Middle02 竜の水鏡





G M シーンプレイヤーは斎。申し訳ありませんがいろははまた登場不可です。
いろは 学校にまだいるですー。
G M ここは情報収集シーンになります。「永久機関人形」の情報が少なすぎるので、情報屋の手を借りることにしま
    した。
 斎  ん、解った。
G M 情報屋は、駅前近くにある廃ビルにしか見えない…実際廃ビルなんですが、の最上階に住んでいます。エレベー
    ターが一個だけ稼動していて、それに乗って最上階まで昇ると…、そこには腰が90度に曲がったおばあちゃん
    がいます(一同笑)。
 斎  …知ってる人なんだよね? 名前は?
G M はい。名前はイソラと言いまして、斎に対し「いらっしゃいませ〜(腰を更に曲げてお辞儀)。ぼっちゃまに御
    用時でございますか」
 斎  「ああ」
イソラ 「少々お待ちくださいませ〜」と言ってから、腰が90度に曲がったままカサカサカサ(足を素早く動かす擬音)
    と移動(一同笑)。
いろは こええええ!(笑)
春 姫 ホラーだ!
イソラ 「ぼっちゃま。斎様が、参りました」
 ?  「知っていますよ」と部屋の奥から涼やかな声が聞こえて、斎は中に通されます。
 斎  はいはい。
G M 部屋は豪奢な中華系の内装や調度品があって、円卓と椅子が2脚備え付けてあって…向こう側の席に男性が座っ
    てます。ビジュアルイメージが、(ごそごそとるるぶを取り出し)サンプルキャラクターの竜のヒト。
一 同 ああ〜(納得)。
G M 竜族の占い師で、名前は鏡竜と書いてジンロンと読みます。お客は魔物・人間問わず、占いで情報を集めて、教
    えてくれる人です。
鏡 竜 「お待ちしておりました」
 斎  いつも頼んでる人なんだよね?「いつも済まないな鏡竜。今回の仕事は、ハンターズブラッドの方でも情報が少
    なかったので…お前の方なら、何とかなるかと思って来たんだが」
鏡 竜 「光栄です(にっこり笑う)。イソラ、用意をお願いします」
イソラ 「かしこまりました〜」またカサカサカサカサ、と奥に引っ込んで(笑)、すぐに一抱えもある器のようなもの
    を軽々と持ってきて、卓の上にどーんと置きます。
G M そうすると鏡竜さんは、卓に置いてあった凄く小さな小瓶の蓋を開けて、器に向かって傾けます。そこから出て
    くる水は何故か尽きることなく、その器を満たします。
鏡 竜 「さて、何をお調べしましょうか?」
 斎  「…『永久機関人形』という名前を知っているだろうか?」
鏡 竜 「ええ(首肯)」
 斎  この前は…そうだな、弦月市で起こったことにしよう(笑)、「2ヶ月前に弦月市で起こった事件はソレの仕業
    らしい。そして現在その人形が、この街に来ていて、ソレの捕獲か破壊を仕事として請け負った。『永久機関人
    形』に関する情報が欲しい。外見や、起動理由が解れば、それも教えて欲しい」
鏡 竜 「解りました」では、情報:魔物で振ってみて下さい。
 斎  (ころころ)10。
G M オーケイです。鏡竜はすっと手を伸ばして、水鏡の水面を軽く弾きます。そこから広がる波紋―――端から見る
    限り斎にはそれ以外何も見えないけど―――をじっと見つめて、口を開きます。
鏡 竜 「『永久機関人形』。この名前が知れ始めたのは、ここ1年ぐらいの間ですね。10歳前後の子供を狙い、その
    心臓を抉り取る殺し方が、2、3ヶ月に一度の割合で起こっています。殺し方はとても鮮やかです。人間の体を
    熟知した者が、狙いを定めて行ったような正確さがあります。他の部分には一切傷をつけず、心臓だけを射抜い
    て抉り出しています。素人ではとても、こんな殺し方は出来ません」
 斎  「人間の体を…(黙考)」1年ってことは、全部で6回ぐらい?
G M ですね。
