(戦闘終了後)
G M マネキン部隊はあっさりと蹴散らされました。あちこちにばらばらりんと残骸が散らばってます。幸い、戦闘を
誰かに見咎められたことはなかったようです。皆が魔物としての力を使ってしまったことで、刹那も永久もちょ
っと呆然としてる感じです。
春 姫 銃しまっとく。しゅるん。
G M 刹那は、さっきまで叫んでいたのが嘘のように、永久の方を見たまま動きません。永久の方はお腹を抱えたまま
蹲って、やっぱり動きません。
いろは 「…事情を説明して貰いたいところですが、体調が優れないようですし。ひとまず人目につかないところに運び
ましょう」
G M 伸ばしたいろはの手を、ぱしんと凄く弱い力ではじきます。凄く怯えて、泣いています。
永 久 「触らないで! …私は、人形だもの…人形なんだから!!」
G M いろは達よりも、自分に言い聞かせるように叫んでいる感じです。そして、今まで気づかなかったけど、永久は
背中にちょっと大き目の荷物を背負っていて、そこから何かを取り出します。長さが50cmぐらいの筒で、先
に鋭い棘がついているそれを、腰だめにしていろはに向けて構えます。
斎 「いろは、避けろ!!」咄嗟に叫ぶ。
いろは 身構える。
春 姫 それ、武器で撃ち落せます?
G M 取りあえず皆さん、知識判定。
春 姫 え〜?(ころころ)…10。
斎 (ころころ)12。
いろは 知識ない。(ころころ)うわしょぼ、9。
G M じゃあ斎は気づく。それは、鏡竜が言っていた、撃ちだす事によって心臓を抉り取る武器だと予想がつきます。
ただし。
斎 うん?
G M それを構える永久の腕は、随分とおぼつきません。震えているし、戦いに関しては素人です。あれで撃ったとし
ても、正確に心臓を撃てるとは思えない。ただの10歳の子供にしか見えません。
一 同 ………。
G M 皆が動けなくなった一瞬、ばさぁん!と近所の塀を飛び越えて何かが出てきます!
斎 (間髪入れず)森?(一同爆笑)
G M 「い・ろ・は・たあああああああんん!!」(怪鳥のポーズで飛び出してくる森一郎)
いろは 違う違う違う違う!!(爆笑)
(あまりの爆笑の為プレイ一時中断)
G M (仕切り直し)えー、ぶわっと大きな影が、いろはと永久の間にずしゃん!と落ちてきます。それは、4本足に
4本手、一見蜘蛛かと思えるような形をした、青白い肌の人影でした。金属か陶器か、そんな風に見える。
春 姫 顔は見えますか?
G M 顔、に当たる部分には、歌舞伎の黒子が被るような黒頭巾ですっぽり包まれています。で、ここが一番注目すべ
きところなんですが、普通の人間と同じくらいの大きさの胴体の真ん中に一本線が入っていて、両開きになるで
あろう形をしています。
いろは (無言でハレンチコートのポーズを取る)
G M 違うから! 違うから!(笑)
斎 いや、それは(後は言葉にならず笑)
(また爆笑の為プレイ中断)
春 姫 ヘンタイ赤マントー。
いろは いや私が思ったのは「メロンパン入れになっておりまーす」だったんだけど(笑)。
G M はい、良いかい?(笑)その、胴体の扉部分に、赤黒いものがこびりついています。まるで、何回も何回も染み
込ませたような、血の色です。その人形は、まるで全員を見渡すようにぐるりと頭を回し―――人間と同じ形を
した腕の一本で、永久の腰をがしっと掴み、そのまま抱えて運び去ろうとします。さあどうする!?
春 姫 「あっ待てコラ!」銃を構えて走り出す!
いろは 至近距離だから、その腕に殴りかかりにいく。
斎 刹那を押さえる。
G M じゃあそこで刹那が、斎の腕を凄い力で振り払います!
斎 うお!?
G M 刹那は全く表情が無くなった状態で、その人形と永久をじっと見て…抑揚のない声で喋り始めます。
「Emergency. Limit-break.」
細い、少年のものとしか見えない右手がゆっくりと持ち上がる。
「Muzzle full Open. Energy,Burnout」
ガキンガキンガキンガキンッ!!
その腕は見る見るうちに組み変わり―――大きさを何倍にも増した、無骨な銃器に変わった。
「Lock-on. ―――――Full fire!!」
一 同 うわ――――っ!!
