Middle01 子供とコロッケと野良犬と
G M シーンプレイヤーは春姫、登場難易度は7、ですがいろはは学校なので申し訳ありませんが登場不可です。
いろは 授業に出ていますです。
春 姫 家にまだ居る。
G M 時間は丁度お昼頃。
斎 あ、なら家に戻ってきてるかな? よし、登場判定成功したら戻ってくる、失敗したら戻って来てない。(ころ
ころ)失敗した(笑)。
春 姫 「おなか減った…(べそ)いっちゃんごはん…いっちゃんごはん…」(うわごと)
G M (笑)じゃあ、お腹の空いた春姫はふと思い出しました。このマンションのすぐ近くにある公園に、…美味いコ
ロッケの屋台があるんですよ(にやり)。
春 姫 いっちゃんに渡されたがま口をぱちりと開けて、「…買える…! 腹の足しだああああ!」(笑)
斎 「出かけるときは鍵をかけていけよ」(回想で注意する斎)
春 姫 大丈夫、首から下げてるから。(一同笑)
いろは 鍵っ子だ!
春 姫 こう、たーっとエレベーターの前まで走っていって、たたたたと戻ってきて、かちゃ(鍵をかける)。
G M じゃ、公園に行くね?
春 姫 うん、便所サンダルで(笑)。
G M では公園には、いつも通り屋台が出ています。もう店のおばちゃんとは顔見知りで、「おお、春姫ちゃん」と声
をかけてくれますね。
春 姫 「今日は5個で!」
おばちゃん 「はいよ、5個ねー(さっさっと袋に入れ)はい、熱いから気をつけてね?」
春 姫 貰ったそばから、もりっ。と食べる(一同笑)。
G M 食べてると、公園にいる野良わんこ達が「はっはっはっは」と集まってきて。
春 姫 「お、おのれ…おのれ…!」(必死にかわす)
G M 「ちょうだいちょうだいちょうだい」という目で見てきますが?
春 姫 「あう、あう、あう…(負けかけ)…しょうがない、1個だけお主らにも分けて進ぜよう…(負けた)」
G M わんこたちはありがたくはふはふといただいてますが、そこでふと気づきました。
春 姫 うん?
G M いつもここでコロッケを食べると強請ってくるわんこ達の中に、一番ちびっちゃくて一番食いしん坊な豆柴がい
るのですが…あ、その名前決めてくれる?
春 姫 えっ、豆柴だから多分マメって呼んでる(笑)。
G M じゃあそのマメ、いつもなら真っ先にたーっ!と来るはずの子が、今日は来ません。
春 姫 「…マメがおらぬ…」とりあえず、袋をかしゃかしゃ鳴らしてみる。
G M すると、公園の茂みの向こうから「きゃんきゃん」とマメの声がするね。でも、姿は見せない。
春 姫 「おのれぇ、居るなら来んかーい!」とそっちに向かって走る。
G M 春姫が茂みをばさーん! ずざざざーっ!と飛び出すと、そこに居たマメが「きゃん!」とびっくりして飛び上が
り、その場に居た少年も滅茶苦茶びくぅっ!!となります(一同笑)。マメが春姫の方に来なかったのは、別の餌
にまとわりついてたからだったんですね。そこに居る少年―――君が昨日見かけた尾上刹那くんが、コロッケ袋を
抱え込んだまま途方にくれています(笑)。
春 姫 しょうがない、こっちの袋から一個出してマメにあげる。「ほうらマメ、ほうらマメ」(ひらひら)
マ メ 「!」たーっと走ってきて、はっはっはっは、くれくれくれくれとじゃれついてきます。
春 姫 「食うが良い、食うが良い」
刹 那 マメが自分から離れた瞬間「あ…」て思わず呟きます。
春 姫 「何だ、行くんなら今のうちだよー?」
刹 那 「あ、う…ん…」ちょっともごもごしてます。
春 姫 「何だ如何した、行かんのか。…またそっちに行くぞう?(マメが)」
刹 那 「(はっとして)こ、これはダメだ! これは永久のだからダメだ!」
春 姫 「なら行くといい。マメは永久のだろうがなんだろうが、目の前にある食べ物全部俺のものー!だと思っている
ぞぅ?」
マ メ 春姫から貰ったコロッケをあっという間に食いつくし、また刹那の方にはっはっはっはと向かいます。次はこっ
ちがくれるだろうと踏んだらしいです(笑)。
春 姫 行こうとしたマメの頭を、がっ。と掴む。「マメ、油物は食いすぎると体に良くないぞぅ。死にたいのか、今す
ぐ死にたいのか」
いろは 正義の味方じゃないよ…!(笑)
春 姫 いや、いつまでも元気でいて欲しいという忠告ですよ?「もう食うな、犬に相応しいものを食うといい」
いろは で、自分の分が無くなるから春姫の方のコロッケも打ち止め、と。
春 姫 うん(笑)。片手にコロッケの袋、片手にマメをぶらさげて刹那の方を「どうした少年」という目で見るよ(一
同笑)。
刹 那 コロッケの袋を抱きしめたまま途方に暮れてます。
春 姫 「…潰れるぞ? それ」
刹 那 「えっ? …あっ…!」
G M 袋の中を見て、すっごいしょぼんとしてます(一同笑)。
斎 潰れてたんだ!