鏡 竜 「犠牲者の年齢には共通点がありますが、場所はばらばらで一貫性はありません」
 斎  「…初めてその事件が起きた場所が、人形の起動場所だと思うんだが。それを調べることは出来ないか?」
鏡 竜 「では、同じ手口の事件ということで調べてみましょうか」もう一度判定お願いします。
 斎  (ころころ)9。
鏡 竜 「そうですね…以前にも、同じような手口の事件があったようですが…」
 斎  「1年以上前、ということか?」
鏡 竜 「はい。ですが、犠牲者の年齢がばらばらなんです。共通点がはっきりしません。警察も、そのせいで1年以前
    の事件は、連続殺人としての決定付けが出来なかったのではないでしょうか」
G M …そうですねぇ、もう一回振ってもらえます?
 斎  もっと良い目、出ろっ(ころころ)お、出た出た。11。
G M おお。鏡竜が 「もっと深く視てみましょう」と言って、手首まで水に沈めてそこをじっと真剣な目で見つめて、
    そのまま喋りだします。
鏡 竜 「…1年前は…10歳前後の子供。2年前…1件だけ、20代の夫婦が同じ手口で殺されています。更に前…1
    0代から4,50代までと幅広いです。共通点が殆ど見当たりません。(じゃぷ、と手を引いてから)これは私
    の主観的な推測に過ぎないのですが」
 斎  「うん?」
鏡 竜 「共通点の無い殺人事件は…『実験』だったのでは無いでしょうか? 獲物として、最良なものを見つけるため
    の」
 斎  あ〜〜、うん(納得)。「共通点のある事件が1年前からあったに過ぎなくて…もっと前から起動していたかも
    しれない、か」
鏡 竜 「そういう事です」
 斎  ずっと前から起動はしてるわけか…それじゃあ情報は集まらんわな。「外見や、特徴に関しては何か解らないだ
    ろうか?」(ころころ)あ、悪い…それでも10。
鏡 竜 「やってみます。(再び腕を水に)………武器の形状は、鋭い棘。棘をかなりの勢いで撃ち出し、心臓に突き刺
    してそれを抉り取る。そのような武器を持っているのか、腕をそのように改造しているのかは解りませんが。少
    なくとも、人間の体を熟知した者、それに作られた人形。或いは、自らを人形に成した人形師。人形を知ること
    は、人間を知ることとほぼ同じ、だそうです。私もその辺は、専門外ですが」
 斎  ふぅむ…成る程なぁ。じゃあ「ここ2ヶ月の間に、この街に入ってきた人物を知りたい」すぐには解らなくても、
    街一つなら調べられると思う。
鏡 竜 「やってみましょう。少々時間はかかりますが、よろしいですか?」
G M ここでは答えは出せませんので。
 斎  「頼む」携帯の番号は教えてると思うんで「解ったらすぐに連絡が欲しい」
鏡 竜 「心得ました」
 斎  他は、いいかな…(ちょっと時計を見て)昼過ぎてることに気づいて、「…そろそろ帰る」
鏡 竜 「ああ、春姫さんがお腹を空かせてるんですね?」(笑)
 斎  「多分な」



×××



春 姫 その頃、テーブルの上に一個残したコロッケをじ――――――っっと見てる(一同爆笑)。「いっちゃんのだか
    ら我慢…でも食いたい…でも…」
G M いっちゃんのだから残してるんだ!
いろは かわいい!(笑)



×××



鏡 竜 じゃあ、水鏡を最後にぴんっと指で弾いて、「…早めに帰った方が良いですよ? 一生懸命、我慢してるみたい
    ですから」(微笑)
 斎  「…? 解った」
鏡 竜 「(にこにこ)イソラ、お帰りですよ」
 斎  「今度何か、美味い菓子でも買ってくる鏡 竜 「有難うございます」
G M ここでシーン終了します。鏡竜に絆とってもよかですよ?
 斎  ん―――、今は止めとく。もう空き二つしかないし。





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