G M 巨大なガトリングガンに変わったその腕を、ぴたりと人形に向け―――ガガガガガガガッ!!と弾を吐き出しま
す。その狙いは正確に、永久を抱えていた腕を消し飛ばし、永久はどさりと地面に落ちます。
攻撃と同時に、刹那の体に更なる異変が起きる。
ビシビシビシビシッ!
体中に細かい皹が入り、そこから黒いオイルのようなものが滲み出す。
それでも刹那は攻撃を止めず、堪えて堪えて―――カラカラと回りながら腕が弾を吐き出し終えた時、
ふらりとその身を傾がせた。
斎 倒れる前に、刹那を抱きとめる!
G M 気を失っています。
春 姫 「いっちゃん、それは頼んだ!」人形に向かう!
G M 人形はまた、ぱーんっ!とジャンプして逃げ出します。
斎 カマドウマか?(笑)
春 姫 え、便所コオロギ対便所サンダル最終決戦?(笑)「おにょれ待てコラー!」
G M 刹那はまたすぐに目を覚まします。自分が斎に抱きかかえられているのにも気づかずに、「永久! 永久ぁー!」
と必死に永久の方に近づこうとします。
斎 抱きかかえて、永久の方に連れて行く。
春 姫 銃をしまってから、こっちは永久を抱える。
いろは いろはも、永久の傍にいるかな。
G M 刹那はぼろぼろなのにも関わらず、永久に縋りつきます。
刹 那 「やだ! やだぁ、やだぁ! 永久死なないで、死なないで、永久、永久ぁあ!! …永久だけなんだ! 俺に
は永久だけなんだよぉ! 永久がいなくなったら…俺にはもう、なにもない、よぉ…」
G M 涙を流しているわけじゃなく、顔中に入った皹から、オイルを溢れさせています。それでも刹那は、泣いてい
ます。
いろは うん…。
G M さて、倒れて動かない永久の方を調べるんなら知覚チェック。
斎 全員やっていいの?(ころころ)あ、ファンブルった。
G M ノォン!(笑)
春 姫 (ころころ)2ゾロ…!
いろは (ころころ)10。
G M じゃあ、いろはが気がついた。永久は怪我やショックよりも、純粋な腹痛の痛みで気絶したことが解ります。
いろは 「やはり体調が優れないようです」
G M 今すぐ休ませないと、危険な状態です。ついでに、いろはの家―――芦屋荘なら安全なことと、大家である美雪
さんがFPを回復させるアーツを持っていて、怪我や病気に関する造詣も深いことも思い出します。
いろは 「ここで考えていても仕方ありません。ミユキの所へ向かいます」永久を抱え上げます。
G M そうすると刹那が、凄く不安そうに、永久の袖にしがみつきます。
春 姫 「心配するな。お前も一緒に連れてくから」刹那を荷物抱えにする(笑)。
いろは 刹那と永久が離れないように、春姫とぴったりくっついたまま歩き出す。
G M またそこで刹那の意識も無くなるけど、手は離れません。…他にやることある人います?
斎 芦屋荘はすぐ近くだから、辺りの様子と蜘蛛人形が逃げた方向を確認しておきたい。
G M んー、じゃあ知覚で。
斎 (ころころ)あ、今度は目良いや、10。
G M 近所の庭先とかに、人形が歩いたであろう足跡はちょこちょこ見つかりました。少なくとも、永久がいろはに声
をかけた時には既に、ここに潜んでいたみたいです。
斎 あの人形と永久は完全に関係者だと思った方が良いね。
G M でもって蜘蛛は―――…(地図を取り出し、現場から北西…即ちメゾン・ド・フルムーンの方向を指す)如何見
ても、こっち方向に逃げましたね。
斎 了解、解った。
G M もうやることが無いんなら、シーン終了して芦屋荘のシーンに移りますー。
×××
G M 絆チェックする人ー?
春 姫 いろはたんに取る。(ころころ)ごめん失敗した。エゴになっちゃった。
いろは そういえば私、刹那に取ってなかった(笑)。(ころころ)成功ー。
斎 永久に取る。(ころころ)成功。「救済」で。
春 姫 いろはにエゴで「探求」取りました。
いろは 刹那に対して「助ける」を。
G M 了解しましたー。
斎 ここで、春姫といろはの絆を固定化して、AGPをそれぞれ二人にあげていい?
G M ん? いや、出来ますけど良いんですか?
斎 二人の関係は変わりようがないし。
G M じゃあ、その絆を固定化して、AGPを持ってる状態にしてください。使うときにあげていいから。
斎 了解。
⇒Middle06