Ending01 雪の朝に燈る灯火
G M いろはのエンディングから行きましょう。朝、結構早い時間にいろはは目が覚めました。まだ他の3人は
眠ってます。今日から冬休みだし、ぐっすりぐーです。
いろは ぱちっと目を覚まして、動き出します。
G M そーっと足を忍ばせてリビングに出ると、ソファの上で斎と英瑠が寝てます。くゆはいません。ちょっと
辺りを見渡すと、ベランダに出ているのに気づきます。
いろは 出来るだけ音を立てないように、カラカラカラッとサッシを開けます。外に出て、「敵の気配ですか?」
く ゆ ベランダに寄りかかって外を見てたんだけど振り向いて、「あ、おはよ」
いろは 「おはようございます」
G M くゆは昨日けっこう怪我したけど、見た目にはもう治ってるね。
いろは 労うかなぁ…いや、動いているのならもう大丈夫だ、と判断する(笑)。怪我については触れないで、も
う一度「敵の気配ですか?」と聞く。
く ゆ 「ないない」ひらひらと手を振って、もう一度外に目を向けます。
G M どうも、悦びを堪えている顔だね。すっごい嬉しそう。
いろは その隣に立って、同じような体勢で外を見ながら、「何かあったのですか?」
く ゆ 「ん? やーもう、ね。(ニヤニヤ)嬉しくて仕方ないよ」
いろは きょとん。
く ゆ (ニヤ、ではなくにこっと笑って)「あんな熱烈な告白、初めて受けたからね♪」
いろは 「普段から頻繁に言葉を交わしているように、いろはは認識していますが」
く ゆ 「んー…そぉ? いや結構、俺も言わないんだけどね。やっぱ、言ってもらう方が何倍も嬉しいし」
いろは …黙ってまた外を見ながら。「言葉、感情、いろはにはまだ理解できない事が沢山あります」
昨日からの雪は、中々に降り積もっていた。今日の天気ならば溶けてしまうかもしれないが、やがて根雪になるだろう。
「雪が」
ぽつり、と小さな唇から小さな言葉が紡がれる。恐る恐る、まるで新雪に一歩踏み出し足跡をつけるように覚束なかったが。
「いろはにはまだ、情緒やロマンといった表現方法は理解できませんが」
その瞳に、迷いは無かった。
「美しい、と感じます」
G M その言葉を聞いて、くゆは一瞬だけ優しい笑みを浮かべて…すぐそれをいつものチェシャ笑いに戻しち
ゃいます(笑)。
く ゆ 「あ〜、今日帰ったら美雪ちゃんに雪かきやらされるだろうな〜」
いろは 「今日はくゆがお当番ですか?」
く ゆ 「いーや、多分昨日のバツ当番」
いろは 「それならばいろはも手伝います。二人でやった方が早いでしょう?」
く ゆ 「ありがと♪」
G M とそこでばさばさっと音がします。
いろは …ラミーかっ!?(一同笑)それとも森かっ!?(一同爆笑)
G M ノォ―――!!!(絶叫)飛んできたのは、姿を見せているくゆの目付役、モーティシュラウトです。
モーティ 「メリア様ー!(ばさばさばさ)リリム様からご承諾のお返事を得ました」
く ゆ 「そ。ありがと」
G M すぐにモーティは消えてしまいます。くゆは今まで機嫌が良かったのに、急にまた唇を尖らせて不機嫌
になってます。
いろは 「? 何かありましたか?」
く ゆ 「ん〜、ちょっとね。………、顔を合わせたく無いヤツがいて、その仲立ちを頼んだ、って感じかなァ。
うん、またちょっと機嫌直してもらお」
G M そう言ってくゆは部屋の中に戻ります。まだ寝てる英瑠の傍に寄っていって、お目覚めのキスをかまし
に行きましたよ(笑)。
いろは 情緒もクソも無いけど、くゆが戻ったから自分も戻ろうと思って、思い切り音を立ててサッシを開ける。
がらがらぴっしゃん(一同笑)。
斎 起きた(笑)。「何だ? 何だ?」
G M 目の前のソファで男夫婦がいちゃついていますが(笑)。
いろは 「人様の家でそういうことになった際には止めてくれと春姫に言われました」
春 姫 「何か事をはじめたら、奴等は敵だ、ぐう」(寝言)
G M まだ寝てんのか(笑)。
いろは でも敵としても攻撃する方向には行きません。カーテンをシャッ!と開けて光を入れ、更にベランダを
全開にして冬の寒い空気を入れます!(一同笑)
ビュオオオオオオ! と容赦ない朝の冷風が部屋を蹂躙し、起き抜けの住人達が悲鳴をあげる頃。
カーテンの波の中で立っているいろはの唇がほんの少し綻んで見えたことに、気づいた者は残念ながらいなかった。
⇒Ending02