに、避けることの出来ない恐怖が少しずつ近づいている事に、まだ気づく事は無く。
冬の陽気に身体を任せ、真っ直ぐに歩いて行くのだった。



―――sunrise.