春 姫 「(沈痛な表情で)…遅かったか……仕方ない、お主そこで待っておれ!!」(ずびしーと刹那を指差す)
刹 那 「え?」(ぽかーん)
春 姫 マメが潰れたコロッケに群がるといかん為、手に持ったまま屋台まで走って戻る!(笑)
おばちゃん 「おや春姫ちゃん、どうしたんだい?」
春 姫 「もう3個おくれ」
おばちゃん 「あれっ、もう全部食べちゃったのかい?」(笑)
春 姫 「まぁいろいろあるのだよ。今日はこいつが特に食いしん坊だ!」(ぶらーんとぶらさげたマメを見せる)
おばちゃん 「ああ、またそいつかい! 全く、太っても知らないよ!」
G M コロッケはちゃんと3つ包んでくれます。
春 姫 「かたじけない!」お金ちゃんと渡して、ぴゃっと戻る。マメを抱えたまま。
斎 マメもう離してやれよ!(笑)
春 姫 離したらまた行くでしょう!?(一同笑)安全圏に行くまでは、奴は捕獲。
マ メ じたじたじたじた、よこせよこせよこせよこせ。
春 姫 「待っておれというのが解らんのかー!」
マ メ 「わっふわっふわっふわっふ!」(じたじた)
春 姫 「…鼻フックするぞ?」
マ メ 「きゃいん」(一同笑)
G M 刹那はちゃんと元いた場所から動いてないね。途方に暮れたまま。
春 姫 買ってきた袋を渡して「潰れてないぞ? とっかえてやろう」
刹 那 「えっ…ぅ…」
春 姫 「永久に食わせたいのだろう?」
刹 那 「…うん」
春 姫 「じゃあそっち(潰れた方)と、とっかえっことっかえっこ」
刹 那 「………いいのか?」
春 姫 「ん(首肯)。潰れてようが何だろうが、腹に入ればみな同じ! あたしは気にせん!」(笑)
G M 刹那はすっごい迷ってる。本当かな、っていう感じで迷って迷って…恐る恐る、自分の袋を差し出す。
春 姫 「春姫ウソつかない!」(一同笑)それを取って、こっちも渡すよ。
G M 潰れた方はマメの犠牲になるかな? 「よこせよこせよこせよこせ」(笑)
春 姫 「仕方ない、マメ、もう一個だけだぞ」ひらひらと見せてから、ぽーいっ!と離れた場所に向かって投げる。
マ メ はっはっはっはっはっは!(全力疾走)
春 姫 「ふう、行ったか…」
G M 刹那は去っていくマメの背中を、ちょっとだけ寂しそうに見送ってる。で、換えて貰ったコロッケの袋をじっと
見て、「あ…う…」となにやら逡巡してる。
春 姫 「もう潰すなよ?」
刹 那 「っ…潰さないよ!」と言った後、すごいぼそっと小さく「…あ、ありがと」
いろは ツンデレだ…!(笑)
春 姫 「どういたまして!」
刹 那 「……なんでっ。なんでこんなこと、するんだ?」
春 姫 (きょとんとして)「困ってただろ?」
刹 那 「ぅ…お前…困ってるなら、誰でも助けるのかよ」
春 姫 「うん」(即答)
刹 那 (間髪入れず)「ウソだっ!! そんな奴、いるわけない!」
春 姫 「ウソつかない!」必死に自分を指差す(一同笑)。
G M 調子狂うなぁ…!(笑)
刹 那 「いるわけない! …………もし、本当なら」
春 姫 「ん?」
刹 那 「俺が。…俺達が、ほんとにピンチになった時…助けてくれる?」
春 姫 「うん」(やっぱり即答)
G M …即答だよ…(一同笑)
斎 事情も聞かずにこの子は…!(笑)
春 姫 いや、困ってる子供は無条件で助ける対象ですから。疑わない疑わない、バカだもん(笑)。
G M 刹那は、凄く呆然としてる。で、何かを堪えるように俯いてから、「…あの犬! また、ここに来る?」
春 姫 「いっつもいるぞ」
刹 那 「じゃあ、俺も来る。じい様が、許してくれるなら。…ばいばい」
G M そのまま、たーっと駆け去ってしまいます。
春 姫 「ん、ばいばーい。…ぐぅ」(空腹音)
G M まだ腹減ってんのかよ!(笑)
春 姫 残りのコロッケをゆっくり食べながら、おうち帰ります。「いっちゃんにも一個残しとこう」
×××
G M 絆チェックしていいよー。マメに取っても良し。
斎 それより、刹那へのエゴを絆にしたら?
いろは うん、このタイミングだと思う。
春 姫 (ころころ)…ダメでした(笑)。エゴのまんま。
G M はーい次行くよー。
⇒Middle02